ムクムクと啓蟄

中高一貫の女子校育ちである。
女子校＝かぐわしき女の園・・・なんていうのは勝手な妄想で
私のまわりは、なんともイカツイ女子ばかりであった。

まぁ、よくいえば
サバサバしたタイプがまわりに多かった。

近所の「ティーフレンド」を含む
そんな「サバサバネーゼ」な女たち８人で
年に一回だけ集まることにしている。

年に一回だけ17,18歳の頃にタイムスリップするのだ～！


私が大阪に行ってからは
私が決まって帰京する春に集まることになった。

そんなこともあり、いつのころからか
「春うららの会」と呼んでいる。


別に役どころを決めているわけではないのだが、
「言いだしっぺ幹事」が私。

「春休み、帰るよ～！」と声をかけると、
「人集め幹事」が動きだし、
「場所取り幹事」が動きだし・・・、
みんなムクムクと活動をはじめる。


東京に帰ってきて、もう２年。

「言いだしっぺ幹事」はそろそろ卒業かな・・・？
と思っていたりもしたが、

ここのところ、
マラソンウーマンな友達やら、ティーフレンドの彼女に
せっつかれている気がしてならない。

「そろそろ、春だね。」

ムクムクと啓蟄のころ、私も始動！である。