このところ我が家で流行っている言葉は、『ごわす』
この言葉はどこから来たかというと、岸本佐知子さんの『素敵なアロマ生活』(『何らかの事情』に収録。筑摩書房)というエッセィから。そのエッセィを要約すると。岸本さんはアロマの店でアロマオイルに出会い、その香りに癒され、魅せられ、すっかりアロマ道にはまった。しかしある日、青山のおしゃれなアロマ店でヤロウという、衰えた気力を高め魔除けの高級アロマオイルを買おうかどうか迷っていたとき、それは突然やってきた。頭の中で声がしたという。アロマでごわす・・・と。その瞬間、すべてのものがごわす化したそうです。
ごわすは日常、あらゆるところにいます。たとえばイチゴをただ、砂糖で煮ただけのジャムをわざわざコンフィーチュールなどと言い換えて、食卓に出したとき。美容院から美容師さんにあいそよく送り出されて、しばらくしてふとウィンドウーに赤い頬をした自分の顔が映ったとき。そして、そして。ブログに気取った文章を書いたとき。おそるべし、ごわす。
この言葉はどこから来たかというと、岸本佐知子さんの『素敵なアロマ生活』(『何らかの事情』に収録。筑摩書房)というエッセィから。そのエッセィを要約すると。岸本さんはアロマの店でアロマオイルに出会い、その香りに癒され、魅せられ、すっかりアロマ道にはまった。しかしある日、青山のおしゃれなアロマ店でヤロウという、衰えた気力を高め魔除けの高級アロマオイルを買おうかどうか迷っていたとき、それは突然やってきた。頭の中で声がしたという。アロマでごわす・・・と。その瞬間、すべてのものがごわす化したそうです。
ごわすは日常、あらゆるところにいます。たとえばイチゴをただ、砂糖で煮ただけのジャムをわざわざコンフィーチュールなどと言い換えて、食卓に出したとき。美容院から美容師さんにあいそよく送り出されて、しばらくしてふとウィンドウーに赤い頬をした自分の顔が映ったとき。そして、そして。ブログに気取った文章を書いたとき。おそるべし、ごわす。