なをぞの徒然草

2008年7月高齢(38歳)&2011年7月超高齢(42歳)で出産、二人娘に翻弄される育児の日々をボヤいてます。

シンデレラ城ミステリーツアーを終了しなきゃならない理由

2006-01-31 23:56:00 | ニュースな日々
私は意外かもしれませんが、短大の2年間と最初の会社を辞めた後に数ヶ月、ディズニーランドでアルバイトをしていたことがあります。お土産の販売(確かマーチャンダイズといっていた)、それと某アトラクションでも働きました。

今日、ニュースでディズニーランドでモンスターズインクの新しいアトラクションができ、それに代わってシンデレラ城ミステリーツアーが終了するとの報道が。

今はすっかり足も遠のいているディズニーランドですが、もともと千葉県民だったこともあったし従業員向けの多少安いチケットを購入できることもあって以前はよく通いました。今でも実家に行くと私が使っていた部屋はディズニーキャラクターのぬいぐるみが山のように置いてあります。(私自身がそういうキャラには見えないと思うけど)

シンデレラ城ミステリーツアーは、キャストと呼ばれるスタッフがゲストを10数人を1つのグループにしてお城の中を探検して最終的に悪者を撃退するという徒歩で周るツアーです。私がやっていたアトラクションと違って、ここはバスガイドのように集団をうまく統率する技量がいるし、それに演技力がモノをいいます。乗り物に乗せてさようなら、よりずっと大変。未確認情報だけど、小さい劇団の人がよくアルバイトでミステリーツアーに配属されるというのを聞いたことがあります。なるほど、確かにアルバイトでも演劇ができます。

私がいたアトラクションにミステリーツアーから異動してきた人がいました。いろんな苦労話を聞きました。単独行動でどっかいっちゃった人がいて追っかけたこと、あるときツアー客全員が日本語が通じないガイジンさんで泣きそうになりながら、でも日本語でツアーしたこと、そしてあのツアーの台詞を全部覚えているゲストがいてちょっとでもアドリブを入れると“こないだと違う!”と怒られたこと。笑っちゃったけど、すごーーーーーーーーーーーく大変だったはずです。

ミステリーツアーって開園当初からではなく途中から始まったアトラクションです。老朽化?だとしたらスペースマウンテンのほうが余程古いわけで。きっと何かしら継続が難しい状況があるのでしょう。

しつこいようですが、このアトラクションは集団でまとまって行動して無事終了するアトラクションです。本来集団で決まった行動をするのを得意としてきた日本人が何か変わってきて自分勝手な行動が増えてしまった結果、ゲストのモラルがないと成立しないアトラクションの継続が難しくなってしまったのかも?と思ってしまいました。









価値観の相違?

2006-01-30 23:22:56 | う~ん。
今朝、電車に乗っていたら目の前に座っていた女子高生がすでにかなりのアイメイクをしているにもかかわらず、おもむろにリキッドのアイラインを化粧ポーチから取り出し、目の周り厚さ3ミリほどの縁取りをしていました。これって、昔のガングロメイクの白黒逆バージョン?

どうみても、殴られたか、志村けんみたい。

誰もとめないのかな。彼女の学校はみんなこんなメークをしているのでしょうか。こんな顔の集団を前にして、先生は怒るより以前に“ぷっ”と笑ったりしないのかな?

こんなに熱心にメークするってことは、彼女の学校はすっぴんで行くのがはずかしくなるくらいみんな同じメークをしてるんでしょうね。けど、ちょっとテレビ見てみたら安藤美姫だって、ドラマの中の高校生達だってこんなメークしていないんですけど。昔から化粧をしてる高校生はいたけれど、最近はしている子としていない子の差がすざましい。している子はきっとそれが“当たり前”でしていないのが“おかしい”のかも。でもその価値観、間違っているってどうして気づかないのでしょうか。あの頃とは比べ物にならないくらい情報を得る方法がありながら、何故か化粧の方法ってすごく失礼な言い方だと学校の偏差値によってすごい差。高校生VSオトナの価値観の違いもさることながら化粧をしない高校生VSしすぎる高校生という同年代の価値観の相違がひどすぎるのでは・・・。


私だって高校生の時は、オトナのいうことや学校の校則にいろいろ反発しました。指定の鞄を持ってこないとか、その頃は違反だったセーラー服の上にセーターを着るとか。初めて買った“色つきリップ”は思ったより色が薄くて(今思えば、口紅じゃなくてリップなのだから当たり前)もっと色をつけようと力を入れた瞬間に折れて食べちゃったりとか。(吐き出したけど)今思えば、かわいいもんです。それに、別にセーラー服の上のセーターも、潰した学生鞄も同じ高校生で私よりもっとマジメな子が見ても今の普通の高校生がこの化粧の高校生を見て“ぷっ”と思うくらい(←実際に“ぷっ”どころか鼻で笑っている高校生を見たことが)ヘンじゃないはず。

確かに、大学生の時の写真は当時流行りのメークや髪型があまりにはずかしくて封印中なんですけどね。

そうか、あの高校生達は数十年後高校時代の写真から封印しなくちゃならなくなるのですね。それってちょっとかわいそう。


IPOD買いました。

2006-01-29 23:53:43 | お買い物
金曜、めずらしく仕事が早く終わったので会社の近くのコジマ電機に行き、とうとう?念願のIPOD NANOを買いました!2GBと4GBでどちらにするか迷いましたが、倍の容量が6000円の価格差に打ち勝ち、結局4GBを購入。

本当に薄いです。名刺ケースとほとんどかわらない、というかむしろそれより軽いです。それになんと、1000曲入れられるらしい。音は、まあ、それなりというところでしょうか。気のせいでなければMDウォークマンのほうが多少は良かったような。以前、音楽をやっている人にCDもデジタルだから本当の音より音域が狭いと聞いたことがありますが、さらに狭くなっているかもしれません。けれど、電車やバスで聞くのには十分です。

とりあえず、家にあるケアリィレイシェルとあと宇多田ヒカルを入れてみました。
それとインターネットからどうしてもダウンロードして聞きたかった本田美奈子のアメージンググレース。…それでも20数曲。

こういうポータブル系ってせいぜい2,3年が寿命だと私は思っております。1000曲ってどれだけになるのか果たして想像がつかない…。っつーか、そんなに入れると検索するのが大変そう…まだ使い方を完全把握していないため、たった数十曲の今ですらもたついているのに。


本屋で世間を知る。

2006-01-28 12:04:29 | ニュースな日々
私もうすうす気にしてて、ブログを検索してみたら結構ヒットしたのが、

お正月特番でホリエモンに“私のいうことを聞いていれば世界一になれる”といった細木数子さんの今後。

ここまではずれると言い訳もきかんだろうなあ。テレビ出演も多少自粛するのかしら、と思ったら昨日もちゃんとレギュラー番組が放映されていましたけど、今年の彼女の運勢は去年までの勢いはなくなることは必至でしょう。

近所に、そこそこ大きい本屋さんがありますが、一時期は細木さんの専用エリアがあって、いつの写真?と思うような昔の本まで平積みされていたのです。が、

昨日いったらすべて江原啓之さんに代わっていました。

ブログ以上に、現実的な世界を見た気分。


笑えない。

2006-01-26 22:58:36 | ニュースな日々
イギリスのうちの会社の人が来月来日して取引先数社の工場を見学することになり、その手配をしています。

取引先の工場は全国に散らばっていて、それぞれの工場の近くで宿泊場所を確保しなくてはならず、時にはその訪問先の取引先がお得意様レートをもつ工場の近くのホテルを紹介してもらいます。

今日、そのうちの一社に電話をしました。工場見学のスケジュールの確認、そしてホテルを紹介してもらうため。

“あー、それほど高くなくていいビジネスホテルがあったんですよ

過去形の表現。もしや…。
“そう、そのもしやです。姉歯と総研がらみのホテルで閉鎖しちゃって…。他にないか調べてみます”

初めて身近にあの一連の騒動が。

その担当の営業マン、“僕も利用したんですけど、そんなに高くないし、綺麗で広くて良かったんですけどね。”

…そりゃ、大事な柱を抜いているから広いのでは…。


夏を探して。

2006-01-26 00:17:20 | ハワイ
今日はフラのレッスンでした。

今練習している曲はE Hihiwaiという曲です。これはモロカイ島というハワイ諸島の中でもとーーーーーーーーーーーーっても地味な島の歌なのですが、この島のあたりで生息する(らしい)貝の名前が曲のタイトルになっていて、(写真がその貝です)歌詞はこんなにすばらしい自然のあふれるモロカイ島に戻っていらっしゃい、という曲です。やはりハワイでも少しでも都会のオアフ島に若者は流れてしまうのだそうです。フラといえば山や海といった歌詞の中にでてくるものをダンスで表現しますが、貝は手のひらを上にして拳骨を作ります。この貝の写真を見てものすごく納得してしまいました。他の貝でもこれなのかな?

もう1年くらいレッスンに通っているのに相変わらずステップはヘタクソなまんまでやっぱり体が固いというのはどんな種類であれダンスには致命的です。音楽関係ならこれほど劣等感を感じることはないのですが。(子供のときにエレクトーンを習っていたので楽譜をすぐ読むのと音感だけは人並みよりはできるのでした)

けど、やっぱりハワイの雰囲気を味わいたくて、こんな真冬だけど夏を感じに毎週通うのでした。

やっぱり、学芸会だったみたい。

2006-01-25 00:22:11 | ニュースな日々
女が女を見る目というのは、厳しいものです。

一時期、ホリエモンと同じくらいマスコミに登場していた乙部綾子さん。“ライブドアの美人広報担当”ということですが、大変失礼ながらそう盛り立てるほどの美人でもないと思った女性は私だけじゃないと思うのですが…。(現にここ数日いろんな人に聞いてみてもやっぱり同じ意見)

彼女が始めてテレビに単独で登場し始めた頃、テレビカメラの前でテレビカメラの横の誰かをいつも目で追っているのがバレバレであまりの受け応えのヘタクソぶりに“何だか学芸会の司会みたい。これが会社の看板としてでるようでは、ライブドアもあまり大した会社ではないのかも?”とこのブログで去年の3月に書きました。あれから約1年弱。年末はやたらとトーク番組にも出演して“自分の言葉で喋る”は多少は慣れてきたようではありましたが…。

先日の強制捜査から逮捕にまで発展し、ライブドアという会社も危うくなってきたのですが 先日21日逮捕直前にインタビューを受けていたのを先日ニュースで見ました。

“堀江は、ウソをつくのが嫌いな人です。だから私は彼の言葉(何も法にひっかかるような悪いことはしていない、云々)を信じてます”ともう目がウルウル状態。

これを見てると、あーやっぱり素人集団だったのか、と思ってしまいました。

まかりなりにも会社の広報なのですから、せめて“現在調査中ですので何も申し上げられません”くらい通り一遍でもいいから広報らしいコメントをしてほしかったと思います。“私は信じてます~!”って、宗教団体の教祖が捕まったときの信者のコメントじゃないんですから。雪印だって、それこそヒューザーだって、広報が“私は社長を信じてます~”なんてコメントは言わなかったですよね。だってシロかクロかわかるまでははっきりとしたコメントをださないというのが普通の会社です。誰も広報の人の個人の意見を聞いていない。会社としてのコメントを求めていたのではないでしょうか。まあ、彼女の場合は別かもしれないけど。






そこがB型。

2006-01-24 00:22:54 | 映画。
私とマーシーの共通の趣味は映画で、一日に2作品を見ることもあります。が、映画といってもいろんなジャンルがあるのですが、2時間ドラマの好きなマーシーらしく彼の好みは一環してハリウッドのような単純なストーリーのもの。私はどちらかというとヒューマンドラマ系か恋愛もの。以前は周りが大ブームになるずっと前に韓流映画にハマって見ていたこともあり先見の明があると自負しているのですが、この時は本流が来る前にマイブームが終わってしまいあそこまでになるとは予測できませんでした。

この冬公開されている韓国の“B型の彼氏”、B型の男とA型の女って同じ組み合わせだ!と(私のA型はサギといわれるくらいA型というよりはO型らしい性格なのですが)思い、“見にいこーよー”と言ってみました。が、韓流映画に興味がないのとあまり恋愛系は好きではないとあえなく却下。(←たまにはこっちの希望に付き合えばいいのにこのあたりですでにB型の片鱗が)

しかし、私が珍しく自己主張したからか作品は憶えていてテレビでこの映画のコマーシャルをしていたときにじっと見ていました。そしてぼそっと一言。

“B型って一番いい性格してると思うんだけど。おかしいっしょ、これ”

…その根拠のない自信がB型なんだってばーっっ!!

去年9月に結婚した友達のTちゃんのダンナもB型。彼女はA型。年末に忘年会で結婚式以来会った彼女に“新婚生活どぉ?”と聞いたら、“うーん、やっぱり自分とは違う人と生活しているって感じだね”と意味深な発言。でも、すごい納得。きっと私もこーな(る)んだろーな。

笑える、けど感傷的にならないのはなぜ?

2006-01-22 23:11:59 | 映画。
三谷幸喜さんが 最近やたらとテレビ出演して頑張って宣伝しているTHE有頂天ホテル、見てきました。名古屋で。

金曜に広島に出張が入ったので、これ幸いと名古屋で途中下車して週末を過ごしてきました。

名古屋で有頂天ホテルをやっていたのは、伏見ミリオン座、どちらかというと単館系の映画を多くやっているらしい映画館でしかも去年の12月オープンしたばかりです。渋谷でいうとロフトの後ろにあるジョイシネマと雰囲気が似ているなあと思ったら同じグループ映画館に栄のパルコにある映画館。なるほど。。

シアターの入り口がせまくて(マーシーによると以前は違う施設だったらしい…レストランかゲームセンターとかだったのかな?)入り口と出口が一緒なので今回のようにヒットしている映画だと終わった時間、せまい館内は人であふれかえってしまいました。

ビックリしたのは年齢層の幅広さ。まさに老若男女とはこのこと、というばかりに家族連れあり、カップルあり、ご年配の夫婦あり、おばちゃん軍団あり。映画館の席の階段を登るのも大変そうなご老人まで!こんないろんな年齢の人の映画は初めてです。これが三谷映画なのでしょう。

内容は、まさに三谷作品らしく、上品なドタバタ映画という感じです。ドタバタしている映画やドラマってただ騒がしいだけなのと、そうでないのと何かが違うんでしょう?私個人的には伊丹十三監督の映画もこれに当てはまるのではないかと思います。主役クラスの出演者がそれぞれいい味だしてます。

さて、私ですが実は新卒で最初に入ったのは某大手のチェーンホテルでした。大学のときにバイトをやったのがきっかけで全くわからない業種よりは、と親の反対を押し切ってホテル業界に入りました。ホテル専門学校より何故か大学や短大のほうが優先していわゆる人気のある部署に配属されました。その結果、家政科という全く違う専攻だったにもかかわらずフロントにいきなり配属。英語の勉強をしようと奮起して会社を辞めるまで3年間、いろんな失敗もしまくり、いろんなお客様に会いました。

自分が体験しているせいか、どうもホテル関係のドラマに弱いのです。あの、高島弟の“ホテル”なんてまさにそれ。このドラマ、時々スペシャルでやっていましたがそこで新人が失敗して泣くシーンを見るたび、一緒になって泣く始末。別に“お涙ちょうだい”でなくても妙に感傷的に今でも見てしまいます。同時にありえない設定、例えば同じ時間に何故かフロントもベルも客室係も、社員食堂でお昼を食べてて“この時間、誰が接客してるんだよー”とツッコミいれることもしばしば。結局、第三者として見れないんですね。

けど、三谷さんの今回の映画はあまりにもエンターテーメント性が強くて感傷的になる余地は全くありませんでした。きっと舞台を見ているのと同じ感覚なのでしょう。

そうそう、作品の中で特に私がいい味でてんなーと思ったのはオダギリジョーさん。二枚目俳優がよくもまあ。あっぱれです。

風化させちゃいけない、よね。

2006-01-20 00:30:48 | ボランティア
毎年1月17日になると またあの地震の日がきたな、と思います。直接体験したのではないのですが、あの日祖父母に連絡が丸一日とれなくて家族全員で真っ青になりながら父と私は会社から、母は公衆電話にかじりついて電話したことを思い出します。

私自身が神戸で生まれて、親戚に神戸の人が多かったにもかかわらず私は地震後神戸に行ったのは従兄弟の結婚式で3月に入ってからでした。地震の1ヶ月前に転職したばかりの私は結局ボランティアに行くこともできずに役に立つこともできないまま、親戚も神戸の人達も普通の生活に少しずつ戻っていったのでした。

今年の1月17日は普通ならトップニュースになるようなネタが3つも揃ってしまいました。まず、ライブドアの強制捜査。それから宮崎勤の最高裁の判決。ヒューザーの小嶋社長の証人喚問。

そのせいでしょうか。あれから11年もたったからでしょうか。地震の報道は少なかったなーと思います。

あの時、ボランティアをしていればよかったな、と思うことが時々あります。心は痛んだけれど、結局何もできなかったなって。けど、ボランティアって気負わずにできることをできる範囲でやることがいいんだって違うボランティアをやるようになって気づいたことです。今私にできることは、風化させないようにすること。どんな方法があるのかな?