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“キングジョージ”まであと24時間

2006-07-29 00:13:18 | horseracing
これまでに日本からはスピードシンボリ(1969)、シリウスシンボリ(1985)、エアシャカール(2000)の3頭がキングジョージに参戦しているが、ついに日本馬が「キングジョージで勝ち負け」できる可能性が十分にあるという日がやって来ようとしている。

ところでハーツクライの母であるアイリッシュダンスは、デビュー3戦目に福島の500万下で初勝利を収めているし、変則開催のため福島競馬場で行なわれた新潟大賞典で初重賞制覇も果たしており、福島では2戦2勝と縁が深い。ただ、当時の印象としては重賞でよくその名を見かける牝馬といったイメージだったが、引退後にこういう素晴らしい産駒を送ってくれるとは。

アイリッシュダンスが走っていた当時のスタンドもコースもすっかり改装されてしまったけれど、何気なくレースを見ているその福島競馬場からハーツクライのような名馬につながるのだから、普段は福島と世界がつながっているなど考えもしないことだが、競馬に関しては福島と世界の距離はほんの少しだけ近さを感じる。

まあ競馬はそういうものだからそういったものを挙げればきりが無くなるかもしれないが。例えば2002年七夕賞を制した次走でフランスのドラール賞で3着に入り、秋にはJCダートでダートG1を制したイーグルカフェの例もあるし。

話を現在に戻して。ハーツクライのライバルと考えられるのは、ブックメーカーで1・2番手評価をされているハリケーンランとエレクトロキューショニスト。特にハリケーンランの単勝オッズは2倍を切る高評価を受けているが、7月10日付のワールドリーディングホースでの3頭のレーティングはハリケーン125・ハーツ123・エレクトロ123とほとんど差は無く、6頭立ての少頭数で紛れも少なそうなのでここまできたら、この3頭がおそらく上位を占めるだろうが展開や騎手の手綱さばき次第で3頭の順位は入れ替わるに違いない。

予想印はつけづらいが馬券を買えるなら、ハーツの単とハーツ→エレクトロ→ハリケーンの3連単といったところ。

それにしても、ヨーロッパの競馬ファンはどのファクターを重視して予想を立てるのだろう。あちらの競馬新聞には前後3Fやコーナー通過順とか馬体重なんて載って無さそうだし。やはりレーティングや相手関係・距離&コース適性がメインなのだろうか?


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