もちつきうさぎ

ぺったんぺったん、もっちもち!
ハートのおもちつきでスマイル満開なエッセイブログ。

残暑が猛暑で!

2012-08-30 | 私の家族
<庭の朝顔くん、今朝も頑張る!!>

    

残暑 お見舞い 猛暑 あげます。(by Eテレ「0655

     

いや~暑い暑い!
天気予報はどこまでも晴れマーク。

洗濯物が毎日カラッと乾くのはうれしいけれど、
ヘタすると干からびてしまいそうな乾きっぷり!
(なのでお昼には取り込みます。)

この暑さには我がオットもバテバテのようで、

「ただいま~」と帰ってきたあとはもう「暑い!」しか言わない。

どんだけ言うのだろう??と昨晩ひそかに数えてみた。

「暑い暑い暑い暑い暑い暑い暑い・・・・・・暑い!!」
14回も言ってた。

指折り数えている私に気づいたのか!?
お次は

「キツイキツイキツイ・・・・キツイ!」を連発。
こちらは8回ほど。

すると今度は

「つらいつらいつらい・・・・・!」と言い始めた。(こちらは多分5回くらい

そしてお風呂へ~。ジャブ~ン!


  
8月もあと残すところ1日だというのに
残暑が猛暑つづきでとんでもない夏である。

だけど、

気づけば少し夕暮れが早くなり
陽がかげった街は少しばかり風が涼しくなっているような…。

暑い夏もあともうちょっとなのだろう。

ゆく夏に行ってほしいような、行ってほしくないような。

残暑が猛暑で!
残暑が猛暑だったりするものだから!

去りゆく季節がよけいに愛おしくなってきた私である。

勝手だなぁ~あはは♪


<あの~もうちょっとミンミン言わせていただいてもいいですか??(by セミくん)>
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ぶらり仙台街歩き~花の江戸子、東北をゆく(7)

2012-08-29 | 旅のおはなし(花の江戸子)
広瀬川~流れる岸辺~♪(青葉城恋唄)>

再び仙台に戻ってきた我が家。
早朝、
長男が暮らすマンションの窓の外からは
虫の声とともにうぐいすやホトトギスの鳴き声が聞こえてくる。

これが試験中の徹夜明けなどはかなり耳に障るらしい。

長男曰く、
「勉学に花鳥風月などいらん!

贅沢な悩みだな~。


<瀬音ゆかしき~杜の都~♪ 広瀬川は流れる水も澄んでてきれいでした。>

さあ、この日は
いろいろなお買い物をしながら仙台タウン散策


なぜか最初に訪れたのはオットの母校。(笑)
最近男女共学になったそうで、
女子が校庭にいる・・・という現実を目の当たりに!

「違和感あるなあ~。」とぼやくオットでありました。


<この景色は見覚えが!>

グルグルと車で散策を終えたあとは、
車を駐車場に停め街歩き。

駐車場にほど近い通りは
映画「ゴールデンスランバー」で首相暗殺のロケが行われた定禅寺通り

仙台在住、伊坂幸太郎作の映画をよく観ている私は、
街路樹の緑あふれるステキな道に
「おぉぉ~ここがここか~!」(日本語意味不明)
とついつい唸る。


<少し歩くと見えてきたガラス張りの建物。>

こちらが、
仙台の文化の発信拠点とも呼ばれる
せんだいメディアテーク

ご主人の転勤で何年か仙台に住んだことがある
ハンドベルサークルの友人Yちゃんも
ベビーカーを押してよく行ったと話していた場所。

「子育て中の憩いの場だったんだよね。」(Yちゃん談)



東日本大震災ではたいへんな被害にあったが建物そのものは
大丈夫だったそうだ。



国際的に有名な建築家、伊東豊雄による建物は、
どこまでも挑戦的な雰囲気を醸し出す。



ギャラリー、図書館、映像センター、ミニアートサロン、展示場、講演会場、
コミュニティー広場、本屋、雑貨店、そしてカフェ…などなどを兼ね備えた施設。

同じように転勤族の私。
異郷において
このような情報発信基地的な役割をもった場はとても大切だと感じている。
文化を享受できることが暮らす上での安心材料になるからだ。

ここは、
広い視野をもって運営されているところがとっても魅力的だったな~。


<こんな企画展示もやってましたよ~♪>

ちょうど開催されていたのが
ジョジョ展

「ジョジョの奇妙な冒険」の作者、荒木飛呂彦さん
宮城県仙台市のご出身だとか。

この日のメディアテークは若者であふれていました!


<勾当台公園駅>

「むすび丸」クンが買いたい!と言う次男のために
宮城県庁の観光情報センターに向かう途中見えてきたのが、

勾当台公園

うぅぅ~ここもロケ地じゃないか!!
(「ゴールデンスランバー」ヤジヤジ矢島が中継してくれたところ
またまた唸る私である。


<思わずマンホールを探す。(笑)>

「やっぱりないな~。」とオット。

堺雅人さん演じる青柳が
花火が上がったスキに飛び込んだマンホールは存在しなかった。

「やっぱりあれは映画のセットだったんだね。」

真夏の勾当台公園は
少し物静かで、少し物悲しくもあり・・・
ロケ地に残る余韻にひたる私。

そんな私の横で
「で、何の話?」と長男。

「ええ~~!知らないのぉぉ~~!?仙台に住んでるのにィ~~!」

それはそれで驚いた私とオットでございました。


 ちなみに 


<仙台城跡に建つ伊達政宗騎馬像

青葉山周辺の
仙台散策てっぱんコースは、



「るーぷる仙台」という観光バスが便利ですよ~。

私たちは受験視察のために訪れた秋に乗りましたが、
運転手さんのお話がものすごく面白くってお上手で
いつまでも乗っていたくなりました。


<駅もレトロで可愛い!>


          

思えば不思議な旅だった。

中学高校時代仙台で暮らしたオットがかつて歩いた道を
今、仙台で暮らしている長男とともに
家族四人、みんなで歩いた。

こんなに私と離れたところで彼は高校生だったんだという不思議。
そして、ここを勉学の場として選んだ私たちの息子。

記憶をたどるオットと、
今を知る長男。

新しい旅のカタチだった。

東京で私とオットが出会ったからこその、この時間。

大学時代、
当時つきあっていた彼(オット)を訪ね
友人を連れて七夕まつりを観に来たこともあったけれど、
そのとき
次に訪れるのがそのときの彼と息子たちと一緒だなんて
想像もつかなかった。

人間って家族って時間ってどこまでもつながっててほんとうに不思議だな。
こういうのを奇跡っていうのかな?

鮮やかな七夕まつりの飾りをくぐりながら
そんなことを考えた。

この旅で、
今ここにいる幸せをたくさん感じることができた私だった。

今度来るときはもっと身近になっているであろう仙台。

楽しい旅をありがとう!
これからもどうぞよろしく!

そんな気持ちで我が家は東京に向かって帰るのでありました。


 おみやげ・・・なのか!? 


<ジョジョ展で長男が買いました~。>

「えっ!買うの!?」
「もちろん!」
家族が驚いた長男の(自分への)おみやげでありました。



これにて「花の江戸子、東北をゆく」シリーズを終わります。 

  おつきあいくださり、
  ほんとうにありがとうございました。



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いざ、山寺へ~花の江戸子、東北をゆく(6)

2012-08-27 | 旅のおはなし(花の江戸子)
五大堂にて~天空の道場から見た眺めは絶景!>

仙台から蔵王連峰を越え、山形入りした我が家。

白いお湯がピリピリと沁みる蔵王温泉でゆったりと過ごし、
美味しい山形の郷土料理をいただき、
夜中はロンドンオリンピック観戦。(笑)

日本女子サッカーが史上初のメダル(銀)を獲得したその日、

いざ、山寺へ。


<仙山線・山寺駅>

車で行きましたが、
味わい深い駅に我が家の鉄チャン(次男)大喜び!


<山のてっぺんまでお寺なのです。登れるかな~!?

山寺は、どうしても行ってみたかったところ。

定観2年(860年)に慈覚大師が開山したお寺で、(宝珠山立石寺)
松尾芭蕉が訪れた地としても知られているが、

実は、
私とオットの両親(父母+父母=4人)が
私とオットの結婚後、4人で旅行し訪れた場所でもある。

今ではもう歳をとってしまったが、
当時、父母たちは50代。

1000を超える石段を登るここ山寺を、

私たちの結婚で親戚同士となった4人は
どんな会話をしながら登ったのだろう?

最近杖なしでは歩けなくなってしまった母も元気に登ったのよね~。

そんな山寺の階段を
一度登ってみたいとずっと思っていたのだった。


<ここがスタート地点~山門

鎌倉時代に建立されたという茅葺き屋根の山門をくぐり
いざ、出発。

急な階段を一気に登る息子たち。
そのあとをついて行くものだから
心臓がバクバク、息もヒーヒーになってくる。

若者よ、ちょ、待てよ!


せみ塚~芭蕉が句を詠んだ短冊を埋めたといわれる。>

閑かさや 石にしみいる 蝉の声

みんなご存知のこの俳句。
松尾芭蕉はこの地を訪れ、この句を詠んだといわれる。

松尾芭蕉、
そして50代で訪れた父母たち。
みんなみんなこの階段を登ったんだなぁ~と思うと感慨深い。

時間は変われども
このうっそうとした木々に囲まれた涼しげな場所は変わらない。

この日も蝉が鳴いているのだった。


<どんどん登っていくと視界が開けていく。>

仁王門、納経堂、開山堂など岩場に建つ木造のお堂を
見ながらどんどんさらに上まで登る。


<山あいの田園風景がよく見える。>

山肌からせり出すように
崖の上に建っているのが、五大堂一番はじめの画像)

天下泰平を祈る天空の道場だそうで、
この欄干越しから見える景色はまさに絶景だった。


<なぜか撮らされる鉄道風景!~ジオラマのようだが本物である。>


<こちらがゴール地点でもある奥ノ院。>

よく登ったなぁ~と
振り向きながら爽快感にひたる私。

景色と歴史と時空を走破したような気分は格別だ。


<清々しくお参り。>

我が家4人、
ここまでみんな元気に登ってこれました、とご報告。

最近運動不足気味の私でもなんとか登れたのが
ちょっとうれしく達成感。

修行の場は
心の視界も開いてくれたようだ。

これからも元気でいよう!

登ってきたたくさんの階段を見下ろしながら
そんな風に思う私でありました。


 美味しくて感動~! 


だしそば

山寺近くの蕎麦処「美登屋」さんにて。

「だしそば」は
山形の郷土料理「だし」を入れた冷たいお蕎麦。(4~10月限定)

刻んだナス、きゅうり、みょうが、などなどがたっぷり入った「だし」と
お蕎麦のコラボレーションは山形ならではのお味。

ほんとうに美味しかった~~!
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蔵王御釜~花の江戸子、東北をゆく(5)

2012-08-23 | 旅のおはなし(花の江戸子)
蔵王エコーラインから分岐して
蔵王ハイラインに入り、
さらにグイグイと山麓から頂上へと向かった我が家。

絶景ドライブのクライマックスは
五色に輝く蔵王のシンボル 御釜である。

天候によっては
全く見られない日もあるという
気分やの女神さまのような御釜。

どちらかというと「曇り」のこの日。
普通に考えたら見られる確率のほうが低そうな日であった。

それでも、
心のどこかで「きっと見れるはず!」と思ってる私~
どこまでもノー天気(!?)

さて勝負の行方は??


<OH!御釜の中にスッポリと雲が~~!


<思わず「ふぅ~ふぅ~」とやりたくなる…。>


<おや!?風が吹いてきましたよ~。

風が~吹~いて~いるぅぅ~~♪

御釜を眺める柵にちょいと腰かけながら
ロンドンオリンピックのテーマソング(NHK)「風が吹いている♪」を
祈りを込めてハナウタで歌う私。
(最初のトコしか歌えないけど…。

いい風よ!吹いてくれ~!!

まわりの観光客のみなさんも同じ気持ちなのか
「もうちょっと!もうちょっと!」と熱い声援を送りはじめる。

するとどうしたことでしょう~!


<わっ、雲が移動しはじめました!

一瞬の風がスーーーッと吹き
あたりが急に明るくなり・・・、


<見えた!見えた!>

御釜が姿をあらわしたのでありました。

「先に昼飯食べてて正解だったなぁ~。」と悦に入るオット。

御釜周辺の馬の背は広大で
おいそれと御釜に近づける距離ではないだけに
この時間にここにいられる巡り合わせが嬉しい。


<そのうち太陽の光も差し込みはじめ…>

よし!見たぞ!
と思わずシャッターをきる私。

この間ほんの数分間。

火山の噴火でできたといわれるこのカルデラ湖は
太陽の光で湖面の色を次々と変化させ(五色湖ともいわれるそうです。)
いろんな表情を見せてくれるのでありました。


<刈田岳山頂より>

旅の醍醐味は
またいつ来れるかわからないような遠く高くワイルドなところで
一生忘れることはないだろう…という景色に出会えること。

そしてその景色を
一緒に見た家族と“思い出”として共有できること。

感動した!

風よ、ありがとう~。


 またまたおいしいもの 


<山形名物・いも煮♪>

なんでも
山形のいも煮は醤油仕立てで
宮城のいも煮は味噌仕立てなんだそうだ。

こちらは山形でいただいた醤油仕立て。

むちゃくちゃ、おいしかった~♪ 
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蔵王エコーライン~花の江戸子、東北をゆく(4)

2012-08-20 | 旅のおはなし(花の江戸子)
<可憐なコマクサにも会えました♪>

よし!行こう!!

目指したのは
宮城県と山形県をまたいでそびえる蔵王連峰

雄大な山並みを横断する山岳道路、
蔵王エコーラインを駆け抜けて
豊かな自然を満喫しよう~。


<入り口の大鳥居から数分で到着>

蔵王国定公園 滝見台

日本の滝 百選のひとつ「三階の滝」を眺めることができる。



181mの高さから優雅に流れ落ちる。



こちらは水量豊富な不動滝。



先人たちは
深緑の断崖から落下する純白の滝を「神」とあがめたという。

かけがえのない遺産は
今もこうして息づいているのだな~と感動。


<小さな小屋が出迎えてくれました。>

蔵王エコーラインをさらに上ると
もう長袖を羽織らないと寒くなるくらいの気温に。

そうか!
もうここは冬通行止めになるところ。
開通時にはあの雪の回廊となるところである。

到着したのは駒草平


<木もなかなか育たない高地>

ゴツゴツとした岩場が広がる荒涼とした大地。
低木しか育たない厳しい環境のようだ。


<そんな中に!>

出会えたのは可憐に花咲く
高山植物のコマクサ

「また会えたね♪」

我が家の旅では行く先々でよく出会う花だけど、
もちろん採取厳禁な貴重な植物。

ここまで上ってきて出会えた喜びで思わずパシャパシャ!


<ここでも素晴らしい滝が!>

展望台からは息をのむ眺め。
豊かな自然の神秘に魅せられる!


<遠くで見ててもなんか怖い感じ~!>

さあ、
これからめざすは刈田岳の山頂、
御釜である。

折りしもロンドンオリンピック真っ只中のこの日。

「よりきれいなメダルを狙いたいと思います!」って選手が言うように
「よりクッキリハッキリな御釜に出会いたいと思います!」と願う我が家。

そんな蔵王のハイライトを楽しみに
蔵王エコーラインをさらにグイグイ上るのでありました~。


 おいしいもの 


山形名物・玉こんにゃく♪

先っぽにチョイとからしをつけていただくのが
いいらしい。

あ~もう!
写真撮る前に1個食べちゃってる~~!!
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