ベルのきもち

日常のささやかな幸福感を書いていきたいと思います。

スウェーデンミステリー『北京から来た男』上

2014-10-13 09:33:40 | 本の紹介
byヘニング・マンケル。柳沢由美子訳。東京創元社。

ビルギッタはスウェーデン、ヘルシングボリの女性裁判官。4人の子どもたちはみんな成人して家を出ており、
車掌をしている夫と2人で暮らしている。
ある日、過疎の村ヘッシューヴァレンで村人がほぼ全員、惨殺されるという事件が起こった。
殺された村人は親戚同士の3つのグループで、その中にビルギッタの亡くなった母の養父母の名前があり・・・
彼女はその村に行ってみることにした。母の生家で日記と手紙の束を見つけ・・・

すさまじい憎悪は時代を経て末代の子孫にまで継承されるなど、おそろしい。
下巻へ続く。



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