ニッカウヰスキー「竹鶴」やサントリー「山崎」など日本製ウイスキーが国際的な
コンテストで相次ぎ高い評価を受け、海外での販売量を大きく伸ばしている。不振が
続いていた国内市場も下げ止まりの傾向が出ており、両メーカーは需要の掘り起こしを狙う。
ニッカの2008年の輸出は欧州を中心に好調で、前年比43%増の2万2000ケース
(1ケースは700ミリリットル入り12本分)。サントリーも12%増の9万1000ケース、
そのうち山崎は80%増の1万8000ケースに拡大した。
「竹鶴21年ピュアモルト」は今年4月、英専門誌主催コンテストで最高賞を受賞。
「山崎18年」「山崎12年」も3月、米業界誌主催のコンテストで最優秀金賞を受賞した。
石炭の熱を使った蒸留など本場スコットランドの製法を残しつつ、日本独自の技術を
加えた点が評価されたようだ。
国内における国産ウイスキー出荷量は1999年から2007年まで縮小傾向が続いて
いたが、08年には前年比0・1%増の723万ケースと持ち直している。
ウイスキーが、お好きでしょ 石川さゆり
コンテストで相次ぎ高い評価を受け、海外での販売量を大きく伸ばしている。不振が
続いていた国内市場も下げ止まりの傾向が出ており、両メーカーは需要の掘り起こしを狙う。
ニッカの2008年の輸出は欧州を中心に好調で、前年比43%増の2万2000ケース
(1ケースは700ミリリットル入り12本分)。サントリーも12%増の9万1000ケース、
そのうち山崎は80%増の1万8000ケースに拡大した。
「竹鶴21年ピュアモルト」は今年4月、英専門誌主催コンテストで最高賞を受賞。
「山崎18年」「山崎12年」も3月、米業界誌主催のコンテストで最優秀金賞を受賞した。
石炭の熱を使った蒸留など本場スコットランドの製法を残しつつ、日本独自の技術を
加えた点が評価されたようだ。
国内における国産ウイスキー出荷量は1999年から2007年まで縮小傾向が続いて
いたが、08年には前年比0・1%増の723万ケースと持ち直している。
ウイスキーが、お好きでしょ 石川さゆり