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あとから知った訃報・・・。

2006年01月26日 | エッセイ・日記・意見
今年亡くなった人をまとめた本を立ち読みした。その中で、「山下毅雄さん(享年75)」「井下靖央さん(享年66)」の死を初めて知り、驚いた。

「山下毅雄さん」といえば、日本テレビ系読売テレビ制作の「ルパン三世」ファースト・シーズン」の音楽を担当している。
「ルパン三世」は、のちに日本テレビが制作したセカンドシーズン以降と比較して、圧倒的に「内容のレベル」が高く、作画のクオリティーも良い。

もちろん、山下さんは「スーパージェッター」「ジャイアントロボ」「ルパン三世」等のアニメだけでなく、数々のドラマの音楽も手がけている。僕の好きなのは日本テレビ系「俺たちは天使だ!」の音楽。あの軽快なリズムを聴くと、こちらまでウキウキして、「生きるエネルギー」が出てくる。他にも、「大岡越前」「プレイガール」等、7000曲以上を作曲している。凄い人だ。

もう一人の「井下靖央さん」は、元TBSのディレクター。TBSの鴨下ディレクターと共に「ふぞろいの林檎たち」等を演出。「鴨下・井下」の二人で「ふぞろい・・・」の演出をやっていたのだ。ファーストシーズンの当時、僕は大学生で、「サザンオールスターズ」の曲を使ったこのドラマが大好きだった。当時のスタッフに訊くと、「サザンオールスターズ」の曲を使う事を強く提案したのは、プロデューサーの片島謙二さん(故人)との事。ドラマ「ふぞろい・・・」と「サザンオールスターズ」の曲は今では切っても切れない素晴らしいアンサンブルとなっている。その片島さんも数年前、若くして亡くなった。

井下さんは、TBSを定年後、「渡る世間は鬼ばかり」の演出をてがけていた。奇をてらった演出ではないが、「安定感」があって、「見やすい」演出だった様に思う。

僕は毎日、新聞を読んでいて、テレビ欄の次に「死亡記事」を読むのだが、この二人の死は知らなかった。面識もないお二人だが、作られた作品に接し、影響を受け、同時代を生きてきた方々が鬼籍に入られるのはとてもショックな事である。合掌。



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