もちつきうさぎ

ぺったんぺったん、もっちもち!
ハートのおもちつきでスマイル満開なエッセイブログ。

春爛漫ホスピタル

2007-03-31 | お出かけ
実は我が家の息子たち、
元気、元気!ではあるのだが、
専門の主治医が必要な身である。

よって、
長期のお休みに入ると
具合が悪いわけではないのだが
定期的な“検査”で病院にお世話になる。

昨日も桜満開の晴れ空のもと
次男を連れて病院まで
車を走らせた。

行き先は
国立成育医療センター。
http://www.ncchd.go.jp/

その前身が「国立小児病院」の
子どもの医療のエキスパート的病院だ。

もちろん妊婦さんを除き
来ている患者さんは子どもばかり。
病院の中は子どもが退屈しない工夫が
あちこちに施されている。

まず、コンピューターで受付を済ませると
携帯する「呼び出し受信機」なるものを渡される。

これをもつことで、
病院内のどこにいてもOK!
“あと二人目くらいで呼ばれますよ~”という時間になると
必ず「ピピ、ピピ!」と呼び出してくれるのだ。

だから、
待合室にじーっとしていなくていいのだ。
これはほんとうに助かる!

さらに病院内には子どもの遊び場が
たくさんあり、ちょっとした「キッズ・パラダイス」だ。

写真の壁面オブジェはよ~く見ると
いろんな動物が隠れている。

さぁ、君はいくつ見つけられるかなぁ~?

なんてやっているうちに誰かの「ピピ、ピピ!」が
聞こえてきたりする。

春爛漫の昨日。
次男は少し年下の男の子と
病院のお庭で
待ち時間を楽しく過ごすことができた。

「お兄ちゃん、お兄ちゃん。」
と呼ばれてあとをついてきてくれるので
うれしかったみたいだ。

はりきりすぎて
服のソデをぬらしてしまったりしたけど
ノー・プロブレム!


元気なことを「確認」するための
“病院通い”だもんね。

帰りは夕方。
サクラ吹雪になるほどの強い風がふいていた。

そんな春休みの一日だった。





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花の江戸子、なにわをゆく 17

2007-03-29 | 旅のおはなし(花の江戸子)
~洗礼的歓迎~

閉塞感で息苦しくなっている「みくちゃんママ」を
なんとか助けてあげたかった。

無理を承知で言ってみた。

「一度、遊びにこない?」

・・・答えは、YES。

じんわりと汗ばむ季節・・・彼女とみくちゃんを乗せた
新幹線は新大阪駅に到着した。

「アツはナツイやろ~!」
いきなりへんなボケをかまして
お客様を歓迎するわが息子。

みくちゃんも
「○○くん(←息子の名前)が大阪弁しゃべってる~!」
と大喜び。

とにかくいっぱいいっぱい遊ぼう

ということでまずは家のまわりのホームグランドへ。

社宅の仲間たちはこちらがドキドキするくらい
手荒な歓迎ぶりだった。

まずは追いかけてみる。
次にドロをつけてみる。
それから小石や砂利をどんどんポケットに入れてあげる。
女の子たちはその辺で摘んだ小花を髪にさしてあげる。

それから、それから・・・
どれもこれも子どもならではの歓迎だった。

みくちゃんは息子が一緒にいるせいか
楽しそうな顔をして受け入れていた。

そして最後は、
そう!あの焼却炉の上にのせてあげていた。
(花の江戸子~11、記事参照)
あっという間に「みんな仲良し」になっていた。

「みくちゃんママ」は私につぶやいた。

「こんなにうちの子、順応性あったんだ・・・。」

「そうだね。子どもって以外と強いんだよね。
 うちも引っ越してきてあっという間になじんでた。」

「子どもってすごいね。」

夕日を浴びてはだしになってどろんこになって
あの日に撮った写真がある。

息子とみくちゃん、いい顔をしていた。








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花の江戸子、なにわをゆく 16

2007-03-29 | 旅のおはなし(花の江戸子)
~東西育児事情~

なにわの育児ライフは快適そのものだった。

安全で広い空間。
遊び道具はまわりにある自然。
異年齢の子どもたちとのかかわり。

私たち母親は育児に関して
ついつい先走り、
浅はかな「適応能力」ばかり気にする。

でも、そんなことが笑い飛ばせてしまえるような
懐の深さがこの地にはあった。

この子が年をとったときに、
「楽しく生きていられるようなタネ」
が、あちこちにころがっていた。

まさに“ここに来て幸せ~”の
浦島太郎状態だった。



一方、たくさんの涙を流してお別れした
東京のママ友「みくちゃんママ」は
たいへんなことになっていた。

都心に程近い住宅地の公園は
子どもが2歳になるやいなや
「おけいこごと」に通わせはじめる。

母親たちは「小学校受験」を視野に入れ、
それはそれは必死である。

子どもの付き合うおともだちも
母親が選ぶようになってきたりする。

だから公園で遊ぶ・・・ということも
アポが必要になってくるという有様だ。


そんな公園事情の中、
「感性を育てる子育て」を大事にしたい!
というお互いの気持ちが共通した
一番仲良しのママ友が
「みくちゃんママ」だった。


「落ち葉」でぐしゃぐしゃになって
遊べる公園を探して行ってみたり、
いろんな形のしゃぼん玉をつくって
(大きいのや小さいの)たくさん飛ばしてみたり、

楽しい子育てを満喫していた。

だけど・・・
私がなにわに突然行ってしまって
彼女は寂しくて寂しくてしかたなかったようだ。

当時、PC のメールがやっと普及してきた時代。
大阪と東京・・・たまの長電話が息抜きだった。



そしてとうとう
根っこがしっかりと東京にあるはずの彼女が

・・・「ポキリ」と折れてしまった。



Comments (2)
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ほんわかアロマまくら

2007-03-28 | カラダにgood
・・・「春眠暁を覚えず」
などというコトバもあるが、
春休みに入り、我が家はすっかり
ぐーたら家族になりつつある。(夫1名を除く)

時間がゆっくりすぎていく毎日だ。

そんな毎日にさらに拍車をかけているのが
この「アロマまくら」。

さわりごこちがほんわか。
羊さんのお顔だけで眠気を誘うのに
その羊さんのお腹の中に
“ラベンダーの香り”が詰まっている。

母親になって「おおかみと7ひきのこやぎ」を
子どもたちに読み聞かせしたとき
おおかみのおなかの中に
6匹のこやぎが(1匹は助かった)
そのまんま入っていることに
「・・・うぅ、ありえない話だったんだ!」
と気付いた私。

どんなふうに“ラベンダーの香り”が
入っているのか当然、確かめてみたくなった。

「こやぎたちがそのまんまだったように
 ラベンダーのドライフラワーが
 そのまんま入っているのかなぁ~?」(ドキドキ)

なんてことはない、
袋に入った香りのツブがお行儀よく入っていた。

しかも出し入れ自由の
マジックテープつきお腹だった。

アロマまくらの羊さんは
「もう、いちいち毛皮を脱がさないでヨ!」
と、ご立腹のようでカバーをつけ直すのに
苦労してしまった。


そんな時間のかかることを
の~んびりやっていられるのも
“ほんわか春休み”のおかげかな!

・・・と思う今日この頃である。


Comments (2)
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いも恋カンタービレ

2007-03-27 | おいしいもの
日曜日。
春スキーからの帰り道、
どうしても買って食べたいものがあった。

それは関越自動車道、三芳PA の“いも恋”だ。

かの有名な「のだめカンタービレ #16」(p27)で
ナガノに向かうマエストロ、シュトレーゼマンが
敏腕マネージャー、エリーゼに
「・・・食べタイ」と言って
「まだ高速のったばっかでしょ!?」とたしなめられる
エピソードの主役である。

実は行きの三芳PA で、長男が出来たてを買って食べた。
(彼はなんでも行動に移すのが早い!)

私はどうしようかな~なんて考えているうちに
食べ損ねてしまったのだ。
(う~、優柔不断な自分が情けない)

だからこんどこそ!と思って買ってみた。

もちもちの外皮の中に
たっぷりのあんこと
ふかしたさつまいもを荒くつぶしたものが
二層になって入っている。

さつまいもはきれいな“裏ごし”ではないが、
それがまた「おいも」のおまんじゅうらしくていい。

出来たての“いも恋”は、素朴な味だった。


車中の写真は食べる前に撮ったもの。
このあと

「さあ 楽しい いも恋の時間デス…」
         (by シュトレーゼマン)

Comments (2)
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