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平成17年に墜落事故で死去した航空自衛隊の新潟救難隊員を父に持つ女優、高山侑子(15)が21日、空自の女性救援ヘリ操縦士役を演じる映画「空へ~救いの翼」(手塚昌明監督、12月公開)のクライマックスシーンを静岡県の航空自衛隊浜松基地で撮影した。
先月7日から同所と石川・小松基地で撮影にのぞんでいる高山は「まさかこういう形でお父さんの仕事を体験できるとは」としみじみ。父の追悼式で上京した際にスカウトされ、父の仕事で初主演。「お父さんが導いてくれてるのかな」と運命を感じている。
高山は「父の仕事を誇りに思う。人を助けるシーンや、助けられなくて悔しい思いをするシーンのとき、お父さんもこんな風に考えてたのかなって思い出すんです」とホロリ。「天国のお父さんが褒めてくれるような映画になれば」と熱演を誓っていた。