京都八幡高校レスリング部・京都八幡ジュニアレスリングクラブを指導する監督・浅井 努の日記

剛毅果敢(ごうきかかん)をキャッチフレーズに全国優勝を目指す。

全中を振り返り(1)

2009-06-14 | 中学生レスリング
光永賢弘と浅井 翼の2年生2人が初めて全中に出場しました。
この2人は小学6年生時の全国少年大会では1~2回戦敗退。
とても昨年の全中には、実力不足のため参加を見合わせました。

かつての田中幸太郎、北村公平の小学生時代は、
当初30人程の子供達がいましたが、
厳しい練習のため、あれほど人数がいたにもかかわらず
3分の2以上が辞めて、残った人数は5~6人程度。
いくら強くても「これではダメだ」と感じ、
第二次成長期を迎える中学生からの指導が勝負だと考え
この2人の小学生時代から、小学生の指導方針を転換しました。
「とにかく継続させ、長くレスリングを続けて欲しい」
そんな思いで、いまの小学生も指導しています。
従って、賢弘と翼の中学入学時の実力は
田中、北村時代の中学入学時の実力に比べれば
「大人と子供」のようなものです。

そんな2人でしたが、中学入学後、高校生と毎日練習することで
コツコツ力をつけ始め、約1年間の充電を経て本年2月の岡山・倉敷大会から
中学での大会デビューをしました。

賢弘は4月の西日本で2位に入り、5月の東海大会で優勝と
試合経験を積む度に内容も良くなって、今回の全中でした。
翼はなかなか大会では入賞できず、結果はついてこないものの、
試合内容は決して悪くなく、長い手足を生かしたローシングルが
試合で決まるようになってきました。

今回、2人が初めての全中でどんな試合をするのか?
私自身、楽しみで水戸まで行ってきました。
最近、全中でも、まだ中学生なのに5~6kgも減量して
臨む選手がいると耳にします。
2人ともまだまだ発展途上の中学生なんで、減量なんて一切関係なく
階級は日常の体重に一番近い階級で出場させました。


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