とある人のスピーチで紹介されたアネクドート(寓話?)。名付けて「マリの失業者」。
ここは西アフリカ、マリ。青年は仕事を探していた。働き口の話があるたびにチャレンジした。
ある時はパン屋の募集に応募したが、断られた。
「お前には経験がない。」
またある時はスーパーの店員の募集に応募したが、断られた。
「お前には経験がない。」
仕事がもらえないのだから、経験があるはずがない。不遇の青年。
ところがある日、この青年は未経験者でもよい、という人材募集の情報を聞きつけ、応募した。
「自分には経験がないのですが。」
「経験はなくていい。すぐに働いてくれ。」
「ありがとうございます!とてもうれしい話、きょうから働きます。ところで、いったい、なんの仕事なんでしょう。」
雇い主は答えた。
「聖戦士よ、ジハーディストだ。」
まことしやかに語られるマリの寓話。
平和の来らんことを、
(おわり)
ここは西アフリカ、マリ。青年は仕事を探していた。働き口の話があるたびにチャレンジした。
ある時はパン屋の募集に応募したが、断られた。
「お前には経験がない。」
またある時はスーパーの店員の募集に応募したが、断られた。
「お前には経験がない。」
仕事がもらえないのだから、経験があるはずがない。不遇の青年。
ところがある日、この青年は未経験者でもよい、という人材募集の情報を聞きつけ、応募した。
「自分には経験がないのですが。」
「経験はなくていい。すぐに働いてくれ。」
「ありがとうございます!とてもうれしい話、きょうから働きます。ところで、いったい、なんの仕事なんでしょう。」
雇い主は答えた。
「聖戦士よ、ジハーディストだ。」
まことしやかに語られるマリの寓話。
平和の来らんことを、
(おわり)