海神奈川吹奏楽部愛好会ブログ

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ミス・サイゴンで戦争報道を考える

2013年01月20日 00時19分19秒 | 写真カメラ
 アルジェリアのガス・プラントを人質をとって占拠した武装ゲリラへのアルジェリア軍の攻撃がニュースになっている。

 2012/3/24の神奈川県立津久井浜高校吹奏楽部定期演奏会の鑑賞レポート(海神奈川吹奏楽部愛好会でも未公開)を1年近く経ってからようやく書き始めた。その演奏曲目に<ミュージカル「ミス サイゴン」より>があり、戦争報道について深く考えさせられた。
 1960-70年代のベトナム戦争とそれに続くカンボジア内戦の頃と現代とでは撮影・通信機材もアメリカ軍側の規制も異なっているからタリカスが戦場にいってもベトナム戦争の頃のようには従軍・発表ができないだろう。果たして現代では前線に従軍なんて認められるのかしら?

****以下引用*****

   <ミュージカル「ミス サイゴン」より>
 会場入りするまでの道中、筆者は「カメラは私の武器だった~きみは、アキヒコ・オカムラを知っているか」(暮尾淳 著 ほるぷ出版)という岡村昭彦の伝記を読んでいたのでものすごくタイムリーな選曲に思える。

 岡村昭彦とはアメリカのグラフ誌LIFE(すでに廃刊)のカメラマンで1960-70年代のベトナム戦争を従軍撮影した日本人戦場カメラマンのことだ。戦場カメラマンとしては渡部陽一が21世紀の中学生・高校生にはおなじみだが、ベトナム戦争とそれに続くカンボジア内戦では世界中から多くのカメラマンが現地入りして従軍取材していた。
 その当時はLIFEに掲載されることがカメラマンのステータスであった。ベトナム戦争とカンボジア内戦では現代と違って従軍及び発表が割りと自由にできたこともあり多くの戦闘シーンがLIFEの誌面に掲載された。(それが反戦運動となってわが国の『べ平連{=ベトナムに平和を!市民連合}』を筆頭に世界中で大きく盛り上がったので以後従軍取材及び発表はいろいろとしにくくなったらしい)日本でベ平連が盛り上がったのは沖縄の基地から北ベトナムに爆撃機が飛び立っていったからだ。
 ベトナム戦争とカンボジア内戦当時筆者は幼児だったので残念ながらこれらの戦争についてのリアルタイムの記憶は無い。ここに書いた内容は後付けで知ったことばかりだ。
 ベトナム戦争とカンボジア内戦では多くの戦場カメラマンが命を落としたが、岡村昭彦は1985年東京都新宿の病院で亡くなった。

 んで、話は銃弾飛び交うベトナム・カンボジアの戦場から音符が舞い散る神奈川県立津久井浜高校吹奏楽部定期演奏会に戻って「ミス サイゴン」。銅鑼が鳴り力強い出だし。ソプラノサックス女子のソロが印象的だ。オーボエ女子のソロ。ピアノにのりオーボエなどのメロディ。  ティンパニーにのり暴力的な金管の旋律。緊迫した激しい木管・シンバル。  一転して「今がその時」を木管で奏でる。オーボエのメロディ。きれいなクラリネット。盛り上がって終わった。


(後略)

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