思索の海辺

壮年部・那由他楽人の個人的思索を書き付けておくブログです。
主に創価学会関係。*今更ながらTwitter開始。

今、学ぶということ

2011-05-01 05:39:55 | 書籍引用

  70歳まで……新しき人間主義の哲理を確立
  80歳まで……世界広布の基盤完成なる哉

 このあとは、妙法に説く不老不死のままに、永遠に広宣流布の指揮をとることを決意する。

《随筆 新・人間革命1「日に日に新たに――”第三の青春”を勇猛精進で」》

…………………………

 大きな戦いが終わった今、我々がしなければならないことがある。
 それは、池田先生の「思想」を徹して学ぶことである。

 引用したのは、1998年1月4日に掲載された随筆の一部だが、ここには非常に重要なことが書かれていると思う。

 「このあとは、妙法に説く不老不死のままに、永遠に広宣流布の指揮をとる」

 今、池田先生は83歳。すでに「このあと」の時代に入っているのだ。
 では、ここで言われている「永遠に広宣流布の指揮をとる」とは何を意味しているのだろうか。
 
 それはつまり、後を継ぐ我々やさらに後の世代が、「池田先生の思想に基づいて広宣流布を推進していく」ということだと思う。
 そこで問題になってくるのは、「我々はどこまで池田先生の思想を判っているのか」ということだ。

 残念ながら、今の男子部の活動形態では「池田思想を学ぶ」といった方向性には、なかなかならない(わが地域だけなのかもしれないが)。もちろん、会合等で先生のご指導を学んだりはするが、私はそれと「池田思想を学ぶこと」は別物だと考えている。

 大事なのは、学び、思索し、自身の血肉としていくことであり、次の「飛躍」をめざして、今、徹して学ぶことができるかどうかである。