秀策発!! 囲碁新時代

 「囲碁は日本の文化である」と胸を張って言えるよう、囲碁普及などへの提言をします。

囲碁とご近所

2011年01月28日 | その他
 先日、ラジオやテレビで紹介されていた本です。

 『ほめ言葉のシャワー』水野スウさん

 水野さんは、石川県の方。近所の方との交流の為、毎週水曜日に自宅を開放(オープンハウス)し、「紅茶の時間」というおりゃぺリの会を主宰されているそうです。満二十年を迎える今年、永六輔さんのラジオ番組『誰かとどこかで』にゲスト出演されました。

 歴史や政治に詳しい方ならこんなひらめきがあるのでは。
 「ボストン茶会事件、つまりアメリカの独立戦争とはどんな関係があるのでは」
 番組内で永さんがこんな質問をされました。この会でのおしゃべりで政治がらみの話題が出る事もあるそうですが、メインは仲間同士のおしゃべりであり、政治活動ではありません「紅茶」というキーワードを使っているのは、水野さん自身が紅茶がお好きだからなのだそうです。

 この週、別のラジオ番組、『武田鉄也 今朝の三枚おろし』にて、「移行期的混乱」という本について取り上げられました。戦後日本の高度経済成長、バブル経済からその崩壊、現在に至る停滞・低迷についての論評だそうです。
 その放送時、「ジャパン アズ ナンバーワン」という書名も出てきました。かつてのベストセラー。
 日本の高度経済発展のポイントは何か。私の記憶に間違いがなければ、
 【近所付き合いのよさ、交番の警官との信頼関係】
 があると「ジャパンアズナンバーワン」で取り上げられていたと思います。この本についての私は、
 「当たり前の事ばかり書かれている」
 と感じました。

 前年、≪無縁社会≫という残酷な言葉が流行語大賞になりました。ある種の事件・問題は、人間関係やコミュニティーが希薄になったことで多発していると聞きます。
 かつての日本文化の一つに、
 ≪むこう三軒両隣≫
 といわれた物がありました。水野スウさんのオープンハウスではありませんが、囲碁を通じてご近所付き合いの再構築、こんな事が出来ないものだろうか。
 今回のラジオ放送にて、考えさせられました。

 下記のレシピ本もご紹介します。

 『糖尿病を改善する食物繊維食のすすめ』