鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

地下鉄用橋梁工事

2010-02-24 22:22:33 | 広瀬川

(写真はちょっと古いですが、14日に撮影したものです。)

 祝日は工事は休みではなく、日曜日は休みなので、近くまで工事現場に入っていきました。本当は立ち入り厳禁なのですが、右岸側は河川敷の広場からすぐ入れるのでお邪魔してきました。もちろん何かあったら、全ては「自己責任」です。 (今月の19日のブログを参考にしてください。)

 一枚目は右岸側の橋脚の工事の様子。何かとっても仰々しい感じがします。

   

 以下の3枚は、その橋脚の基礎の部分です。広瀬川清流保全審議会(以下「審議会」といいます。)の議事では、掘削後の復旧方法として「ブロック積擁壁」を採用するとなっていましたが、これがその方法なのでしょうか。

     

        

           

 下の写真は、左岸側の橋脚工事の様子です。

     

 最後の写真は、右岸側の「作業台」でしょうか。橋桁を構築した後は撤去され、自然崖の風化や公園として使うスペースを確保するために擁壁を設置して復度土することになっています。

        

 以下は、第33回「審議会」からの議事録抜粋です。

(雨水排水について) 「橋りょう構造物部分を掘削し地盤を下げるため、雨水が集まってくる。・・・、勾配が左(岸)から右(岸)への勾配になるため、橋の上の雨水は一度橋脚部分で落とすが、橋脚から右岸側の橋りょうの排水も桁下に入る計画である。計画雨水両は0.049㎥/s。 外から見えない桁下の中央にU字溝を設置し集水。自然崖のところで雨水排水を下に落とす考えである。流末部分は、自然崖からU 字溝を少し張り出し、ポリエチレン管の縦排水を設置する。・・・。自然崖の風化、景観、管の耐久性などを考え、・・・、自然流下を採用する。縦の流末管の長さは、河川の計画高水位より上に設定されている。」

(工事排水計画について)「河川区域の中に橋脚を2基設置する。橋脚は河川の水面より低い位置になっているため、掘削時に湧水の発生が予想される。この湧水は、排水先が広瀬川しかないため、掘削構内に発生した水をポンプで仮桟橋まで上げ、濁水処理後に広瀬川に放流する。・・・。条例の水質基準を満足する水質の水を放流する。」


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