摂氏911

自然な生き方をめざす女性が、日々のできごと、感じたことなどをつづります。

人の振り見て、我が振り直せ

2009-10-28 01:35:54 | 気づき
昨日はまた泰三さんの電話カウンセリングを受けました。
自分のまわりで見かける、1人で仕事をたくさん
抱え込んでしまう人たちについて話をしました。

泰三さんのカウンセリングでは、
私が話した問題について「・・…ってアドバイスしてあげたら?」
などと指示や提案はしません。
その問題について私自身が感じる(共鳴している)感情をもとに
私自身について考えていきます。
またカウンセリングの最中には気がつかなかったことに、
しばらくした後(特に寝た後)に気づくことも多いです。

今回は、今朝おむつの洗濯をしていた時に、
気づきがやってきました。
ある人がなんで1人で何もかもやろうとしてしまうのか
理解に苦しんでいたのですが、
昨日思い浮かんだ「役立たず」というキーワードを思い出したら、
さーっと彼女の感情がわかる感じがしたのです。

彼女はきっとそうやって何でも引き受けなければ、
自分の存在価値はない、「役立たず」と感じてしまうのでは?
自分だけではとうてい手におえない仕事を抱えても
他の人に「助けて!」と言えないのは、
自分の役割を果たしきれていないという
申し訳なさ(罪悪感)があるからではないか?

もし彼女がそんな風に思うようになってしまっていたとしたら、
過去に彼女は自分が十分役に立てなかったからそうなってしまったと感じる、
つらい経験があるはず。。
おそらく両親のトラブル。


そこまでわかった気がした後、
「じゃ、私自身はどうして彼女の『役立たず』という感情に
共鳴しちゃうんだろう?
私の育った家庭には両親のトラブルはなかったけど」
という問いが出てきました。
でも、すぐに答えが出ました。
私の「役立たず」感は、母から受け継いだものでした。
私の母がまだ高校生だった時には母の父は病気がちで、
卒業したら自分が働いて稼がなくてはいけない、
と思っていたそうです。
結婚した後も、都会から田舎へ1人で嫁いで来て、
頼れる人がまわりにほとんどいない中、
3人の子どもを育てました。
だから、私の母は人に助けを求めるのを嫌います。
泰三さん言うところの”自立病”なのです。


「それにしても、今なぜそんな人たちを
まわりに何人も見るんだろう」と思ったら、
まさに自分自身も今、1人で仕事を抱え込みつつあったのでした。
毎日、ほとんどゆっくりするひまもなく
家事をやったり、連絡を取ったり、
こうしてブログを書いたり。
そんな状態に体もたまらず、SOSを出したところでした。

「人の振り見て我が振りなおせ」とはこのことですね

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