中日新聞 2022年4月14日付(朝刊)
A 「義務教育は小学校からだから入学するまでは読み書きはできなくても大丈夫」と思っている人はそれほどいないと思います。就学前の子どもの周りに文字情報はあふれています。小、中学校に進学以降の子にとってもその子に合った情報だけに接する訳ではありません。無理をする必要はありませんが、あふれる情報の中で自分に生かせるものを入手し、その領域を広げていくことは大切だと思います。新聞は、写真や見出しだけでもかなりのことが分かります。その一方で大人になっても理解できない問題を報じることもあります。教科書のように全てを理解することが大前提の世界ではありません。漢字が読めなくても情報を得たり、考えたり、生かしたりするおもしろさを新聞を通して味わわせていただければと思います。
「具体化・抽象化」(中学3年 光村図書出版)令和3年度版
1 単元の目標
具体と抽象など情報と情報との関係について理解を深めることができる。
2 授業の流れ(例)
1 学習の見通しを持つ。
2 教材文を読み、具体と抽象の程度について理解する。
3 具体と抽象の関係について話し合う。
4 具体と抽象の関係について注意すべき点を考える。
5 学習を振り返る。
3 アドバイス
言葉がもつ勝ちを認識する大切さを意識させましょう。
継続
これと思ったことを突き詰めてやってみるのが大事なのかなと。
続けることが一番難しい。
福留孝介(プロ野球 中日ドラゴンズ選手)
中日スポーツ 2021年12月16日付