久し振りに元気なサケに出会えて嬉しい一日でした。 今週の降雨により川は少し増水し、遡上してくるサケには良かったのかも。
写真(いずれも15日撮影)は、分流を上流部から撮ったものです。瀬の開きからトロみたいに見えるところにサケは一杯いました。といっても10匹前後ですが。いずれも元気でした。
死骸は一つもありません。流されたのか、トンビやカラスが食べたのか。
まだ元気というか、体全体が黒いのとかなり白いところが大きいサケが入り混じっています。 そしてサケがいるところは小砂利のところで、石は綺麗になっています。サケが産卵のために石底を掘ろうとするためでしょう。
3枚目の写真のサケはかなり体が傷ついています。でも元気でした。このサケはメスでしょう。オスが近寄って来ては、また離れるということを繰り返します。
このサケは左岸ヘチがお気に入りのようで、この辺を回っていました。
そしてじっと静かに見ていると、時々身体を震わせて川底を掘ろうとします。最後の力を振り絞っているのでしょうか。ここを終の棲家と決めたのでしょう。 ここにはときどき大きなオスがやってきます。寄り添ったりしていましたが、産卵はしませんでした。
私が川を覗いていると、3,4人の人も降りてきて川を見ています。左岸よりには人が踏んだあとがくっきり分かり、探索の道ができています。ここにサケがいることを知っている人は、かならず覗いて見るようです。暖かく見守っています。いいことです。
驚いたことが一つ、大抵のサケは50から60センチ以上はあるのですが、今日見たサケの中に35センチくらいの小さいものもいました。しかも体の一部が白くなっていました。小さくても4,5年は経っているのでしょうか、それにしては小さすぎますよね。中には1,2年でも遡上してくるサケがいてもおかしくはないでしょう。