アドバイスNIE

毎日更新! NIE(教育に新聞を)を、日々の学び、生活に生かす!
子供から大人まで、知りたい情報が満載!

NIE 児童生徒の新年度準備(2)

2015年02月28日 | 新年度準備
継続して取り組めることを一つ決めましょう。

1 毎日気に入った記事をスクラップする。
・小学校の入門期では、記事を切るだけでも十分です。場合によっては、写真だけ、見出しだけというのでも認めましょう。子どもにとって難しい記事が続く日もありますので、週に1度、3日に一度等、工夫するのもいいでしょう。ここでの目的は、定期的に新聞から情報を得ようとする習慣を身に付けることです。
・習慣化できれば、スクラップする頻度を増やしたり、記事全体を切り抜かせたり、関連する記事も集めさせたりと深まりを生むことも可能です。
・スクラップに感じたことや要約を書かせることも立派ですが、最初からハードルを上げると長続きしない傾向があります。

2 毎日記事について家族の話題にする。
・ニュース=暗い事件という訳ではありません。ニュースを読み解くおもしろさを味わうために、家族・友人と話し合うことをお勧めします。
・話題になることが見つからない・・・そんな日は、広告やテレビ欄、天気予報など、普段目を向けないものを取り上げるにも一つの方法です。

 まだまだ取り組む方法はいくつもあります。
 NIEの良さを味わうことができるといいですね。 
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NIE 児童生徒の新年度準備(1)

2015年02月27日 | 新年度準備
 どの校種、学年の児童生徒にもぜひ理解して欲しいのが新聞の基礎基本を理解することです。新聞の表記方法は、普段子どもたちが接している物語文や説明文等とは大きく違っています。

1 「はじめに結論」が書かれている
 見出しを読めばその記事で一番言いたいことが分かり、リード文を読めば記事の概要が分かるように書かれています。日頃、大事なことは最後に書かれている文型になれているため、新聞記事も最後まで読まなければと思いがちですが、そんな心配は無用です。

2 記事の大きさでニュースの大きさが分かる
 新聞(朝刊)には毎日200前後の記事が載っているそうです。1面には特に重要な記事が載せられ、各面の記事は見出しの大きさや記事や写真などの分量がニューその大きさを知る目安になります。

3 どの面から読んでもいい、どの記事を読むのも自由
 新聞はジャンルごと分類された記事が各面にわけて書かれています。忙しい時は興味のある記事だけを読むのもいいし、普段は読まない面を読むと新しい発見があるかもしれません。

 新聞の基礎基本は、これ以外にも「5W1H」をはじめ、まだまだあります。「国語辞典」「漢和辞典」の使い方を小学校中学年の国語の授業で時間をかけて教わるように、新聞を活用するためには、新聞の基礎基本を知ることが大切です。
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村上春樹の名言

2015年02月26日 | 新聞に見る名言
小確幸(しょうかっこう)

 「小さいけれども確かな幸福」といった意味らしい村上春樹さんの造語。


 村上春樹(小説家)
 毎日新聞「余録」 2015年2月14日付け(朝刊) 
  
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NIE 教師の新年度準備(4)

2015年02月25日 | 新年度準備
4 指導に生かせそうな情報を収集する。
 新聞協会をはじめ、全国紙、ブロック紙、各地の県紙の様々な新聞社がNIEに関する情報を公開、発信しています。理論的なことから実践方法の紹介まであられる情報は多岐にわたっています。新聞社や各地にあるNIE推進協議会なども講演会や研修会を行っていますので、参加することをお勧めします。NIE研究者の出版物やHP、ブログ等を活用するのも勉強になります。

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NIE 教師の新年度準備(3)

2015年02月24日 | 新年度準備
3 教科指導で取り組みたいことを考える。

・新聞記事を活用したい教材を洗い出し、切り抜きをいつ子どもたちに働きかけるか把握する。
 例えば、小学校中学年の社会科の教材に「交通事故を防ぐ」という教材があります。事故を報じる新聞記事は毎日のようにありますが、子どもたちに指導をする時、授業で扱えそうな記事はなかなか手に入りません。そんな時、あらかじめ「こういう記事を授業に役立てたい」というイメージをもつことができれば、記事を探しておくことができます。どの校種、どの学年、どの教科領域の指導でも「こんな記事が欲しい」と思うものは、時間をかけて探すことをお勧めします。タイムリーさも大切ですが、記事のもつ価値も大切です。

・指導に生かせそうな過去の新聞記事を収集する。
 大きな出来事を報じる記事や地域に関わる記事は、長く授業に生かすことができます。そんな記事を日ごろから意識して収集しておくと授業に役立てることができます。

・指導に生かせそうな今後掲載が予想される新聞記事のメモをする。
 「あの記事、あったら今使えるのに!」という経験は、多くの先生方がされていることと思います。そんなことがないように、欲しい記事をメモしておくと,新聞記事を読む時に意識するようになります。
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