新春3

義侠のみとはいえ、カスクドールに来てマスターのカクテルを飲まずにはやはり帰れない。

いつも通り、何かショート。

何系？
と聞かれ、思いつくままシャルトリューズが飲みたいかも、と丸投げ。

わかったよ、と二つ返事で作って頂いたのはスティンガー。

今回はマスターのお顔初公開。＆シェーカーを振るシーン。
腕の動きが見えません。
小生の指が見切れているのも新春ということでお許し願いたい。




ともあれ、シャルトリューズを活かしたカクテルにはこれがベストかもしれない。

当方の適当な丸投げにも真摯な回答。
こいつぁ春から頭が下がる。

さてさて今回もサービス有り。
またしてもソサエティ。

33番。


言うまでもない、33はアードベック。
しかしただのアードベックではない。
蒸留は78年、ボトリング96年。

これぞアイレイの真髄か。
いいお年玉頂いてしまった。

ああ、カンパリオールドはまた次回に持ち越しですので、お楽しみにして下さい。

新春2

今日はお酒は義侠のみ。

アテを楽しみます。

以前もご紹介した牡蠣のオイル漬けの次に出して頂いたのが新ジャガと砂肝のコンフィ。




砂肝はともかく、ジャガイモのコンフィは初体験。
これは！

あらゆるジャガイモ料理で今迄で1番美味しいと感じた。
いや、それもこれもマスターの腕か？

そのあとはサバのリエット。

定番のポークリエットなどより吟醸酒には相性が良い。

正月無礼講の割にマスターに隙はない。
しかしこちらは無礼講、またしても写真取り忘れ。

新春

年明けは再びカスクドール。

かつてのオーセンティックバーは365日無休で営業したものだが、今日びそんな店は少ない。

カスクドールのマスターはそのスタイルを守る貴重な男。

今日はしかし、そのマスターにこちらが呼び出された。

正月営業してるけどさすに渋谷に人いないから、日本酒一緒に飲もう、という話。

当選、否応もなく、「行きます」となる。

心憎いことは普段は作らない日本酒に合うアテが段取りされていること。

ソムリエでモルトの第一人者でカクテルの達人にしてマスターの1番好きなお酒は日本酒らしい。

あっこれはホントはオフレコです。
しかし書いてしまった。



義侠。
フルーティで美味しい。

アテにはお手製の鶏皮ポン酢。
写真は取り忘れ。
正月無礼講でお許しください。

続いて自家製イカの塩辛。



一般的な塩辛と違い塩分は抑えめ、代わりにイカスミを効かせ、イカスミを生かすためにも素材そのままを感じさせる仕上がり。

これだけで油断してたら一升空けてしまいそう。
吟醸酒の繊細さを計算して作ったのかと思わざるをえない。