お楽しみはこれからだ❣️

本と映画とテレビと鉄道をこよなく愛するブログ

イギリスのレンタカー会社「ハーツ」から来た8万円の請求書

2023年04月21日 | エッセイ・日記・意見

ある日、レンタカー会社「ハーツ」から突然8万円の請求書が来た。


その数ヶ月前、確かにイギリス旅行に行き、イギリス南部を「ハーツ」のレンタカーを借りて旅した事があった。


その時のレンタカー代は確かインターネット上でクレジットカードを使って決済したはずなのだが。


よくよく請求書の明細を読んでみると、「スピード違反」「駐車禁止」「ロンドン市内進入税」などの項目が見て取れる。


実際、「スピード違反」はしていたと思う。日本でいう「オービス」の様なカメラが高速道路のあちこちに設置されていた。


「駐車禁止」。泊まるホテルに着いたが、駐車場の場所が分からず、フロントまで訊きに行く間、ホテルの裏手に車を止め、5分位車から離れた事があった。


イギリスの首都ロンドンは街の中心部が車で大渋滞。


その混雑を解消する為に出来た税が「ロンドン市内進入税」だ。


この税がある事は知っていたが、「税を払う料金所」の様なものがあると信じ込んでいた。


今回、イギリスの公的機関の代わりに「ハーツ」が違反した全ての料金を請求して来たのだ。


つまり、イギリスには何千何万という無数のカメラが設置され、カメラが映す膨大なデータを解析・処理して、ハーツに請求させる巨大なシステムが存在する事になる。


もちろん、僕は8万円というお金は「ハーツ」に支払ったが、日本との違いを思い、いろいろ考えさせる事があった。


「悪いものは悪い」だから、「違反をした者からは絶対お金を取る」イギリス。国民もその事を「是」としている様だ。


日本の場合、高速道路の「オービス」も録画していない事もある。「駐車違反」の取り締まりも人海戦術だ。もちろん、都心が車で混雑しても「都心進入税」を導入する気配すらない。


これらの事に寛容な国民性とも言えるが、「決して国民を追い詰めないという公的機関の暗黙の了解」もあると思う。


ある種、悪い意味での「以心伝心」である。


全国で統一地方選挙が行われている。僕の知っている人物も立候補した。


僕の気持ちがそう思わせるのか、その人も政治家を目指す事になってから、「顔付きが悪く」なった。


「政治に新しい風を起こしましょう!」


彼のスローガンだ。毎日、Instagramで多数の写真や動画を上げている。講演会も繰り返し開いている。


「新しい風」とは具体的に何の事なのか?それを具体的に説明して欲しい。


「現職」に対抗する選挙の為、その様に言っているのか?彼が何をしたいのか、全く見えて来ない。


そして、選挙カーにより行われるうるさいだけの選挙活動。


実際に、その候補が「市長」や「市議会議員」となった時、何をしてくれるか、ちゃんと説明して欲しい。もちろん、なった暁には実践を伴う事は言うまでも無い。


話が少しそれたが、「イギリスの公平で厳格な車に関しての意識」と「日本の『以心伝心』」、もう一度比較して考え直す時代に来ているのではないだろうか?


自らの確固たる意思を持たず迷走する「岸田政権」の事も真剣に考える時期に来ている様だ。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 鈴原すず、可愛い❣️ | トップ | セーラー服姿の鈴原すず❣️ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿