鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

点字教室(夜間の部)

2011-09-09 21:00:45 | お知らせ

 暑いですね。 30度にこそなりませんが、毎日暑い日が続いています。 残暑が厳しい。 まさにそのとおりです。 これで広瀬川にまだ鮎がいればありがたいのですが、万々歳ですが。 残念ながら、もう遅いのです。 今年はとくに特殊な年でしたから、仕方がありません。

 

 ところでこのブログで点字教室に通っていることは、ほんの少し触れた記憶があります。 泉区の社会福祉センターで、毎週水曜日午後6時30分から8時30分まで開催されました。

 6月22日から9月7日まで11回開催されましたが、第1回目は「キャップハンディ体験」で、一つは車椅子を使って、センター館内を歩いてみる体験でした。エレベーターにも乗り、館外にも少し出たり、ほんの少しのスロープでも上りは大変です。両腕の疲労感はかなりのもの。足の代わりに手を使うわけで、タイヤを回すだけといっても、腕力が必要です。 自分で動くのではなく、押してもらうのが当たり前ですが、やはり一番楽です。 地面は凸凹しているのでまっすぐ歩くのは結構難しいものです。

 もう一つは、完全に目隠しをしての歩行体験です。白杖を持って、付き添いもついての歩行体験ですが、歩きだすには本当に度胸が必要でした。 正直怖いです。 非常に恐かったです。 二人一組になって、2階から1階への階段とエレベーターの両方を使っての上り下りの体験。 これは非常にいい経験になりました。

 まっすぐに歩くだけなら点字ブロックもあるし、白杖もあるので何とかあるけるのですが、(もちろん介添え人の声による誘導もあり、これが一番心強いかも。)戻るためのUターンをしたりするともうダメ、方向感覚がなくなってしまうのです。

 階段を下りるときも恐かったです、上る時よりも。 生まれてはじめての経験だからとくにそうなのでしょうが、それにしても全く目の見えない人が、一人で街中を歩いている姿をみると、すごいなあと感心するばかりです。

 人間には凄い能力があるんだなあと思わざるを得ません。 本来もっと動物的な本能や能力が備わっているのに、それを便利さというものが発揮させないようにしてきた、つまり文明が文化が進んできた結果が人間を弱く、頭でっかちにしてしまったのかもしれません。

 1回目はそれで終了しました。

 2回目からは「点字」の勉強がスタートしました。

 これは教科書です。 70余ページの小冊子ですが、内容はとっても濃いです。 630円

          

 これは標準型点字器の入れ物、ケースです。 もちろん貸与品です。

        

 中には、このようなものが入っています。 板・定規・点筆と訂正筆(というのか?)です。

           

 これは定規の拡大写真です。上手くできているものです。

        

 プロローグはここまでとし、次は(いつになるかはっきりは言えませんが)点字や勉強内容についてお知らせしていきたいと思います。

コメント (2)
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