美食のバイブル「ミシュランガイド東京 2008」の内容が19日、発表された。150軒のレストランに計191もの星が付き、東京は世界で最も多くの星が輝く美食の街と認められた。
レストランを1ツ星~3ツ星で格付けすることで知られるミシュランガイドは1900年にフランスで初めて発行された。
ヨーロッパ20か国と米国で刊行されており、日本は22番目の対象国。
東京版は3ツ星が8軒、2ツ星が25軒、1ツ星が117軒の計150軒。
各国のガイドでは掲載店の一部に星がつくだけだが、掲載店すべてに星がつくという初めてのガイドとなった。
3つ星はフランス料理3軒、日本料理3軒、寿司が2軒。
フレンチからは「カンテサンス」(白金)、「ジョエル・ロブション」(恵比寿)、「ロオジエ」(銀座)。
日本料理・寿司からは、「神田」「小十」(銀座)、「濱田屋」、「すきや橋 次郎」「鮨 水谷」(ともに銀座)。(中略)
美食の本拠地フランスのミシュランガイド07年版に掲載されている3つ星レストランは26軒で、このうちパリの3つ星は10軒にすぎない。ニューヨークの3つ星は3軒。東京の食の水準の高さを世界に示した格好だ。
総責任者のジャン・リュック・ナレ氏は「質量ともにたぐいまれなバージョンとなった。東京のレストランを食べて回ると、水準の高さに驚きの連続だった。3つ星の8軒は世界のベスト68軒に入るということ。東京のレストランに世界から客が訪れるだろう。世界で最も多くの星が輝く東京にオマージュをささげたい」と語った。 →【記事全文】
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