外食大手すかいらーくは、今年度の市入社員研修で、新聞を読んで感想を話し合うプログラムをもうけた。情報収集力や社会への関心を高めてもらうのがねらいだ。
研修は4月1日から7日まで千葉県内の旅館で行われ、男女78人が参加。毎朝1時間、読売新聞の朝刊に目を通した後、気になった記事を模造紙に貼り、コメントを書き添えた。
3日の朝刊切り抜きで多かったのは、牛丼大手3社の並盛り価格が上がり、300円台に戻るという記事。コメントは「原材料の高騰と人件費の増加による商品価格の変動は当社にも起こりうる問題」、「すかいらーくも牛肉を多く使うので、ひとごとではない」といった意見がある一方、「ファミレス業界と値段が近づき、競争を図れる」と前向きにとらえる見方も。
新社会人は「新聞は情報が整理され、わかりやすく読みやすい」(梶原大地さん)、「毎日続けて読んで、社会の流れに後れをとらないようにしたい」(寺嶋雄一さん)と話していた。
研修を企画した人材本部の樋口治茂ディレクターは、「視野を広げていくために継続的な新聞購読は効果的。今後も新聞を使った新入社員教育を続けたい」と話している。
読売新聞2015年4月15日付(朝刊)
研修は4月1日から7日まで千葉県内の旅館で行われ、男女78人が参加。毎朝1時間、読売新聞の朝刊に目を通した後、気になった記事を模造紙に貼り、コメントを書き添えた。
3日の朝刊切り抜きで多かったのは、牛丼大手3社の並盛り価格が上がり、300円台に戻るという記事。コメントは「原材料の高騰と人件費の増加による商品価格の変動は当社にも起こりうる問題」、「すかいらーくも牛肉を多く使うので、ひとごとではない」といった意見がある一方、「ファミレス業界と値段が近づき、競争を図れる」と前向きにとらえる見方も。
新社会人は「新聞は情報が整理され、わかりやすく読みやすい」(梶原大地さん)、「毎日続けて読んで、社会の流れに後れをとらないようにしたい」(寺嶋雄一さん)と話していた。
研修を企画した人材本部の樋口治茂ディレクターは、「視野を広げていくために継続的な新聞購読は効果的。今後も新聞を使った新入社員教育を続けたい」と話している。
読売新聞2015年4月15日付(朝刊)