M井物産(バレバレ?)のファミリーセールで国際展示場に母と行ってきました。
以前は大手町の本社で開催していたのですが、いろいろあったようで最近はもっぱらビックサイトでやっています。本社ビルのときは地下の食堂フロアと1階のロビーフロアでやっていて狭い場所にギュウギュウ状態という感じでしたが、ビックサイトでいきなり広くなり全部を周るのも大変。本社ではありえない外車の販売も!!!
りんかい線の改札で母と待ち合わせ。普段は私のほうが遅刻することが多いのですが今日はめずらしく私が先でIPODを聞きながら待っていたら
駅探で検索した通りの時間に到着した母が妙な顔をしていていました。
“何かねえ、同じような安っぽい格好をして同じようなキャスターバックを引きずってる若い女の子ばかりたくさんいるのよ。キャスターで足をふんずけられちゃった”といいます。言われてみると確かにキャスターを引きずる“ゴロゴロ”という音が和音状態です。
駅からビックサイトまでの道はセールに行くような感じの人より(土日のセールで日曜の昼過ぎなんてセール達人にはあるまじき時間帯だからでしょうか)その“安っぽい格好にキャスターバック”ばかりで本当に今日はセールがあるのか?!と心配になってしまったほどでした。
いったい何かな。なんとなく美容関係っぽいけど、美容師の何かイベントかな、って母に言ったら“それにしちゃ髪型が凝ってない”といいます。なるほどそうかも。
結局美容師さんではないとある美容関連の試験で彼女達の大量の荷物も納得したのですが 美容関係って不思議です。トップの人たちってすごいオーラがあってとってもオシャレ。私が使っている美容院の女の子は美容学校を出てすぐその美容院に就職してシャンプー担当だったころは何となく垢抜けてなかったけれど数年経ってサロンで髪を切るだけじゃなくて外でメークさんもする今では髪型もお化粧も洋服もちょっとしたモデルよりモデルっぽいのです。けれど、いつになっても“安っぽい”感が抜けない人たちもいます。その差っていつ、どこで別れるのかなあ、などと思ってしまいます。
普通の街中でいろんな人たちの中に彼女達がいてもごく普通なんだろうけど、“展示場”に行くためだけのような場所を歩くと、似たような格好がものすごい集団になって安っぽさが二乗、三乗になってますます変に見えてきました。じゃあ渋谷も?と思えそうですが渋谷もそれなりに雑多だから薄まるのでしょうか。お台場の国際展示場という自然ではない人為的にできた島というエリアにいるせいか余計きついのかもしれません。
今回は特殊な場所なのでこういうこともあるでしょうが、“似たような集団”の人工的にできた街や場所ってその集団に入れなかったときは私にとってすごいしんどい場所のようです。だからある程度は混沌としていろんな人がいる場所のほうが住むにはいいのだな、としみじみ思ったのでした。