洋服のセールスマンが、太平洋に浮かぶ島にたどり着いた。
島民は全員裸だった。
ネガティブな思考をするセールスマンが、会社にメールを送った。
「この島はダメですね。みんな裸で誰も服を着てません。帰ります」
ポジティブな思考をするセールスマンが、会社にメールを送った。
「すごいですよ。この島は誰も服を着てません。たくさん売れます。大量に服を送ってください」
これは有名な小話ですね。
同じ世界を見ていても、人それぞれ考えることが違う。
人生を楽しくするのは、その世界の成り立ちではなく、その人の世界の見え方なのだと思う。
世界は自分にとって厳しいものなのか、それとも、心地よいものなのか。
その人の性格が、世界を変えてしまう。
そして、もう一つ重要なのは、自分自身をどう思っているかだ。
「あなたは人に愛されていて、すごく美人だ」
「あなたは人にやさしく強くてかっこいい男性ですね」
他人が自分のことを、こんな風に思ってると考えよう。
ポイントは、相手に好かれようとせず、自然に振る舞うことだ。
ナチュラルな自分を、そう思ってくれる人が必ずいる。もちろん全員じゃないけど。
自信をもって、面の皮を厚くすること。少しくらいの批判を気にしない。
例外はいたとしても、ほとんどの人は、あなたを好きだと思っている。
そして、その中の何人かは、あなたを深く愛している。
そう考えることが、人生を楽しく生きる秘訣だ。
世界は、心の中にある。