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遊川 和彦・・・テレビを「作ってきた尊敬する先輩達」

2007年10月26日 | テレビ
遊川 和彦(ゆかわ かずひこ、1955年10月24日 -)は、日本のテレビドラマの脚本家である。

プロフィール
1955年10月24日、東京都生まれ、広島県育ち。
修道高等学校在学中、文化祭で脚本を書いた喜びがこの仕事を始めた契機。広島大学政経学部を卒業後、テレビ制作会社ディレクターを経て1987年に脚本家としてデビュー。主にTBSを中心として、数多くの人気ドラマ作品を手がけた。また、ドラマのノベライズ本も多数出版している。
2003年、TBSスペシャルドラマ『さとうきび畑の唄』の脚本を担当し、同作品が文化庁芸術祭大賞(テレビ部門)を受賞する。
2005年、『涙そうそうプロジェクト「広島 昭和20年8月6日」』(2005年8月29日、TBS)が2006年日本民間放送連盟・民放連賞・番組部門・最優秀作品に選ばれた。
同年、日本テレビの連続ドラマ『女王の教室』を手がける。近年のオリジナル脚本の弱さを憂い、舐めてる視聴者の横っ面を引っぱたくつもりで大きな賭けに出る。鬼教師が児童を徹底的に管理するといった番組内容が大きな反響を呼び、初回から日本テレビに抗議の電話が殺到した。番組ホームページの掲示板は賛否両論、議論が沸騰。自身も初めて視聴者に放送をやめろと言われたが、プロデューサーと覚悟を決めて曲げずに信念を貫いた。
近年は、田村正和が主演を務めるドラマの脚本を多数手がけている。
2006年4月5日、『女王の教室』の脚本が評価され、「第24回向田邦子賞」を受賞した。

主な脚本作品

連続テレビドラマ
『おヨビでない奴!』(1987年、TBS)
『金太十番勝負!』(1988年、フジテレビ)
『ママハハ・ブギ』(1989年、TBS)
『予備校ブギ』(1990年、TBS)
『学校へ行こう!』(1991年、フジテレビ)
『ADブギ』(1991年、TBS)
『十年愛』(1992年、TBS)
『もしも願いが叶うなら』(1994年、TBS)
『禁断の果実』(1994年、日本テレビ)
『人生は上々だ』(1995年、TBS)
『真昼の月』(1996年、TBS)
『智子と知子』(1997年、TBS)
『GTO』(1998年、フジテレビ)
『魔女の条件』(1999年、TBS)
『オヤジぃ。』(2000年、TBS)
『お前の諭吉が泣いている』(2001年、テレビ朝日)
『恋がしたい恋がしたい恋がしたい』(2001年、TBS)
『おとうさん』(2002年、TBS)
『幸福の王子』(2003年、日本テレビ)
『夫婦。』(2004年、TBS)
『女王の教室』(2005年、日本テレビ)
『誰よりもママを愛す』(2006年、TBS)
『演歌の女王』(2007年、日本テレビ)

単発テレビドラマ
『家庭の問題』(1987年3月15日、TBS)
『百年の物語・第三話』(2000年8月30日、TBS)
『さとうきび畑の唄』(2003年9月28日、TBS)
『涙そうそうプロジェクト「広島 昭和20年8月6日」』(2005年8月29日、TBS)

映画
『喜多郎の十五少女漂流記』(1992年)※原作担当
『恋は舞い降りた。』(1997年)※原案担当
『ekiden[駅伝]』(2000年)


『予備校ブギ』を観ていて、この人と仕事をしたいと痛烈に思っていた。それが実現した。僕に「運」はあったのだ。『さとうきび畑の唄』『女王の教室』も素晴らしい。

これは全く僕の推測だが、『オヤジぃ。』は木下恵介の映画『破れ太鼓』を、『女王の教室』は映画『コーチ・カーター』を、参考にしているのではないかと思うのだが・・・それにしても素晴らしい脚本家だ。

破れ太鼓

松竹ホームビデオ

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内容(「DVD NAVIGATOR」データベースより)
日本映画全盛時代を支えた名匠・木下惠介監督が、時代劇史上最大のスター“阪妻”こと阪東妻三郎の主演で描いた戦後喜劇の傑作。津田家の当主で土建屋の軍平は、傲慢な性格ゆえ家族と理解し合えない。ある日、ついに家族全員が家出してしまい…。

内容(「Oricon」データベースより)
時代劇の大スター阪東妻三郎が初の現代劇で典型的頑固親父を演じたこの作品。家庭内のドタバタな出来事をユーモアたっぷりに描いた作品。
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内容紹介
《放送日》 2000年10月~12月(連続ドラマ)
《脚本》 遊川和彦
《出演》 田村正和 広末涼子 水野美紀 岡田准一 及川光博 石田ゆり子 黒木瞳
《最高視聴率》 28%

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田村正和の十八番となった感さえある、頑固オヤジとその家族が巻き起こす、愛と笑いと涙のドラマシリーズ。なにかにつけて怒鳴り散らす、曲がったことが大嫌いな開業医の完一(田村)は従順な妻(黒木瞳)、小学校教師の長女(水野美紀)、短大生の次女(広末涼子)、浪人中の長男(岡田准一)の5人家族。ある日、それまで真面目な優等生だと思っていた長女が突如として「妊娠している」と告白。次女はエリート会社員(及川光博)と「結婚する」と宣言し、長男の志望大学合格はほぼ不可能と判断されてしまう…。
このほか、完一行きつけのクラブのシングルマザーのホステスに石田ゆり子、ガングロ女子高生に矢沢心、妻のかつての恋人に山口祐一郎と、いかにも安全パイなキャスティングで日々の騒動を描いているが、結局は正和の説教の正論性と家族のきずなに、心地よい涙を流してしまうのが悔しい。花*花の歌う主題歌「さよなら大好きな人」がドラマの内容とマッチしていて、物語を盛り上げる。(斉藤守彦)

内容(「DVD NAVIGATOR」データベースより)
2000年秋の連続ドラマでトップを争う高視聴率をマークした『オヤジぃ。』の6枚組BOXセット。初回限定。


内容(「Oricon」データベースより)
“ガンコオヤジ”が自分の家族のため、子供達のために、社会のために奮闘する姿を描いた、田村正和主演で贈るホームドラマ。初回限定6枚組BOXで発売。
コーチ・カーター スペシャル・コレクターズ・エディション

パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン

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大学進学率が最低で、卒業後は犯罪者の道を歩むものも多いという落ちこぼれリッチモンド高校のバスケットボール・チーム“オイラーズ”に、同校のOBカーター(サミュエル・L・ジャクソン)がコーチとして赴任してきた。彼は厳しい指導とともに学業や生活態度も重視。はじめ反発していた生徒たちも徐々に彼の教えに従うようになり、チームはめざましい活躍を見せるようになるが……。実話を基にしたヒューマン・スポーツ映画。スポーツのみならず、学業をおろそかにしたら試合に出さないという主人公コーチの信念が、生徒よりもむしろ大人たちから反発を食らうあたりがリアルで面白い。生徒たちひとりひとりにも焦点が当てられ、青春ものとしてもきちんとできている。アメリカ映画ならではの水準作。監督は『セイブ・ザ・ラストダンス』などのトーマス・カーター。(増當竜也)

内容(「DVD NAVIGATOR」データベースより)
ひとりのコーチがバスケットを通じて生徒たちに夢と希望を与えていく、サミュエル・L・ジャクソン主演による青春ドラマ。卒業後に犯罪者の道を歩む者も少なくないリッチモンド高校のバスケットチームに、ケン・カーターがコーチとしてやって来る。
女王の教室 DVD-BOX

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内容紹介
彼女は暴君?それとも病める学校を救う平成のジャンヌ・ダルク??

さまざまな波紋を呼んだ話題のドラマをDVD化。天海祐希が演じる“連続ドラマ史上最悪の女教師”と、教師に敢然と立ち向かう24人の生徒たち……。日本テレビ系にて'05年7月~9月放送。

<解説>
 彼女はただの暴君なのか、それとも“病める学校”を救う平成のジャンヌ・ダルクなのか?──日本テレビ系で'05年7月から9月にかけて放送された『女王の教室』(土曜夜9時~)は、前代未聞の異色教師、それも“連続ドラマ史上最悪の主人公女教師”を天海祐希が演じ、さまざまな波紋を投げかけた話題のドラマです。この『女王の教室』全11話がDVDで登場!
 学級崩壊、校内暴力などの問題で学校の危機が囁かれる昨今、天海祐希扮する阿久津真矢は、成績で生徒を差別し、教え子たちの秘密を握り、親まで手なずけ……と冷酷な鬼教師ぶりを発揮。そんな教師像に対して、視聴者から賛否両論、さまざまな意見が寄せられ、大きな関心を呼ぶドラマとなりました。しかし、この物語のテーマは「子供の成長」。逆境に立ち向かい、クラスが一つにまとまり、生徒たちは次第に自信とたくましさを身につけるようになっていきます。そんな前向きな展開と歩調を合わせるように、終盤に向かって視聴率も上昇の一途。最終回ではついに25%を超える人気を獲得しました。
 天海にとっては、新たな“当たり役”誕生! 鬼教師に敢然と立ち向かう24人の生徒たちの奮闘ぶりとも併せ、見どころの多いドラマです。

<ストーリー>
 6年生になった和美(志田未来)は始業式の朝、新しいクラスと小学校生活最後の1年間への期待に胸を膨らませていた。しかし、担任になったのは、「彼女が担任になったら地獄の1年間を送ることになる」と生徒たちの間で噂される阿久津真矢(天海祐希)だった。ガックリする和美や生徒たち。そんな中、教壇に立った真矢はいきなりテストを始める。さらにテストの成績により、上位2名には特権を与え、最下位2名にはクラス内すべての雑用を担当させると宣言する。それは悪夢のような1年の幕開けだった……。

<特典>
■Vol.1のみ映像特典を収録
 ○30秒TVスポット×15タイプ

■特典Disc内容(DVD-BOXのみ)
 ○アーンド日テレ・プレゼントスポット集
 ○エンディング 天海祐希フルダンスバージョン
 ○未公開CUT映像集
 ○オーディション・リハーサル・カメラテスト
 ○劇中お笑い番組「エンタの悪魔」
  「ザ・情報ツウ」取材VTR
 ○全キャスト紹介

<STAFF>
脚本:遊川和彦(NTV『平成夫婦茶碗』、『幸福の王子』)
音楽:池頼広
主題歌:「EXIT」 EXILE(リズムゾーン)
演出:大塚(塚=旧字で)塚恭司・岩本仁志・渡部智明
制作協力:日活撮影所
製作・著作:日本テレビ

<CAST>
天海祐希、羽田美智子、原沙知絵、尾美としのり、夏帆、志田未来、泉谷しげる、内藤剛志、他

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教室に君臨する冷酷かつ独裁的な鬼教師に戦いを挑む子供たちの慄きと成長を描いた異色の学園ドラマ。期待に胸膨らませて6年生に進級した神田和美(志田未来)はクラス替えで6年3組になった。担任は2年間現場から離れていたという新任の阿久津真矢(天海祐希)らしいが、真矢の姿は始業式にない。ついに教室に現れた真矢は名簿の名前を読み上げることもなく、いきなり全員にテストを強いる。そのテストで実力を発揮できずに最下位になってしまった和美は、代表委員とは名ばかりのありとあらゆる雑用係をやらされることに。これが6年3組24名にとっての、小学校生活最後の地獄のような1年間の始まりだった。
社会的敗者は差別と不公平に苦しみ、逆に勝者はいろいろな特権を得て豊かな人生を送ることが出来る、といった真っ当極まりない現実社会の不公平、厳しさを説く阿久津真矢の発言は随所に的を射ており、その言葉の一つ一つには奇妙なほどの説得力がある。そんな痛いほどの正論を吐く真矢の強烈な存在感こそが、このドラマを支配する独特のトーンそのものだ。黒づくめの衣裳に身を包み、生徒たちを成績で差別し、従わないものには体罰を与える、社会の不合理そのもののような教師像を怪演する天海祐希が圧巻。その完全無欠ぶりに最初はケレンも感じるが、子供たちの前に大いなる壁として立ちはだかる真矢そのものが生きていくことの示唆のようにも次第に思えてきて、独特の感慨を与えてくれる。エンディングロールも一工夫あって面白い。好き嫌いを超えて圧倒させられるドラマである。(麻生結一)




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