~「こらぁ~!」~
社宅の小学生たちはいたずら盛り。
度胸だめしなのか、なんなのか、
他人の家のベルを鳴らし、走って逃げていく。
・・・という悪行が流行っていた。
東京では新築のセキュリティの良いマンションに住んでいた。
だから不謹慎ながらも
彼らの悪行がなんだかとっても珍しく、面白かった。
小学生のいたずらとはわかっていながらも
ウチにはいつ来るのかな~なんて
ドキドキしていた。
夕方になると、何処からともなくあちこちで
「ピンポ~ン。」
「こらぁ~!」
のバトルが聞こえてくる。
ここのいいところは
自分のウチの子でも他人のウチの子でも
悪いことをした時は容赦なく叱れる母親たちがいること。
その場はうまく取り繕って
あとで親の陰口をたたくような“悪代官ママ”はいない。
そう、みんなで子育てしていた。
だから、あたたかいナニカにつつまれているようで
なんだか安心だった。
ある日、うちにも待望の
「ピンポ~ン!」がやってきた。
来た、来た!
思いっきりドアを開けると、
そこにはまだオムツのとれない男の子が・・・。
その子は以前、お姉ちゃんと一緒にわが息子に「ケーキ」を
届けてくれた男の子だった。(花の江戸子~4、記事参照)
「なんでしゅか~?」
・・・拍子抜けしたが、一応聞いてみる私。
「ピンポン だっちゅ!」
そう、答えるやいなや、
オムツのとれない男の子はあわてて階段を駆け下りていった・・・。
「こらぁぁぁ~!」
・・・と言っても、後の祭り。
私の“ピンポンダッシュ”初体験であった。
社宅の小学生たちはいたずら盛り。
度胸だめしなのか、なんなのか、
他人の家のベルを鳴らし、走って逃げていく。
・・・という悪行が流行っていた。
東京では新築のセキュリティの良いマンションに住んでいた。
だから不謹慎ながらも
彼らの悪行がなんだかとっても珍しく、面白かった。
小学生のいたずらとはわかっていながらも
ウチにはいつ来るのかな~なんて
ドキドキしていた。
夕方になると、何処からともなくあちこちで
「ピンポ~ン。」
「こらぁ~!」
のバトルが聞こえてくる。
ここのいいところは
自分のウチの子でも他人のウチの子でも
悪いことをした時は容赦なく叱れる母親たちがいること。
その場はうまく取り繕って
あとで親の陰口をたたくような“悪代官ママ”はいない。
そう、みんなで子育てしていた。
だから、あたたかいナニカにつつまれているようで
なんだか安心だった。
ある日、うちにも待望の
「ピンポ~ン!」がやってきた。
来た、来た!
思いっきりドアを開けると、
そこにはまだオムツのとれない男の子が・・・。
その子は以前、お姉ちゃんと一緒にわが息子に「ケーキ」を
届けてくれた男の子だった。(花の江戸子~4、記事参照)
「なんでしゅか~?」
・・・拍子抜けしたが、一応聞いてみる私。
「ピンポン だっちゅ!」
そう、答えるやいなや、
オムツのとれない男の子はあわてて階段を駆け下りていった・・・。
「こらぁぁぁ~!」
・・・と言っても、後の祭り。
私の“ピンポンダッシュ”初体験であった。