思考の踏み込み

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ねこ4

2014-03-07 00:56:33 | 
ネコ派とイヌ派の差異についてふれてきたが、ここからはひたすらにネコの魅力について見て行こう。

まずネコというかネコ科の動物たちの不思議さである。

百獣の王といえばライオン。
紛れもないネコ科である。



そして密林の王者トラ。
猫科最大の体格で、個としての戦闘能力はライオンにも引けをとるまい。



あるいは地上最速の生物、チーター。
その最高時速は100kmを超えることさえあるという。



イエネコの次に世界中で広範囲に分布しているのがヒョウ。アフリカの危険な動物ビッグ5なるものに入るらしい。
(ライオン、ゾウ、サイ、ヒョウ、バッファロー)



または古代の中央アメリカで "雨の神" と呼ばれ、アマゾンの王者として君臨するジャガー。猫科としては珍しく泳ぎが得意。



高さ4m、幅にして12mほど跳躍するといわれ異様に瞬発力の優れたピューマ。



そして幻の生物、ユキヒョウ。食肉目としてはもっとも高地に暮らす。
なぜか大型の猫科の特徴である「咆哮」ができないのだという。




これほどに、世界中で広範囲 (オーストラリア、ニュージーランド、南極大陸を除くほぼ全ての地域) に分布、繁殖し、しかも各種ごとに個性が強く、その能力の差異が多様でしかも他を圧する内容であるということは、ちょっと他の生物で思い浮かばない。

ましてどの種もそのエリアでの捕食の頂点に立っているのである。
人間がいなかったら地球は猫科が支配していたのではないかとさえ思ってしまう。