米アップルの携帯電話「iPhone(アイフォーン)」の新型モデル「アイフォーン・3G」の日本発売が7月11日に決まった。日本では提携先のソフトバンクモバイルが販売し、価格は未定だが、記憶容量8ギガバイトのモデルで199ドル(約2万1000円)とした米国に準じた水準になる見込み。5万円前後が中心の日本の最新機種に比べ、値ごろ感が魅力だ。
「思い切った値段。日本でもかなり売れるのでは」。8ギガ型の米国での価格が従来機種の半額と聞き、業界関係者はこう漏らした。
日本に初上陸するアイフォーンは、高速通信が可能な第3世代(3G)と呼ばれる通信方式に対応した新機種だ。デジタル音楽プレーヤー「iPod(アイポッド)」、指で触れて操作するタッチパネルなど従来の機能に加え、位置情報が分かる全地球測位システム(GPS)を搭載し、インターネットの閲覧もより滑らかにできるようになった。
ただし、アイフォーンを迎え撃つNTTドコモとKDDIは比較的冷静に受け止めている。日本は、世界で最先端の高機能携帯が普及する独自の市場で、アイフォーンの競争力に課題も残るからだ。
アイフォーンには、日本では一般的なワンセグや「おサイフケータイ」がついていない。タッチパネルでメールを打つには、慣れるまで時間がかかる。「日本独特の要求に応えておらず、消費者が雪崩を打つとは考えにくい」(KDDI幹部)との見方もある。
とはいえ、「ブランドや流行に敏感な女性や、音楽好きの若者の支持を集めそう」(関係者)との声は多い。日本で携帯電話のヒットの目安とされる100万台を超えられるのか。アップルのブランド力と、ソフトバンクの戦略が試される。【前川雅俊】
(毎日新聞より引用)
僕は先日SO906を購入したが、SH906にしなかったのは、画面のタッチパネルに抵抗感があったからだ。電話とメールとワンセグがついていて、電話帳にたくさん登録できる・・・そして、デザインがカッコいい。それがSO906を選択した理由。iPhoneは売れるのだろうか?






