東京都公立学校美術展覧会

上野の東京都美術館に「東京都公立学校美術展覧会」を見に来ている。


会場の東京都美術館に着くと新型コロナウイルス蔓延を受け
観客たちは先を争うように入口に設置された
消毒用アルコールを手にかけ刷り込んでいる。
タリカスも消毒用アルコールを手にかけ刷り込んだ。
ＣＰ＋２０２０のように本展が中止にならんでよかった。



本展は東京都内の公立小中高の美術・工芸・家庭科・
書道作品が一堂に見られる展覧会だ。
東京都内というのは、足立区から伊豆諸島までだ。
本展を毎年楽しみにあたしゃ観覧している。

雨上がりながら、日曜日なので場内混雑している。
親が作品の前に子供を立たせてスマートフォンで写真を撮っている。

この会場に居合わせなかった
作品を展示されている福生市立小学生や多摩市立中学生とは
本展が唯一の接点で生涯会うことがない、
というのは諸行無情である。


岡本太郎が「なんだ、これは！」と目を剥きそうな
のびのびとした作品が自治体ごとに天井近くまで展示されている。
学年が上がるにつれうまくなってゆくのが
子供たちの発達段階がよくわかって興味深い。



会場が地階の展示室なので、壁の向こうを京成電車が
ゴゴゴゴゴーっ走ってゆくのが感じ取れる。

鉄道をモチーフにした作品も散見されるので臨場感がある。


中学生の書道作品はタリカスが書く字よりはるかに上手い。

家庭科作品ではかわいいクッションなどがありほのぼのした。


2020年2月19日まで（月曜日休館）、入場無料

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