鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

白石川、松川釣行

2015-07-21 20:16:25 | その他河川

 (きのうの続きで、20日の白石川と松川釣行の報告となります。)

 きょうから子どもたちは夏休み、夏休みというと朝の”ラジオ体操”です。 朝6時30分からスタートですので、その前から道路は子どもたちの声で満たされます。 7月一杯でしょうが、朝の少しでも涼しい内にみんなで体を動かすというのはいいことだと思います。

 みなさんはNHKの教育テレビ(Eテレというのでしょうか)で、金曜日かな午後6時55分から7時25分まで放送している”ダンスアカデミー”を見ていますか? エグザイルの二人がダンス初挑戦の子ども達を指導しているのですが、その最後にいつもEダンス体操だったかな、をやっています。

 なかなか考えられた全身運動で、この体操をラジオ体操の代わりにしてもいいのではないかとさえ思ってしまいますが、ちょっと高齢者にはきついかもしれません。若者や子どもたちには丁度いいかなと思います。

 

 【ここから本題】;

 オトリの購入や日釣り券の購入が結構大変でした。 旧フィッシャーマンで扱っているというのは電話で聞いていたし、新フィッシャーマン釣具店の店の前に地図があるということでしたが、その地図はあまりに簡素です、簡単すぎます。 R113号線を走り、線路を超えても見せらしきものは見つかりません。 結局コンビニや付近の人に聞いて分かった次第でした。もっと釣り人に見やすい、わかりやすいように地図も目印もきちんとして欲しいものです。それがほかならぬ”おもてなし”でしょう。

 久しぶりの白石川は濁りが入り、平水位よりも増水している感じでした。 今どきの川で、こんなにも水量が豊かな川は貴重なのではないでしょうか。 ただ濁りがきつかったですね。 川底の石が見えません。 川底を歩くのは慎重になってしまいます。 怖いです。

 我々3人は釣り人が多いところを避けて敢えて誰もいないであろう上流を目指して歩きました。 15分くらい歩いたでしょうか。 newoneはこういう瀬に入りました。

 

 いい感じでしょう。 今にも鮎の入れ掛かりが始まりそうなそんな川の表情だったのですが、如何せん、掛からないのです。 9時15分から竿を出したのですが、この瀬の20メートルくらいの範囲を川の中央から左岸よりとかにオトリを入れて何とか野鮎を掛けようとしたのですが、全く掛かりません。

 掛かるのはゴミばかり。 水中糸のつなぎ目にアオコ?青のり?がついて来ます。目印にもくっついて、明るかった目印がいつの間にか薄汚れた感じになり目立たなくなったり、もうひどいものでした。

 

 実際の濁り具合はもっとひどいです。 1時間もしないでここを諦め、下流域へ向かいました。途中の山というか丘の上に見えた建物です。 これは公立刈田総合病院です。 明るく現代的な建物で、病院らしくない病院です。

 

 ここでテレビドラマ「女医 倉石祥子」の撮影がおこなわれたのですが、いつになったら放送されるのか?全く分かりません。 この病院や仙台市内のレストランとかでの撮影に参加したのですが、どうなっているのでしょうか? (また話しが逸れました。)

 下って行って、さきに別の釣り友が入ったこの瀬でも入ってみましたが、ウントモスントモいいません。

 

 そしてとうとう釣り人でにぎわっていた白石大橋に来てしまいました。 ここの橋の上流側は狭い荒瀬から水量の豊かな瀬の開きとなり、下流側は左右どちらから竿を出してもいい流れとなっています。

 

 

 橋の下流は一番釣り人が多いところです。

 

 下の写真は下流から橋の方を撮ったものです。 いい水量なのです。でもそれは未明の大雨による増水であり、濁りであるのです。

 

 お昼頃までこの橋の上下で竿を出しましたが、掛けたのはTさんが小型鮎を2匹、Iさんが1匹で、newoneはおでこでした。

 ここで食事をしながら午後どこに入るか話し合いました。そのとき我々に話しかけてきた初老?の人がいました。埼玉県から来ているとかで、途中新潟県の三面川にも寄ったけど誰も釣り人は居なかったとのこと。 オトリ店も開店休業、店を閉じているところもあるとか言っていました。 今年はなんか日本海側もパッとしないようです。 水量が少なく渇水状況とのこと。

 結局午後からは、ここまでくればダメもとで別の川、松川へ行ってみようということになりました。松川は白石川の支流です。小さい川で、どちらかと言えば渓流相の川で、長い竿は不便なだけです。

 でも我々が入ったところは松川でも一番下流にある橋で、あとで分かったのですが、白石川との合流点まで200メートルくらいという場所でした。 橋下にはコンクリートのブロックが一杯敷かれていて、おまけにそのブロック同士は頑丈なワイヤで結ばれています。 だから歩きにくい。下を見て歩かないと躓いてしまいます。しかもゴミが一杯あるし、とにかく汚いのです。

 3人のうちnewoneとTさんは橋の上流へ、Iさんは藪漕ぎして下流へ向かいました。橋のところから下流側を見たものです。1時45分から釣りスタートです。

 

 橋上流は浅いトロ場となっていて、泳がせれば掛かるかなと思わせたのですが、掛かりません。跳ねているのは鮎ではなく、ハヤのようです。 早々に諦めて下流へ行こうとしたのですが、どこからどこをどう歩いて行けばいいのか草茫々でなかなか分からず、非常に難渋しました。時間もかかりました。無駄をしてしまいました。

 下流の早瀬ではいい方の鮎が掛かっていたのです。 下bの写真では釣り人の手前の川が松川で、向こうの流れが白石川となります。

 

 この本流は白石川です。

 

 下の写真ですが、手前の濁っている川の流れは白石川で瀬から流れてくる川が松川となります。 松川は全く濁りが入っていないのです。 そしてこの早瀬が絶好の釣り場であったのです。

 

 この瀬です。ここで釣り友は12匹も掛けました。22センチくらいのから17センチ、小さいのは12センチくらいのまでいました。

 

 newoneも気を取り直して粘りました。右岸へチが狙い目だということですので、それではまるで小国川そのものだと思いながら竿を出しました。 泳がせました。 だけど掛からないのです。 二人には掛かるのにnewoneには全く掛からない! まるで呪いでも掛けられたかのようです。 

 ふたりは「親子丼」を1,2回もしているのです。 今夏はnewoneは「親子丼」は一回もなしです。 誇っていいものかどうかとさえ思ってしまいます。 親子丼ぶりするくらいの強烈な引きをするアユを釣りたい、大きい鮎を掛けたいと思えども、小型の鮎さえも掛からずという実情。

 白石川の本流でも竿を出してみましたが、太いナイロン糸の上、おとりも元気がいまいちなので、とても深くて水量のある流れでは潜ってくれません。 そうそうに諦めて再度松川へ。

 時間は3時をとうに超え、もうすぐ4時近く。 きょうはここまでくればもう居直って””完全なるゼロ、零、0””を目指してやろう、もういいから掛かってくれるな、徹底してゼロ釣果で行こうとさえ考えていたのです。 

 その居直りがもしかして気が楽になり結果的によかったのでしょうか? 午後3時45分、右岸へチ、雑草に絡まりかねないところを泳がせていたら、掛かり鮎がジャンプしました。だからその時引きは感じなかったのですが、その後の引きは十分楽しみました。そして無事引き抜きました。

松川での第一号の鮎 

 そしてオトリを交換して、少し下流の右岸へチを泳がせます。 3,4分後に今度は強い当たりが伝わってきて、いっきに下流に下ります。 少しついて下って無事キャッチしました。

  松川二番目の鮎

 さらに4時直前今までで最高の強烈な当たりから引きをたのしんだ鮎が掛かりました。結構大きかったです。 20センチオーバーです。

             松川3番目の鮎 

 その後も粘ったのですが、なぜか後が続きませんでした。 4時30分納竿しました。 下の写真はオトリとして使った鮎3匹を含んでいます。

 

  最後の最後に3匹入れ掛かりみたいにして掛かってくれたことに感謝です。終わりよければすべてよし!!有終の美を飾ることができました。 最後にいい思いをしたこと、強烈な引きを、手ごたえを感じることができ、仲間の釣果には程遠かったですが、正直ほっとしているところです。こういうこともあるでしょう。そのうちいいこともあるでしょう。鮎釣りはこれからが本番です。

 3人で戻るときに我々の目の前の浅瀬を横切る不届きもの?幸福をもたらすもの?がいました。 蛇です。 きれいなシマヘビでした。 写真を撮ろうとしましたが、手に竿をたもと引き船を持っていたため、カメラの取り出しが遅れ残念ながら撮れませんでした。

 という白石川・松川の釣行でした。

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