岡本喜八監督が亡くなった。僕は、「独立愚連隊」や「大誘拐」が好きで、「西部劇」の様なドライなものを撮る監督というイメージがある。画面から受けるパワーがとても強い映画を撮る監督だった。監督という職種は、パワーがいるのである。黒澤明も亡くなる直前(88歳)まで、ステーキを食べていたという。市川昆監督は一日中、タバコを吸っている。タバコをくわえる為に、歯を一本抜いた話は有名だ。80代だと思うが、元気だ。「砂の器」を撮った野村芳太郎監督も結構な年齢だと思うが、亡くなったという話は聞かない。「鬼畜」「張込み」などの名作を数多く撮っているのだから、もっと、撮って欲しいと思う。「男はつらいよ」シリーズの山田洋次監督も70歳だが、まだまだ若いというイメージが僕にはある。
何かを作ろうと、集団を引っ張る役割の人物は「生きる力」も強いに違いない。



何かを作ろうと、集団を引っ張る役割の人物は「生きる力」も強いに違いない。




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