摂氏911

自然な生き方をめざす女性が、日々のできごと、感じたことなどをつづります。

がんばり過ぎちゃダメなこと

2009-02-21 01:08:45 | 気づき
先日妊婦の歯科検診を受けたら、
また歯周病の治療が必要と言われました。
それで、今日は最初の治療に行きました。

私の歯の最大の問題は、
下あごの歯の根元が出てきてしまっていることです。
根元は固いエナメル質で覆われていないので
傷つきやすい上、プラークの中のばい菌が作る乳酸で
少しずつ溶けてしまうので、
根元が出てしまうこと、
つまり歯肉が下がってしまうことは
とても危ないことなのだそうです。

皮肉なことに、私の歯肉が下がってしまったのは、
私が一生懸命歯磨きをしたからでした。
汚れを落とそうとつい力を入れて磨いたために、
歯肉が下がってしまったんだそうです。
正しいやり方は、毛先の柔らかい歯ブラシの先端を
ポケットに差し込んで、少し前後に動かしながら
汚れを毛細血管現象で吸い出す感じとのことです。

「これは歯1本につき、何秒くらいやればいいんですか?」
と聞いたら、
「何回とか、何秒とかではなくて、
つるつるですっきりするまでやってください。
時間はかかります」との答えでした。

「この忙しい世の中で、歯1本をどれだけ時間かけて磨くの??」
と思ってしまいそうですが、
歯は「食べる」という命を保つ活動に関るし、
人間にとってとても大切な、言葉でのコミュニケーションにも
深く関っています。
そう考えると、歯1本1本をそこまで大切にするのは
当然のこととも言えます。

でも、大事なのは力を入れずに、やさしい力で時間をかけて磨くこと。
磨くというより、歯ブラシの先端で汚れを吸い出すとか、
歯茎をマッサージするという言い方のほうが
正しい磨き方を表すにはふさわしいようです。

「力を入れてがんばり過ぎちゃダメ」というのは、
他の多くのことにも言えることなので、
こんなところでもそんな話に出会ったか~と思いました。
私はすぐに何でも力が入ってしまいがちだから、
それを戒めるために、
こんな体の症状にも出てきたのかもしれませんね。

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2 コメント

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体で学ぶ (かおる)
2009-02-23 21:38:10
泉さん

先日は来てくれてありがとう。

体を必要以上にこすらないということ、
私も息子にも実践しています。
特に息子は、こすりすぎると
てき面にかゆがるので、気をつけてます。
よく言われるけど、人間垢では死なないしね

頭で考えてもよくわからないことは、
体とか他の現象で教えられることが多々ありますね。
体をもって生まれてくることって
そういう意味があるのかなと思ったりします。
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「がんばる」 ()
2009-02-21 09:16:43
昨日は、ありがとう!とても楽しかったです^^

私は、体がかゆくなる人で、子どものころから
抗ヒスタミン剤を常備していました。
でも、体を必要以上にこすり洗いしないようにしたのです。
なでなで洗い程度に。
ちょっと、汚れは落ちているのか?って心配になるけど、その辺りは、その他の五感、たとえば嗅覚・触覚などを使って確認したらいいかと割り切っています。

私は「がんばる」を美徳として生きてきていたのですが、思考の中での変換はなかなか難しいです。でも、目に見える形、触ってわかる形で会得できると、
「がんばる」から解放された、その他の生きる方法を見つけていけるかも、って思っています。

昨日の話で、最近とても忙しいけど、でも時々頭を転換させていくことって大事だ!って思いました。

これまで同様、これからもよろしくです。
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