お楽しみはこれからだ❣️

本と映画とテレビと鉄道をこよなく愛するブログ

鯨の竜田揚げ

2005年10月11日 | 料理・飲み物・食べ物
「鯨の竜田揚げ」「カレーシチュー」「揚げパン」「ピーナッツマーガリン」「Q.B.B.チーズ」「瓶入り牛乳」と言えば、僕らの時代の給食。
「カレーシチュー」と「揚げパン」の日が楽しみだった。主食は必ずパン。「ご飯」が出た記憶が無い。昭和40年代初頭から末くらいの時代の話である。
「スプーン」は先が割れた「先割れスプーン」。

そういえば、「イチゴ」をミルクに浸して食べる時、「イチゴ」に当たるスプーンの凸部分がへこんで、イチゴのブツブツの模様がついているスプーンだった。今はそんなスプーンは無いだろう。

学研の「科学」と「学習」も、小学校の構内に毎月売りに来ていた。僕の家はそんなに金持ちだった訳では無いのに、「科学」も「学習」も買って貰っていた。「学習」の「読み切り特集号」も大好きだった。でも、やはり、「科学」「学習」と言えば、「付録」である。「豆腐を作ったり、「アリの巣を作ったり」した。
今は、小学校の中では、「科学」と「学習」の販売はしていない。
公立小学校であれば、それも当然の事だと思う。買えない子もいるだろうし、「学研」だけが小学校の「構内」で販売を許されているというのもおかしいと言えばおかしい。

この文章を書くきっかけは「鯨」である。当時は「鯨の肉」は安く、だから、「小学校の給食」に使われたのだろう。
今、「鯨」を食べようと思っても、調査用で捕獲した「鯨」の肉を「鯨専門店」で、高いお金を払って食べるしかない。
「給食」では出なかったが、「松茸」も昔はたくさん取れ、庶民の食べ物だった。それがいつの間にか・・・。

ということは、今「安く食べられている食べ物」が10年後、20年後、デパートの地下で「飾り箱」に入れられて陳列されているのかもしれない。「秋刀魚」とか「卵」とか「牛乳」とか・・・それは今は想像も出来ないものなのだろうなあ~。
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ドラマの放送が待ちきれなくて、原作を読み、号泣してしまいました。僕の心を癒してくれた本です。

2005年10月11日 | 本・雑誌・漫画
新版 六千人の命のビザ

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