テロから一週間後の海岸の保養地、グランバッサン。コートジボワールのアーチスト達が集まり、「テロにnon」を突きつけるメッセージソングをプロデュースした。
動画はこちら（You Tube）↓
♪コートジボワール、僕達はたじろがない。ジハーディスト、ちっとも怖くもない・・・。コレクティブ・バッサン（"Collectif Bassam"）と名付けられたチーム。アブ・ニダル、ランファン・シロ、ポール・マディ、ベチカなど、ラップからズグルー（Zouglou）、クペ・デカレ（coupé-décalé）（※）まで、ジャンルを超えたコートジボワールのミュージシャンがグランバッサンに集結。'Même pas peur'（ちっとも怖くない）と書かれたオレンジ色のTシャツを着て、歌と踊りでメッセージを送る。
（※ンボテ注: ズグルー、クペ・デカレはいずれもコートジボワールで主流なのダンスミュージックのジャンル。）
「女性が裸でいるわけでもないのに、お前はビーチでいったい何をしたんだ？」お祭りのような雰囲気の中で歌い上げるが、歌詞はイスラーム過激派に鋭く向けられている。「おまえは終末の楽園になんていけないさ。」
この取り組み、一部には犠牲者への配慮が欠けるのでは？と指摘する向きもあるようだが、基本的には広く支持されているという。
テロ事件の余熱が残るコートジボワール。人々は口々にする。「テロは許さない。」「到底、イスラームの教えに従ったものではない。」「もう2度と繰り返させない。」アーチストたちのメッセージは人々の心の中にあるモヤモヤを歌い上げたもの。今こそ、違いを乗り越えて、心を強くする時だ、と。
（参考記事）
【続報】コートジボワール、グランバッサン襲撃事件をさらに振り返る
前編
後編
（おわり）
動画はこちら（You Tube）↓
♪コートジボワール、僕達はたじろがない。ジハーディスト、ちっとも怖くもない・・・。コレクティブ・バッサン（"Collectif Bassam"）と名付けられたチーム。アブ・ニダル、ランファン・シロ、ポール・マディ、ベチカなど、ラップからズグルー（Zouglou）、クペ・デカレ（coupé-décalé）（※）まで、ジャンルを超えたコートジボワールのミュージシャンがグランバッサンに集結。'Même pas peur'（ちっとも怖くない）と書かれたオレンジ色のTシャツを着て、歌と踊りでメッセージを送る。
（※ンボテ注: ズグルー、クペ・デカレはいずれもコートジボワールで主流なのダンスミュージックのジャンル。）
「女性が裸でいるわけでもないのに、お前はビーチでいったい何をしたんだ？」お祭りのような雰囲気の中で歌い上げるが、歌詞はイスラーム過激派に鋭く向けられている。「おまえは終末の楽園になんていけないさ。」
この取り組み、一部には犠牲者への配慮が欠けるのでは？と指摘する向きもあるようだが、基本的には広く支持されているという。
テロ事件の余熱が残るコートジボワール。人々は口々にする。「テロは許さない。」「到底、イスラームの教えに従ったものではない。」「もう2度と繰り返させない。」アーチストたちのメッセージは人々の心の中にあるモヤモヤを歌い上げたもの。今こそ、違いを乗り越えて、心を強くする時だ、と。
（参考記事）
【続報】コートジボワール、グランバッサン襲撃事件をさらに振り返る
前編
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