思考の踏み込み

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過去帳其の一 11

2014-06-30 00:33:32 | 日記
以上の意味で女性が本当に美しくなるのは30前後からである。(なぜなら性器の成長が完成するのは27歳頃であるから。)
世の女性達は30を越す事をはかなむが、何も悲しむことはない。本当はそこからこそ、女性である事を謳歌すべきである。

そして出産を上手く "経過" させた女性はより美しさを増す。年齢や出産による女性の老化は最大の迷信である。
上手な経過、とは主として産後の骨盤の開閉が正しく導かれることを指す。



(なお、誤解の無い様に言っておかねばならないが、以上の事は私の主観的な女性論ではなく、身体の構造に適った、女性にとって一番ムリのない在り方を述べたものである。それは普遍性を持つ内容であるといえるが、だからといってけしてそうあらなければならないとかいったものでもない。
皆、好きな生き方をすればいいと思う。
けれどもどうせなら構造に適った生き方の方が幸せにはなりやすいだろうというだけの話である。

そしてその為にはパートナーである男性がこうした女性の身体構造を理解し支えてあげるという環境も、女性が女性らしく、かつ美しくある為には必要なことであろう。)



… …。

………また、ずいぶんと脱線してしまった。
D先生に教わった言葉を軽く載せて補足を終わるつもりだったが、女性論を展開してしまった。

しかし思考が勝手に踏み込みを進めていったので止むを得ない。

まあ一応今回の主題の種は失恋話だったから、女性論に至ってもまるっきりの脱線でもないかと自己弁明している。



さて ー 、
高い同調率を生む関係は他にもある。

親友や堅い絆で結ばれた師弟。

あるいは敵対関係にあってさえ、互いを認め合えば掛け替えのない存在となりうる。

それぞれのケースで別離とはなんとも悲しいことであるが、それだけの価値ある出会いをこの短い人生の中で、広い世界の中で果たし得たという証でもあり、悲しみの裏には喜ぶべきものがあったはずである。

普通、そういう出会いと生涯無縁で過ごす者も少なくはないからだ。
苦楽は一つであり、喜びも悲しみもまた幾歳月たり ー 。


それにしても人間の、または生命の ー 大本が "エネルギー" の様なものであるとするならば、果たしてそのエネルギーの正体はいったい何なのだろうか?



神が命に与えた原理か、宇宙そのものの意思なのか。

ここから先へ踏み込もうとしても、それ以上は "思考" の及びにくい範囲ではある。

だから考えることなど無駄だ。

ー と言ってしまっては身も蓋もない。
いずれにせよこれは限りなく「真理」に近いところに迫った問題ではないかと思う。


過去帳其の一 10

2014-06-29 05:00:16 | 日記
結果的に女性は昔より遥かに社会に出やすくなった。それでいいではないか、と思われるだろうか?

だがその代償として生じたモノは育児放棄や幼児虐待、少年犯罪、無気力な子供たち、家庭の崩壊。
こうした問題を根本的に解決しようと考えるとやはり女性に母性の復権を真剣に考え直して頂く必要があると私は思う。

女性解放運動の先駆け。平塚らいてう。


結局それが女性自身にとっても一番幸せに生きる道につながっている。
その上で女性が自由に働ける様な整備を社会はしなければならない。

女性の為ではない。
全ては子供たちの為である。
たがそられは女性の為に結局なるものでもある。

子供たちが明るく幸せに暮らせない社会など、どんなに先進性を持っていようと良い社会とは呼べまい。

男の都合の良い在り方でもって、女性はこうあるべきだ、と押し付けられた愚かな時代があまりにも長く続いた。

だからといってその悪習への反発心から、女性自身が女性であることから逃げる必要はない。

男の為ではなく、女性が女性の為に ー 本当に女らしいこととは何か、を見つめ直すべき時代にようやく入り始めた。

一部で利用された側面があるとはいえ、ここまで来るのに社会運動を起こし、闘い続けた女性達には敬意を表する。
またそういう段階に到達し始めた事を全ての女性の為に言祝ぎたい。

そしてその本当の女らしさは、ここで述べてきた "力の処理" の研究からこそ導き出されるだろう。

それは結局、"母性" というものに辿り着くものでもある。
何よりも母性の豊かな女性は美しい。

これはけして私の個人的な趣味嗜好ではない。
真美を求めていけば誰もが最後は辿り着く場所のことである。



それは「モナリザ」という、母性を余すことなく表現しきった名画が世界で評価され、美女の代名詞として共感されていることからも分かることである。

過去帳其の一 9

2014-06-28 01:19:28 | 日記
そして男女の別れの辛さはここにも理由がある。つまり同調し、自らの身体と変わらない存在が消えるのである。

"胸にポッカリ穴があいたような ー "
などとよくいうが、実際身体の一部が切断されたことと質として変わらない。
それは深く愛し合い、高い同調率にある者同士であればあるほどに引き離される事に "傷み" を強く感じる。

そうなるとなにも恋人夫婦ばかりであるまい。
家族、親子。


特に母子。同調率においてこの関係性ほど強いモノはない。女性は本来この力が強いのだが、頭でモノを考えすぎる近代女性はその力が鈍くなりがちでもある。

頭に気が集まり過ぎるということは、構造的には男性的な現象であるからだ。

男と同じ教育をして、同じ体育の運動をさせ、同じ仕事をこなさせる。
根本的に身体の構造が決定的に異なるこの両者を、男の側に引き寄せて扱い、それでもって男女平等とは片腹痛い。

本当に女性の社会進出や地位の向上を謳うのであれば、もっと生理や出産への理解がなければならないし、なにより女性から母性を奪うような過酷な運動も労働もさせるべきでない。

だが事実はもっと複雑である。
近代の女性の解放運動を支援し、法の整備を推進させ社会へと送り込んだのは女性達ではない。

女性を家庭から切り離し、労働人口として数え、搾取の対象を増やすことを目論む者達の仕業であるといわれる。



巧妙なことはこの "女性解放運動" という美名の下に教育の崩壊も組み込まれていることであろう。

それは母親不在の家庭、つまり子供から親の愛を奪う狙いである。


過去帳其の一 8

2014-06-27 00:12:52 | 日記
ここで少し補足を挟んでみよう。


この過去帳を記した後に聞いた話だが、D先生によれば結婚とは女性が男性の身体に "同調" することだという。



夫婦が似てくる理由や、夫が先に死ぬと女は元気だが、逆の場合だと男が弱ることもこのことから理解できる。

女性が男の趣味思考に合わせやすいことも、男の方が女性との別れを引きずりがちな事もこの同調の仕組みにある。

女性が男性から離れることはある種同調からの解放であり、自己への回帰であるが、男性の場合は喪失であるからだ。
D先生はしかしこれは女性はなかなか認めたがらないことです、と言う。
男性への隷属というイメージが強いのだろう。

だがそれは性のシステムにおける原理である以上、それを認めずに無理して闘おうとする現代女性には余分な苦労が多い。



何よりも、下世話な話だが女性の性器は男性のそれに合わせられる構造になっているという事実がその証明である。

(このことを知らない男どもはそのサイズのことにばかり関心があるが、実際はたいして意味はない。
それよりもテクニックを磨くべきで、それも形ではなく呼吸や強弱や間の問題なのだが、そんなことまでここで記すつもりはない。
だがこれはけして尾籠な話ではなく重要な課題である。性エネルギーがいかに巨大で強いエネルギーかを考えれば、その上手な処理の手段はもっと皆が考える必要が本当はあるのであるが、内容の性質上、語られにくいものなので止むを得ない部分でもある。)




過去帳其の一 7

2014-06-26 00:41:13 | 日記
それほどにこの "力" は自由奔放に動き
回る。
だが彼らにとって自由奔放である事はごく当たり前なことなのだろう。



物質世界とは行動を制限された不自由な場所である。
どんなに身体を柔らかくしても膝は可動域を超えて曲がらないし、どれだけ握力があっても手の大きさを超える様な掴めないものは持てない。

もし物質世界さえ彼らの欲求によって造られたと考えるなら、それ以前の世界で自在に動き回っていた彼らが我々の中で暴れまわることも自然なことといえよう。

だが本当は "彼ら" といってもそれは "我々" と一つのモノでもあり、本来そこには乖離などはない。
乖離を生むモノは何か ー そこにエネルギーの処理の答えもある。


ところでこの世の中には様々な種類の "苦" があるが、どんなものでもだいたい対策がうてるものである。

貧も病も老いも差別も、挫折も不運も失敗も、大抵はその原因を見出して変えていく余地があるモノだが、死を含む別離ばかりはどうしようもないことのように思う。

それはひたすらに耐えるしかない。

処理の方法はそれしかない。
つまり天が与えた "忘却" という恩恵に寄り添い、永い時と向き合う以外にない。

忘却の泉レーテの水を飲むダンテ。


こういうときはできれば騒がずうろたえず、静かに過ごしたいものだ。

やがてそれはもうひとつの天が我々に与えてくれた "涙" という恩恵によって洗い流されるだろう。

本当に悲しいとき人は泣けないが、涙が出てくるようになれば、そのときは処理できなかった "力" もようやく流れ出して消える ー 。