もちつきうさぎ

ぺったんぺったん、もっちもち!
ハートのおもちつきでスマイル満開なエッセイブログ。

雪中見舞い

2012-01-30 | 私の家族
<ホームベーカリーで焼いたパンを持っていきました♪>


お寒う~ございます。

先週の中頃の話だが、

雪が降り積もった東京。

実家の父母はさぞかし大変な思いをしているだろう~と思い、
焼き立てのパンを持って、
その様子をたずねに行ってみた。

陣中見舞いならぬ、雪中見舞い

すると、あらビックリ!

いわゆる多摩地区である我が家とは違い、
実家の周辺の道には「雪」などというものがほとんどなく
「コチコチでカチカチの道」などというものは存在していないのであった。(さすが!23区内!)

「なあ~んだ。」とちょっと拍子抜けしてしまったが、
「雪」を理由に顔をみせることにした。

                             

焼き立てのパンの香りに喜んでくれた母は
パンをクルッとひっくり返し、

「これこれ!」と笑う。

ホームベーカリーならではの撹拌用の「パン羽根」の穴が懐かしいというのだ。

思えば、
母もホームベーカリー愛用者だった。
市場に出回って間もない頃のホームベーカリーを使って
毎日焼き立てのパンで私たち家族の食卓を楽しませてくれていた。

「あのころのホームベーカリーは音がうるさくってね~。」と母。

そうそう、
粉を撹拌するときの音はかなりのもので、
予約して出来上がりを次の日の朝にするときには
玄関のすぐそばにある物置部屋みたいな部屋で孤独にパンをこねていた。

祖父母が家の中央の床の間に寝ているものだから
きっとあのころの母は
音を気にしながら
でも
私や弟に焼き立てのパンを食べさせたくて
隅っこの部屋でホームベーカリーを使っていたのだろう。

(母と娘の物語はつづきがある。
 娘はあのころの母の年齢になってやっと気づくつづきの話。)

玄関に続く寒い廊下を歩きながら
母がホームベーカリーでパンを焼いていたころの
朝の香りをふと思い出す。

「この辺が朝、いいにおいだったよね。」
「あら?そんなこと覚えてるの?」と母は笑う。

(あのころの母の思いがつづきの新しい物語・・・。

母はいつホームベーカリーでパンを焼かなくなったんだろう?
私はいつの日まで母のつくった朝食を食べていたんだろう?

考えても考えても
思い出せないようなことを考える。

(それはまたつづきの話・・・なのかもしれない。


「雪」がとけてしまった実家に行った雪中見舞い。

焼き立てのパンが私を少しだけ“娘”にしてくれた。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シナモンロールはいかが?

2012-01-25 | 手作りおやつ
<ラム酒につけたレーズンを巻き込みました♪>


二人の息子を育てているがその思春期はまるでちがう。

どちらかというと穏やかな不思議クン(笑)の長男は
まあ~るくまあ~るく渦を巻くように考えこんで
その渦の中心から煙が立ち上るかのように
自分で答えを見つけていくタイプだったので

私は私で
一緒になってグルグル巻きになるのを楽しんでいたところが
あったのだが、

次男はまるでちがう。
たとえていうなら三角小僧。

あっちにもこっちにも尖がるものだから、
グルグル巻きがいびつなカタチになってしまって
煙がほら、ここにも!あそこにも!って具合に火を噴いてしまう。

今日だって

練習試合で負けたのが気に食わなくて
帰ってくるなり怒っている。

青春ドラマか!?と突っ込みを入れたくなるくらい
わかりやすい。(笑)

まあまあ、
グルグル巻きになってるときはグルグル巻きを食べるといいのよ。

とは、
私の勝手な持論だが、あながちウソでもない。

今日のおやつは
映画『かもめ食堂』を先日BSで見て無性につくりたくなった

シナモンロール♪

シナモンシュガーの甘い香りをグルグルっと巻き込んだ
やさしくてホッとする感じのパン。


さあさ、おやつにしましょうよ。

テーブルの上に
オレンジ色の夕陽が差し込む冬のリビング。

勉強中のひと休みが楽しみな長男も
「ミルクティー入れといたよ。」と声をかける。

おいしいね。
おいしいね。
2個、3個、あっという間にペロリの息子たち。

おなか満足の笑みがこぼれる。

いいんだよ、負けたって。
負けることのほうが“発見”があるでしょ。

三角小僧クンの“とんがり”はどこへやら~??


これぞグルグル巻きマジック♪


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雪景色に歌う♪

2012-01-24 | 暮らし

<銀世界の朝です♪>


夕方の雨が粒の大きな結晶に変わり
あれよあれよという間に降り積もっていった昨晩の雪。(@多摩地区)

テレビから聞こえる都会の喧噪をよそに
我が家のまわりでは
白い世界をあっという間につくりあげてしまった。

夜の雪景色を眺めるのは久しぶりである。

つい先日、
(ビデオを持っているにもかかわらず)
映画「私をスキーに連れてって」をBSでみた私。

思わずユーミンの
“A Happy New Year”のメロディーを口づさむ。

今年も  たくさん  いいことが
あなたにあるように  いつも  いつも ♪

どこか神聖な気分になる不思議。


<歩いてみたいよね~、ネコさんも♪>

一夜明け、路面凍結!スリップ注意!
家の前の道はカチコチ状態になっている。

学校へ向かう次男に思わず
「内足に重心かけて、前傾姿勢で歩くように。」と指南する私。(笑)

とはいえ、

やっぱりどこかこの雪景色に浮かれている。(北国の方、ごめんなさい!)

雪かきをしながら歌うは
広瀬香美の「ロマンスの神様」。

Boy meets Girl いつまでも ずっとこの気持ちを 忘れたくない
fall in love ロマンスの神様 どうもありがとう ♪

都会に暮らす人々にとって

雪景色はほんのちょっとスパイスのきいた贈り物。
痛い目にあうのを承知で「目」が喜んでいたりする。

ほんとは雪だるまをつくりたいところだけど、
さっ、気をつけて出かけなくっちゃね!


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

加湿機すったもんだ

2012-01-20 | 暮らし

カラッカラに乾いた空気が続いていたTOKYO。
(本日は雪が降ったので少しは和らいだかもしれませんね。

インフルエンザも流行の兆しをみせはじめたとのニュースを受け
1年ぶりに加湿機を棚の奥から引っ張り出してみた。

2002年製の10年選手クンである。


<あっ、どうも。お久しぶりッス。>

出してみてよくよく眺めてみると
あちこちが古くなっていることに気が付く。
やはりきれいな空気はきれいなお水から~ということで、
まずは「加湿フィルター」を取り替えることにする。

そこで、近所の家電ショップに行ってみたのだが、
「えっ、2002年製ですか~!」
店員さんたらそれはそれはギョッとした顔をするのであった。

何件かあたったもののどこにも
我が家の10年選手クンの加湿フィルターは売られておらず、
メーカーから取り寄せても数日かかるという。

あきらめかけていたころ、

これといった期待も持たずに
いわゆるスーパーの西友に入って家電コーナーを見てみた。

すると…、あった~!
思わず歓声を(小声で)あげ鳥肌がたつ私。(笑)

加湿フィルターの入った白い箱は
かなり黄ばんでしまった状態で掃除機フィルターの影に隠れながらも
「ここにい・ま・す・よ~。」とか細い声で私をよんでいるのだった。

KY(カカクヤスク)はKY(空気読んでるじゃん!)に。

探してみるものである。

                              

ラッキーな気分いっぱいで家に戻った私。
さっそく加湿フィルターをとりつけ稼働させてみよう~と試みる。

しかし・・・、
今度は水が入るタンクのふた(栓)がない!

多分、(私のことだから)
昨シーズン片づけるときにしまい忘れたのだろう。

そして、
1.「まあいいや。今度出したときにつければいいんだから。」としまい忘れた栓をその辺に置いておき、
2.数か月後にその栓を見ても「あれ?この栓なんだったっけ~?」と何の栓だかわからなくなり、
3.捨ててしまったであろう可能性が高い。

さんざん家中を探し回ったあげくメーカーさんに問い合わせてみる。
すると、
やはり2002年製の水タンクの栓はもう在庫がないとのこと。

加湿機は1年のうち2~3か月しか使わないものだけど、
やっぱり10年ひと昔なのね。
加湿フィルターをようやくみつけたあとだけに・・・・・うぅぅ~無念じゃ!とガックリ。

さて、どうしましょう??と考えたあげく、
水タンクがなくたって水を入れればよい話、
それこそ自給自足方式で水を足すことにした。

タンクと違い
あふれ出る寸前のラインのところまでチョロチョロっとしか入れられない水。
稼働させるともって1時間という水量だ。

やってみると、普通に動く!動く!

そして、水が足りなくなると「ピーピー」と私を呼ぶ。
呼んでくれるだけ石油ストーブの上のヤカンより賢いってもんだ。

いいんじゃな~い!
妙なカタチで自分を納得させながらマメマメしく給水作業するのであった。

何度もつづけていると
「はい!はい!」なんて返事したりしてちょっとしたペット感覚に陥り、
愛情まで湧いてくるから不思議~。(笑)

家電10年ひと昔をアナログで乗り切る私。

そんなこんなで
10年選手の加湿機クンと今年もつきあっていこう~と決めた真冬の午後なのであった。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

私のデトックスベジスープ♪

2012-01-16 | うちごはん
<とにかくお野菜たっぷりです!うふ♪>


なんでもないいつもの日は
本屋さんにブラッと立ち寄ってから買い物するのが
お決まりのコース。
年が明けてからというもの
ウォーキングついでの日課になっている。

先日手にした記事は
デトックスベジスープ

とにかく野菜をたっぷり入れて煮込むだけのものなのだが、
身体の中をキレイにしてくれるスープなんだそうだ。

材料は

切干大根(1/2cくらい)
大根
玉ねぎ
しいたけ
トマト(皮をむいたもの)
キャベツ


これに、いつだかマクロビオテックの本で
スープにすると身体にいいと読んだことのある
干しシイタケ(落ち着くそうです。)
をプラスしてグツグツグツグツ煮込んでみた。

これが私流デトックスベジスープ


<お水はかぶるくらいたっぷりと~。>


<20分くらい煮込んだの図♪>

それでもまだ煮込み足りないような気がして、
新聞紙、タオル、毛布にくるみもう3時間ほど置いてみた。
(このやり方が今私のエコmyブーム♪)


<くるんだの図♪>


<3時間たったらこんな感じです。>

たっぷりお野菜のエキスがでたところで出来上がり。

4人家族でも3~4回くらいは使える量。

これに和風ダシやお豆腐を加えてお味噌汁にしたり、
ジャガイモやベーコンを入れてホワイトスープにしたり、
けっこうな七変化を楽しんでます。

朝にお似合いなのは~、


<ミネストローネスープ♪>

大豆をたっぷり入れて
トマトジュースとコンソメで煮込んでみました。

まだまだ続く受験と向き合う長い日々。

ほっこりとした
デトックスベジスープで
かみしめた奥歯が少しでも和らぎますように。

今日も元気にいってらっしゃい~!


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする