摂氏911

自然な生き方をめざす女性が、日々のできごと、感じたことなどをつづります。

スーパーニュースに出るかも

2011-02-15 10:24:36 | 気づき
昨年末に、このブログを見た東海テレビの方から
断捨離について取材の申込みがありました。
断捨離についてとは言っても、
今回の企画は、「20~30代くらいの若い女性の間で
仏教がはやってきている」というテーマで、
仏教やヨガの考え方をベースにしていると言う
断捨離についてもその枠の中で
取り上げたいとのことでした。

私は年齢制限にひっかかるので
去年1月の断捨離セミナーに参加してくれた
友達数人に声をかけ、
急きょ久々にダンシャリアンの集いを開き、
そこへ取材に来てもらいました。
でもその際に私がけっこういろいろ語ったためか、
結局私の自宅でも取材を行うことになりました。
我が家での取材の打ち合わせ中、
ディレクターさんがヘンなものを見つけ、
私のコメントはそれを軸に編集される模様ですが、
どんな風になるのか、ちょっとドキドキ。

まぁ、断捨離より大きな枠組の中での取り扱いなので、
出るとしても多分ちょろっとでしょうが、
興味のある方は今週、または来週の東海テレビ、
スーパーニュースの18時15分過ぎの時間帯を
ご覧ください。
(あいにく、東海地方限定の放送だと思います
はっきりした日時や予告がわかったら、
また記事をアップします)


今回の取材をきっかけに、
あらためて断捨離と仏教などの東洋思想との関連について
いろいろ考えをめぐらせてみました。
断捨離を実践してそういう関連を感じさせることは
何かあったか、
自分だったらこのテーマでどんな番組を企画するか、とか。
仏教でよく言われる
執着を手放すということについては、
断捨離の文献ではよく取り上げられているけど、
他に何か実感できた断捨離の効用はなかったか。

すると、1つだけ思い当たったことがありました。
それは、目に見えないものへの感性を取り戻す
ということです。
断捨離には、風水や気など中国の思想も
色濃く影響しているようですが、
断捨離が進むにつれて、
モノやお金などの目に見えるものから、
心や空間のゆとり、心地よさや運気など
目に見えないものへ
価値観が移っていくように思います。

私は上に
「目に見えないものへの感性を獲得する」
ではなく、「取り戻す」と書きましたが、
それはもともとそういう感性を
人間は持ち合わせていると考えるからです。
特に子どもの頃は、
それが中心に働いているのではないでしょうか。


先日、私が参加している整体講座の先生の
お弟子さんが書かれた
「子どものこころにふれる整体的子育て」
という本を読みました。
そのおわりの部分に、こんな一節がありました。


「言葉を知らずモノの名前も知らない子どもたちは
『言語以前の世界』を生きています。
そこではみんな言葉をもたないゆえに、
言葉以外の五感を使って、
からだでコミュニケートしています。
世界をからだじゅうで見て、
からだじゅうで聴いて、
からだじゅうで味わっている。
なんて豊かな世界でしょう。

そんな世界の住人に、
わたしたち大人はどのようにして接していくのが
作法として適っているのでしょうか?
わたしとしてはやはり、
わたしたちもまたその『あわいな世界』を、
『言語以前の世界』を、
もう一度しっかり感じ直してみることから
はじまるような気がしてなりません」


この本の著者、山上亮さんがいう
「言語以前の世界」には、
私が断捨離を通じて感じている
目に見えないものの世界が
含まれているような気がします。
ということは、断捨離はやっぱり
子育てにも効果があるということかな?

「じゃ、赤ちゃんが生まれる前に
ますます断捨離に励もう!」と
思いかけたところでしたが、
今は心のゆとりが一番大事と思い直しました。
自分の心の声に耳を傾けながら、
今一番やりたいことをやっていこうと思います。



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