鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

雪景色の広瀬川と第九

2010-12-27 21:33:16 | 広瀬川

 昨日は12月26日(日)でした。当たり前ですが。本当に久し振りにゆっくりできました。なぜか?第九合唱の練習がなくなったから。合唱団のみんなと会えなくなったのは淋しいですが、ほっと一安心でもあります。お陰で、日本放送の「笑点」も見られましたし、NHK教育TVの「ハーバード白熱教室」のサンデル教授の講義も聴くことができました。笑った後の真摯な講義というのもなかなかいい時間の配分です。講義の方は東京大学でのものでしたが、全ては理解できなくてもかなりの部分は理解できたつもりです。夕ご飯を食べながら見ているので、消化にはよくないのかもしれません。でも、毎度のことですが、教授の質問と学生の考え、それを元にしての議論の展開はさすがです。学生とやり取りしながら授業を進めていくなんて、本当に憎いやり方です。

 今日は月曜日で定休日ですが、個人的には午前中からいろいろと忙しい日なのです。午後1時過ぎ、「朝市」を通りましたが、先週の倍くらいの人出といっていいでしょうか。まっすぐは進めませんでした。こういう賑わいは大好きです。嬉しくなります。新鮮な野菜、果物、魚類、漬物から穀類、花まであります。ゆっくり見ながら歩くのはいい気分です。活気があります、ここには。

 そして帰宅したあと見たNHKのBS2ですか、映画として「敬愛なるベートーヴェン」という番組案内。音楽家のベートーヴェンか、もしかしてあの大きなムク犬のベートーベンか、と悩みましたが、音楽家のベートーヴェンでした。後で分かりましたが、この映画は、2006年のアメリカとハンガリーの合作なのですね。主人公のベートーヴェンよりも、アンナ・ホルツ役のダイアン・クリーガーの演技に魅せられました。皆さんはご覧になりましたか。第九の演奏に参加した人は必見ではなかったでしょうか。

 ベートーヴェン、甥のカール、そして写譜師のアンナ・ホルツを中心に物語りは展開していきます。ついつい引き込まれるように見てしまいました。何といっても難聴に悩みつつも作曲した交響曲第九番が主題なのですから。ベートーヴェンはいいことを言っています。「神と私は完全に理解しあっている。」「音楽は神の言葉だ。」「頭の中は音で溢れている。」もっともっとあったのですが、記録できませんでした。

 ベートーヴェンとアンナは本心で話し合える仲であり、ベートーヴェンを”マエストロ”と呼ぶアンナが、音が聞こえないのに「第九」の指揮をするベートーヴェンの両手となって楽団員の中に入って指揮をする、両手を動かす、それを見て、見ながらタクトを振るベートーヴェン、この時二人は一体となって指揮をしていたのです。感動的でした。

 合唱団は、暗譜する暇がなったからなのでしょうか、全員楽譜を持っていました。総勢70から80人くらいでした。つい先日大観衆の前で歌ったばかりの「第九」の”歓喜”。23日の場面が浮かび、一緒になって心の中で歌いました。とくに楽譜で「M」となっている、”Freude schner Gotterfunken  Tochter  aus  Elysium ・・・・”盛り上がりました。

 後で分かったのですが、いわゆる二重フーガ(大フーガ)といわれている部分は最初はなかったようなのです。655小節からの部分です。この部分を作曲するのに本当に苦労したのですね。それが分かればテノールとしても”高いラ”から出る部分も一生懸命歌おうというものです。結果論ですが。でもいい映画だった。再放送があれば是非とも見てみたい映画です。

 昨日の続きです。雪景色の広瀬川の様子。やはりみなさんに見て欲しいです。そして雪が降ったら子どもたちには外に出て雪と戯れて欲しいものです。

 

    

       

            

 雪を使って創造性を発揮した遊びを大いに展開して欲しいものです。

        

 そして都会の中心を流れる広瀬川がいつまでも清流でありますように・・・・。

            

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