ベルのきもち

日常のささやかな幸福感を書いていきたいと思います。

ベルが初めてうちに来た日

2013-05-15 08:11:58 | ベル
 夢をみました。夢の中で大きな雑種の日本犬がわたしにとびついてきました。茶色いふさふさの雑種のワンで。ぺろぺろ腕をなめたり、おおきな身体をすりつけてきて甘えてくるのです。その温もりが心地よく、目覚めた後も幸せなきもちがその日ずっと続いていました。ワンがいたらと・・・想像してみました。一緒に散歩ができる。ワンのためにごはんを作ってあげられる。楽しいだろうなぁ。
 夢のなかに出てきた雑種のワンにこだわったわたしは、さっそくネットで調べました。あちこち電話で問い合わせ、運よくその週の金曜日に予定されていた、市の動物愛護センターの子犬の譲渡会に行くことに。6匹の子犬がいました。きょうだいらしく同じような顔、4匹が茶色、1匹が真っ黒、もう1匹は黒と茶色のぶち。子犬たちは元気いっぱい、ケージの中を駆け巡り、子犬同士でじゃれあったり。職員さんがいちばんおとなしそうなワンをゲージから出して、抱かせてくれました。
 わたしはワンのあつかいに慣れてなくて、そのワンをぎこちなく抱いたまま、なすすべもなく。やがてワンはケージにもどされました。それがのちのベルです。本当に? 4匹は同じ顔で同じ色。どうやって区別つけたかって。ベルには額に寝癖というか、ほんの少し毛が横に寝た部分がありました。だからそのワンです、たぶん。
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