それって、ＮＩＥ？

　光村図書　国語４年下の教科書に「友情のかべ新聞」という教材があります。

　題に「新聞」と書かれているため、ＮＩＥの教材に違いないと思うと、「書かれていることのつながりを見つけながら読み、おもしろいと思ったところについて話し合おう」ことを目標にした「読む」教材です。その一方、教材名からはＮＩＥの関連が想像できなくても、教科書の読むと深い関連があるケースも・・・。教材研究が大切ですね。

新聞の地域性を学ぶ

　　　　　北陸中日新聞　２０２５年５月２４日付（朝刊）

　　　　　日刊県民福井　２０２５年５月２４日付（朝刊）

　同じ日の中日新聞の系列の隣り合った県で発行している新聞ですが、１面の扱いが全く違います。ここまで違う日は珍しいものの、それだけに教材として生かすことができます。

捨てる前にもう一度確認を！

　手元に新聞がある人は、連休が終わり廃品回収に出す準備をしている人も多いと思います。たまる一方で処分するのは当然ですが、その前にもう一度目を通してみましょう。一度目に読んだときには気にならなかった記事や授業に生かせる記事に出会えるかもしれません。

取材というエゴ

中日新聞　２０２５年４月１２日付（朝刊）

新年度を前にすべきこと

　ＮＩＥに限らず、子供たちが前年度までにどんな学習をしてきたか把握する事が大切です。学習のまとめに「新聞にまとめよう」と投げかける教師は数多くいますが、新聞と作文、解説書、ポスターなどがどう違うか、そもそも新聞とは何かを教えている教師はあまり見かけません。ご留意ください。