鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

10000人の第9、2回目の練習

2011-11-23 21:08:11 | お知らせ

 きょうは。「サントリー 10000人の第9 with  TOHOKU」の2回目の練習がありました。 2回目といってもこれが最後の練習ですが。

 きょうは宮城県だけでなく、岩手県や福島県からも参集し、200名が集まり、10000人の第9の総指揮者、あの情熱的な指揮者『佐渡 裕』先生が直接合唱指導をしてくれました。 いわゆるマエストロ稽古ということです。

 11時から12時30分の予定のところ、12時45分まで延びて、それはそれは最初から面白くためになる話しを織り交ぜながらの練習となりました。 時間の経つのが早いこと。 笑いに包まれる中で終わってしまったという感じです。

 少し早く練習会場に行ったこともあり、テノールの仲間が一番前、しかも一番中央に席を確保してくれていましたので、指揮台のすぐ目の前の椅子に座ることになりました。 距離にして1.5メートルくらいしか離れていません。

 11時になって佐渡先生が現れました。題名のない音楽会では見慣れた顔ですが、やはり大きな体つき、エネルギッシュの感じの人で、スニーカーをはいていました。 そういう人が指揮台に立つのですから、こちらは見上げるような格好になってしまいます。

 左手にワイヤレスマイク、右手に指揮棒をもっての練習指導。 そうそう仙台出身の歌手「森公美子」さんも合唱に参加しました。 こちらは凄い横幅の女性で、最初はアルトで参加しようと思ったのですが、難しいのでソプラノにするといって、ソプラノの一番前に陣取っての練習です。

 テレビカメラは3,4台入りました。ドイツのテレビ局も入りました。他にカメラマンも複数。

 

 いろんな示唆に富む話しを一杯したのですが、かなりのことは忘れています。 その中で記憶にあるものとしては;

 ① ベートーベンの第9はキリスト教や宗教を超えた音楽、曲である。

 ② 最初からGの部分までは、ビートのドラマで、少しずつ早いビートになって、Kusse gab sie uns ・・・への流れとなる。

 ③ 411小節からの男性3部合唱(行進曲)は、my way  である。

 ④ 655小節からの二重フーガのうち、テノールの685小節からのHeiligtum がHei~の部分で数小節に長く伸びるところは”笑い”である。

 ⑤ RのIhr sturzt nieder~からの部分はトンネルの中を模索している状況で、そこから明るく見えてきたものが、Bruderである。

 ⑥ 855小節からの最後は、まさに”人生の応援歌”である。

 

 面白かったのは、一番前にいた私と仲間の間に佐渡先生が入り、肩を組んで411小節からの男性3部合唱を一緒に歌ったことです。先生は大きいから私の右手は先生の肩に回らず、先生の脇腹を掴んでの合唱となりました。

 まるで応援歌を歌うような雰囲気ですね。 肩を組んで身体を左右にゆすりながらの合唱は楽しかった、いい経験でした。 まさか第9でこんなことをするとは・・・。

 Laufet , Bruder eure Bahn , freudig , wie ein Held zum Siegen ! (駆けよ、兄弟よ、御身らの軌道を、喜びに満ち、勝利に進む英雄の如く!)

 

 夕方のニュースではTBS系列で全国放送もされ、地元のテレビでも放送されました。 ばっちり写っていました。 いい記念となります。

 10000人の第9の本番は12月4日(日)14:30から第1部が始まり、第2部の「第9」は16:20からの演奏となります。17:55終了 

 第9「合唱」のほかに、「故郷」と「蛍の光」も歌うそうです。

 4日の本番が楽しみです。

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする