いやあ、快晴です。風はほとんどありません。正午の気温は19.4度と20度には至らなかったのですが、そのごは確実の20度越えとなっているでしょう。申し分のない、素晴らしい天気です。最低気温は8.6度です。
きょうは四の五の言わずにこれです、見てやってください、伐採された後の中洲の大木群を。ここまで成長するのに50年以上かかってるかと思うのですが、切るとなったらチェーンソーであっという間です。本当にあっけないくらいです。
(上下の写真の中洲を見てください。おとといまでとの違いがはっきり分かるかと思います。中洲はスッキリしすぎるくらいすっきりしています。)
明治神宮外苑の再開発に伴う素晴らしい樹木の伐採はその後どうなっているのか? 広瀬川の中洲の大木の伐採は反対の意見のないままものの見事に伐採されました。
大雨で広瀬川が大増水になった時に、上流からの流木が中洲の大木に阻止されて水かさが大きく増したりしたら拙いということで、何年か前にも伐採されました。でもその時は全体の景観というか、中洲のバランス、見栄えを考慮しながら不必要な大木を伐採していったように記憶しています。
(ここからの写真はきのうの夕方撮影)
今回は有無を言わさずに伐採してしまおうという魂胆?が感じられます。きのうの夕方中洲に上陸して周りを見てきましたが、正直なところここまでやるか!?と感じました。ここまで切り倒す必要があるか?なんかせっかくここまで大きく成長してきた樹木に申し訳がないような気もします。
樹木の生命力には常日頃から感嘆し、脱帽しています。中洲はほとんどが石ころだらけです。表層には砂や土がありますが、本の表面だけです。木々たちは生き残るために、大きくなるために必死な思いで根っこを這ってきたことが分かります、中洲を歩いてみれば。
ここまで根を張るために必死なのか!?何メートルもこんがらがっているかのように根を張っています。度重なる大増水、濁流にも負けずに生き抜いてきたのですから、ある意味とっても素晴らしいことです。
いろんな大きさ形の石をもろともせず、根を張り続け逞しく生きているさまを見ればだれでも感嘆、驚嘆することでしょう。これでも足りません、驚倒、驚愕といってもいいかも。まさに生命の驚異です。
なんかいつの間にか中洲の大木の弁護というか、大木に成り代わって執念を述べているかのようです。大木の悔しさを代弁している感じになってきましたが、今の気持ちとしてはそれでもいい!と思っています。正直、あまりに伐採しすぎではないかと思っています。
こうやって運んでいます。
この2枚は今朝方の撮影