専業主婦生活を送ってみてつくづく思うのはこの生活はいろんな情報を必要以上に仕入れて振り回されることも、知らなすぎて損をすることも自分次第で起こりうるんだなあ、ということと それを指摘、訂正してくれる人が社会に出て生活するよりずっと少ないということ。
今、この震災後という普段とはまた違う状況の中 テレビをまったくシャットダウンして放射能の情報を知らずに生きることもできるし、逆に外に出るだけで被爆(被曝じゃなく)するような気がして食料がある限り引きこもり生活を送っている人も結構いるんじゃないかな。事実、母子で西日本へ避難している人もたくさんいますしね。もし実家が関西にあったら・・・う~ん、行っていない、といいきる自信はない。
放射能だけじゃなくて、花粉症という持病も引きこもりに追い討ちをかけています。今年は妊娠していてアレルギーを抑える薬が飲めないので今まで一番悲惨な状態で 実はこの数週間、寝ているとき両鼻が詰まるという最悪な鼻づまりで息は出来ない、口があくので喉が痛くなるという悪循環、マトモに睡眠とれてません・・・(涙)
でも、花粉症の鼻づまりの特権は体を起こすと解消すること。
ということで、つらいけれどまる子のお昼寝の添い寝も一緒に寝たいけれどまる子が寝たらすぐ起きて活動してます。(というより、鼻が詰まって苦しいから・・・)
先々週はフラのレッスンもキャンセルになってしまったのですが 先週の木曜にママイキで一緒に受講したかぽりさんが主催する
パン教室に参加しました。主催の彼女もやっていいものかどうか(その前週のレッスンは計画停電などや交通のことも考えてお休みしたそうです。)迷いながらも今だからこそ、出来ることをやろうということで開催に踏み切ったそうです。
自宅が教室なのですが、グーグルMAPで調べてみたら電車でのルートはそれは見事なコの字の大回りルートで1時間強の所要時間、エレベーターが心配で今はベビーカーは自粛中。ということで比較的近い駅までバスがあったのでソレを使うことに。
結果的にはやっぱり1時間くらいかかったけれど、久しぶりの外出でまる子とのんびりバスにゆられてちょっとした遠足でした。
この日のレッスンのパンは自家製酵母の起こし方と、その酵母を使ってフライパンで焼くシナモンナッツレーズンロールでした。オーブンを使わずフライパンを使用して節電対策です。
実は1ヶ月くらい前まで 酵母パン=ドイツパンのような固いパン だと思い込んでいたけれど そうではなくてイーストからパンを作るか、酵母を使うかの違いなんですね・・・パン好きとは思えない無知でした。
因みに発酵するために一定の温度が保たれる様に保温機みたいなのもありますが、かぽりさんはペットボトルにお湯を入れ、生地を入れた器の上に衣装ケースの引き出しをかぶせて保温するというやっぱりこちらも節電型。今この時期には大事なこと。
かぽりさんにしろ、前に行ったやはりパン教室Salon de Farine の先生の
ブログにしろ、ただ落ち込むだけでなくかといって地震が全く自分とは関係ない、ということはなく、
“今、小さくても自分達が出来ることをやって前向きに生活しよう”
というのが伝わってきて元気がもらえそうです。
私はお2人のような手に職は何もないけれど 今はとにかく前向きに元気にまる子とお腹の子を育てていこうと思っています。