<「ソチ、寒いだろうな~。」(byうちの白クマくんたち)>
今年最後の三連休、
何より心熱く食い入るように見てしまったのが
フィギュアスケートの全日本選手権。
早いもので
あのバンクーバーオリンピックからもう4年。
2014ソチ冬季五輪の最終選考会も兼ねた試合に、
じんわり涙流れ、震えるほど感動してしまった。
本日はその余韻で生きておりまする。(笑)
フィギュアスケートという競技は
スポーツでありながら
氷上の芸術という側面を持っている。
…と私は思う。
だから
ただ跳べた!回った!だけでは私の心には響かない。
内面からにじみ出るものこそが
心震わせるのだろう。
音楽好きの私が
氷上の舞台を(サッカー同様)テレビのナナメ45度くらいからみると
選手のひとりひとりが
大きな舞台で楽曲のすべての運命をにぎるような
SOLOを任された演奏者にもみえてきてしまう。
勝者となるソリストは、
寸分の狂いも許すことなく
その手先、足先に
気持ちのすべてをのせて
圧倒的な自信をみせつけるほどの強さがある。
私をみて!私を聞いて!
たとえ
マイナスがあったとしても
聴いてるものの心にプラスを刻んでいく。
そして
さらなる高みを目指す。
それでこそSOLO奏者。
魂を揺さぶるほどの
氷をも溶かし波うつような
粘りのあるスケーティングが好き。
その表情で
その指先で
その背中で
強く、優しく、ほろ苦く。
今回
テレビのナナメ45度から見えてきたその世界観は
ほんとうにほんとうに美しかった。
高橋大輔選手、
鈴木明子選手、
そして、
浅田真央選手。
これまでも、これからも、
選ばれし者たちの果敢な挑戦に
心躍る。
頑張れ!
真の覚醒を大いに期待して
さあ、ソチへ。