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「Google Earth」とは?

2006年07月29日 | インターネット
Google Earthは、Google社が無料で配布しているバーチャル地球儀ソフトである。2005年6月28日から頒布が開始された。

世界中の衛星写真を、まるで地球儀を回しているかのように閲覧することができる。同様のソフトで、先行していたアメリカ航空宇宙局のNASA World Windとほぼ同様の動作をするが、こちらの方は比較的低スペックのPCでも動作する。当初は、Windows 2000とWindows XPのみで動作したが、2006年1月10日にMac OS Xに対応したバージョンが公開された。日本語版は存在しないが、地名やフォルダの登録などには日本語文字を使用することができる。

特徴
比較的低スペックなPCでも動作する。
地域によるが、たいていの山がポリゴンになっており、画面を傾けると立体的な表示となる。
カーソル地点の標高がすぐに表示される。
ごく限られた地域、主に北米の大都市では、ビルディングを3D表示とすることができる。

概要
Google Earthは、地域により異なるが、基本的には地球全域はEarthsat社の衛星写真を用いている。北米の一部では、パブリック・ドメインな衛星写真(例:NIMA (National Imagery and Mapping Agency)、ニュージャージー州など)を用い、その他の領域においては衛星写真販売各社(Digitalglobe、Blueskyなど)の衛星写真を用いている。また、ごく一部の地域ではチャーター機による航空写真を用いている。

先行してベータ版として公開されていたGoogle Maps自体は、Keyhole社を買収して開始されたサービスである。このため、Google Earthから直接アクセスできるGoogle Earth BBSも、Keyhole.comドメインとなっている。 当初はGoogle Mapsと同じだった地点の画像も、Google Earthでは細かく見えるよう、画像が差し替えられている部分がある。

また、2005年にニューオリンズ近辺で発生したハリケーン・カトリーナ被害のため、該当地域を閲覧するためのサーバが特別に用意され、起動時にどのサーバを閲覧するかを選択できるようになっている。

地球全土の解像度や色彩は、一様ではない。画像が撮影された時期もまちまちで、概ね2~3年前のものである。

標準的な解像度は15mであるが、大都市や興味深い施設などでは、解像度1mの高解像度画像が使われている。この解像度では、航空機の機種もおおまかに判別できる。また、極めて限られた地域では、解像度60cm、30cm、15cmの画像が使われており(例:マサチューセッツ州ケンブリッジ "Cambridge, Ma.")、この場合は車の車種や、木々が落とす枝の影さえ判別できるほどである。ただし、アメリカの治安機密に触れる場所については、モザイクがかけられている(例:副大統領公邸)。

アメリカでは、Google Earthと連携したカーナビがフォルクスワーゲンより2006年2月に発表された。

日本近辺では、当初東京・横浜近辺が高解像度であった。また、台湾・台北、北朝鮮・寧辺核施設近辺も高解像度であった。2005年8月16日に、世界的に高解像度地域が増え、日本近辺では大阪、名古屋、札幌、神戸、広島などが、また台湾の各都市、韓国のソウルその他の都市、北朝鮮の平壌、中国の上海が高解像度となった。更に世界の主要都市や核施設なども見ることが可能である。また、カトリーナやパキスタン地震の被害状況の衛星写真も確認することが出来る。

操作と表示
基本的なインターフェースは、マウスのドラッグで移動し、画面下のコンソールパネルで拡大縮小、回転、ティルト(傾き)を調整するが、ダブルクリックや右ボタンドラッグ、ホイール操作にも動作が割り付けられており、慣れればマウスだけでもかなりの操作が可能となる。Altキーを押しながらの操作は、たいていの場合「緩やかに」という指定になる。

基本的には、画像データはPC上に置かず、すべてインターネット経由でGoogle社のサーバから転送する。このため、回線速度が遅いユーザーは、高解像度領域を表示した時に特に表示が遅くなってしまう。転送された画像データは、メモリとハードディスクにそれぞれキャッシュするようになっている。

なお、描画エンジンにはOpenGLとDirectXを選択することができる。

また、この他にも多彩なオプションが用意されており、カスタマイズができる。国境線(北米などでは州境)を線で表示できるほか、多様なオプション表示(ホテルなどの商業施設、空港などの公共交通施設など)が選択可能である。

また、標準での標高・視点距離表示はマイル・フィートが使われているが、オプション画面でメートル法にすることができる。

3DCADベンダーとして有名なBentley Systems(USA)の主力製品である3次元CAD:MicroStationによりGoogle Earthへ3D Modelをexportできるようになった。 また、それらのModelにword,excel,pdfなどのファイルやModelに関するCADデータなどのリンクを設定し、Google Earth上で情報共有できるようだ。


話題になっているので、調べてみたが、「分からない用語」が飛び交い、やはり、日本版が出てから、実際に試してみなければ・・・と思った。


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