鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

性懲りもなく、寒河江川と最上川

2011-09-14 20:09:57 | 最上川

 諦めが悪いというのか、性懲りもないというのか、どちらもなのでしょうが、またまた行って来ました。 いつもの山形詣で。 首は治っていないというのに。 一番近いところ。 しかも高速を使って。 高速道路の無料制度を活用させてもらっています。感謝です。片道2,050円です。距離は遠いですが、信号がなくスイスイ走れます。

 でも6日のことがありましたので、念のためということでベストは2着用意しました。

 これは普通のベストです。寒河江川用として。

  

 下が最上川用のベストです。 もともとは海釣り用のフローティングベストです。 ベストの後ろが長いのが玉に瑕です。 ベルトがしにくいし、タモを差しにくいですが、それ以外は支障なしです。 意外と嵩張らないし。 格好悪さを気にしなければいいかも。

              

 まず寒河江川ですが、午前8時から10時45分まで歩き回って、たったの1匹でした。 しかもスタートと同時に掛かった1匹のみ。 タックルは竿は久し振りに”がまかつ”の「ファインスペシャル引抜早瀬95」、水中糸はいつもの、何度も使っている、ナイロン0.25号です。

 寒河江川は平日というのに人は一杯でした。とくにお年寄りが。河川敷のグランドでゲートボール大会をしていました。 ゲートボーラー(というのでしょうか?)のほかに、もちろん釣り人も多かったです。9時頃には周りを見渡すと10人くらいにもなっていたでしょうか。 何処からともなく集まってきます。

 勝手な思惑では、寒河江川で元気な鮎を5匹くらい掛けて、それをもとに最上川に行くつもりでした。寒河江川(の鮎)で最上川(の鮎)を釣る目論見でした。 でも寒河江の鮎は完全に無視、見放されてしまいました。一杯歩き回りました。

 

 上下の写真はともにいつも入っているところよりも上流の様子ですが、こんなにいいところでも全く音沙汰なし、音無しの構えでした。

             

 

仕方なく3匹を持って”ゆ~チェリー”の脇の最上川へ。 誰もいません。 誰もいない超渇水の最上川。 この付近も上流も雨が降らないのでしょうか。

 このような状態です。

            

 とても日本3大急流の河川とは思われません。 6日よりもさらに減水しています。 この川の状態を見て、これなら普通のベストでいいのではないかと思いました。 が、やはりまだ1っ週間後ですので、幸い誰も釣り人はいませんし、当初の予定通りフローティングベストを着用しました。

  

 水は澄んでいます。きれいです。 川底の石もよく見えるし、苔で滑る石がたくさんあります。 ハミ跡は、陸にはあるのですが、川底の石には見えませんでした。 でも、川に降りてみると何か掛かりそうな気がしました。 お情けで掛かってやろうというのでもないでしょうが、寒河江川とは違う印象を受けました。

 タックルは、竿はウイストの「1035 PRO AR-1」です。今年最初(にして最後?)の使用です。 10メートル35センチの長い竿。 持ち続けるのは1時間が限度だな。 思ったほど重くは感じないのですが、少し風もありました。 水中糸はナイロンの0.5号です。

        

 上の写真の右側から竿を出しました。3匹のオトリのうち元気なオトリに頑張ってもらいました。背バリ使用。 11時55分スタート。2,3分で竿が大きく曲がります。下流に持っていかれます。 でも強い当たりは伝わっては来ませんでした。これが不満。 

 しかし、その後の引きが強く、なかなか寄って来ないので(竿が柔らかいこともあります)、これはまたニゴイかと思いつつ、左岸の浅瀬に誘導しました。竿が長いため、引き寄せで取り込むのが大変です。いっそのこと引き抜いた方がいいように感じ、抜きました。 この竿の使用方法に、中型以上の鮎は寄せて取り込むように、振り子抜きはしないようにと書いてあったので、躊躇をしたわけです。

 24センチくらいの丸々と太ったメス鮎です。抱卵しているのは確かです。この時期産卵間近のメス鮎を捕るのは、いささか気が引けますが、これも鮎と男の命を掛けた戦い?!ですので、鮎には納得して、観念してもらいましょう。

 さっそくオトリを交換して泳がせるのですが、掛かりません。そのうち泳がなくなりました。体力がなくなるのですよね。 背バリも使いましたが効果なし。 

 そこで寒河江川で使った3匹の鮎の再登場です。といっても1匹は瀕死の重態、1匹のメス鮎も少し持ち歩いただけで弱ってしまい、使用不能に。 残りの1匹、これは大鮎を掛けてくれたもの、これに代えたのですが、背バリを打っても潜ってくれず、午後1時前に納竿としました。

 寒河江川で釣れなかったことが大きい、残念です。せめて5匹くらい掛かっていれば、もっと竿を出せたのですが、もっと掛かったかもしれないのですが。 全ては後の祭り。(町内の祭りは24,25日)

 

 でぶっちょでしょう。背びれの下に掛かりました。 小さいオトリアユを追ってくれたのですね。

     

 真上から見たところです。厚さも凄いものです。

       

 最後の写真です。この精悍な面構えを見てやってください。残念無念という表情ととらえますか? 観念している表情と見ますか? 

    

 これが今年の最後の鮎となるのかどうか、・・・・。

 

コメント (2)
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