なをぞの徒然草

2008年7月高齢(38歳)&2011年7月超高齢(42歳)で出産、二人娘に翻弄される育児の日々をボヤいてます。

ありがとう♪

2007-10-07 00:24:08 | ボランティア
一昨年と去年参加したボランティアのサマーキャンプ(施設や一般家庭の子供達と一緒に3泊4日共同生活します)でしたが、今年は結婚の準備やらなにやらで準備も本番もほとんど参加できませんでした。が、名前だけおいてもらっていました。

その活動も先日子供達との事後交流会が終わって今日スタッフの反省会があって今年の活動も終わりです。

本当は今日参加しようと思ってその連絡をしていたのですが、体調が完全回復していなかったこともあって今日になってドタキャンしてしまいました。

そしたら、夕方送ってくれた写真です。

わーい!という気持ちとかたぢけないーー!!!という気持ちと両方ですー。

よーくみると見える“ひめ”というのは実は私が入った年から使っているキャンプネーム(キャンプ中使う通称)です。キャンプでは呼びやすいように大人もこういった名前を使います。この通称になったのはもちろん私が姫のように高貴だから…なわけはなく、旧姓と同じ名前の市の名物がだるまで、(っていったらバレバレ?)だるまはちょっと、といったら姫だるま、略してひめになったのです。

右横っちょをよーく見ると、“きんぐ”というのも見えます。これも同じボランティアスタッフの男性のキャンプネーム。“ひめ”に“きんぐ”ってこれを作ったケーキ屋さんはおかしかったに違いありません。

引越しとバッティングした去年も、そしてほとんどお手伝いできなかった今年も全く役に立っていなかった私を邪険にすることなく仲間としてみてくれる、こんなによくしてくれるスタッフのみんなに本当に感謝です。このボランティアに参加している理由もその辺りにあると思います。当然、コアになるスタッフがみんなすごく頑張ってくれているからこそ毎年成功しているのですが、普通自分が気合が入れば入るほど入っていない(ようにみえる)メンバーが気になると思うのです。それでも同じ態度で接してくれるので、翌年も気持ちよく参加できるのです。

それと私がこのボランティアを始めた理由も決して誰かに奉仕したいという高貴な思いではなく、普段会社勤めをしていて全く子供と接していない生活で接し方を思い出したかった、というのがあります。結果的に思い出すだけじゃなくて勉強になることも多々あって、ボランティアってギブアンドテイクだとつくづく思います。

ちなみに私が参加しているボランティアグループはこちらです。

この写真を送ってくれたうぉーりーの質問に回答しましょう。
私の夢はいつか大きいお腹をかかえてか、子供を抱いて本番でキャンプに向かうみんなを見送ることよ。(って、また本番不参加かい)って、質問は夢じゃなくて今年はどういう年にしたいか、だったっけか。

バイトを通して。

2006-12-17 16:04:08 | ボランティア
この土曜日、バイトをしましたー!

といっても、友達の友達が主催しているデパートなどの催事場での催し物のお手伝いです。

お手伝いしたのは、横浜市内のいわゆる郊外のデパートの子供服売り場の広場のような場所でシュガークラフトでクリスマスケーキを作ろう!というもの。という私もシュガークラフトなんて作ったことがない(+超がつくほどの不器用)ので、ほとんど1日3回の講習会の準備や簡単な説明といったお仕事でした。

子供服売り場の子供向けイベントですから技術云々というより子供が粘土で遊ぶように作るのが目的。だからベース以外は全部子供達の自分のセンスで飾りつけをします。

いやー、いろんな家族がいました。

結構多いのは、子供は粘土のような砂糖を練っているだけで、飾りつけは全部親がやっちゃう家族。その中でもお父さんも入って総出で楽しそうにやっている家族もいれば、周りのほかの子供の出来を気にしながら、かーちゃんだけが必死になっちゃっている家族もいました。

子供を預けたら両親共、どっかいっちゃった家族もありました。時々、お父さんとお母さんのどちらかが見にきたりしていましたが…これって託児所がわり?

印象的だったのは、隣でずっと立っていたけれど一切手を貸さなかったお母さんがいました。二人姉妹での参加。説明の後、ベースを作りますが、なにしろ他の家族と違って全く手伝わないのでなかなかベースが終わりません。講習会の時間の半分を超えて周りはすでに飾りつけに入っていますが、なかなか思うようにいかないので何回もやり直し、やっと飾りつけに入る頃には残り15分くらいに。

運よく最終回の講習会だったので、結局時間をすぎても二人とも自分達だけの力で満足のいくまで作れたようです。マジメそうだけどしっかりしてそうな姉妹で将来きっと大成しそう。

最近、子供のやることをじっと見ながら手を出さない親って少ないですよね。出しすぎるか、全く関心なしのどちらかが多いと思います。私だって、きっと焦って手を出していただろうなーって思います。

このバイトを誘ってくれたのは、時々参加するボランティアを通じて知り合ったCちゃんでした。

1日終わって、Cちゃんに“どうだった?”って聞かれました。実はいろんなことがちょっと気になったのです。

ボランティアをやってて、遊んでいる時に必ず1人はいる飽きて暴れる子が誰もいなかったこととか。

そりゃ施設の子も楽しそうに笑うんだけど なんか違う子供の笑顔とか。

Cちゃん曰く、“実はね、そういうのもちょっと見てもらいたかったの”といいます。両親がいて、安定した生活をしている家の子供って落ち着いているというか、不安定感がないなあ、って彼女も実感していたのでした。安定した生活って子供の人格形成にこんなに影響するんですね。

しかし、どこが世の中少子化?というくらい子供を連れた家族連れの多い、デパートでした。実家の近くのイトーヨーカドーもそうでしたけど。このデパートでしょっちゅうデートしてたら、結婚して子供を作るって幸せそうって思うよねー、ってCちゃんと二人でしみじみしちゃいました。

一日たちっぱなしでちょっと疲れたけれど、楽しかったしいろいろ考えることもできた一日。機会があればまた参加してみたいな、と思います。










本年度の活動終了。

2006-09-11 00:14:06 | ボランティア
土曜日にスタッフの反省会があって、今年の夏のボランティアのサマーキャンプも活動終了です。

今回の反省会はある区民センターの会議室ですが、畳の部屋に座布団がある何だか旅館の大広間のよう…。人数も少なく何だか“温泉宿、お風呂上り”のような状態からスタート。

もちろん、打ち合わせ自体はちゃんとやりましたよ。

今回のキャンプは、直前の一番準備が忙しかった頃と引越しがぶつかってしまい、ボランティアスタッフとしては恥ずかしいほど欠席が多かったため、プログラムを考える、いろんな備品をそろえるなど準備段階の苦労があまり見えないまま本番となりました。本当はちゃんと参加することが条件だったのですが…。私はこのボランティアグループの“臨機応変さ”がとても良いと思っています。ただし、本番で“知っておくべきことを知らなかった”ことがたくさんあってやっぱり反省。。


私が参加しているキャンプは、毎年テーマが変わります。始まって8年程の活動とのことですが毎年試行錯誤、反省の繰り返しなのだそうです。その中でAちゃんが、“全く同じ内容で続けてやったら完成形に近づくんじゃないのか”との意見も。

それも一案。

ただ、参加する子も連続して参加する子もいれば初めて参加する子もいます。スタッフもベテランの人もいれば、ボランティア自体が初めての人(去年の私がそう)もいます。

連続することは、必ず“慣れ”がでてきます。それは良いのか、悪いのか?

人数がいればいるほど、意見も違ってくるし、こうやって方法を模索すればするほどいろんな議題がでてきて結局5時間ほどかかりました。

その中で個人情報についてというのもありました。

子供達の情報をどこまで開示するべきか、とか。

このキャンプでは、希望する子供達同士連絡先をお互い聞いてお手紙を書こう、というのもあります。スタッフも子供に頼まれれば住所を書きます。

普段の施設訪問ではボランティアと施設側の個人的接触はご法度です。違うグループで問題が発生したというのも聞いたことがあります。それを考えると住所を開示するのはいいのか、考えてしまいます。

この数年の傾向でお手紙が携帯メールになって何人ものスタッフにアドレスを聞き、メールを出しまくってっパケット代がとんでもない金額になった子がいたという問題も。

本当に試行錯誤だらけです。

さて
ミーティングが終わったあと、みんなで飲んで帰ったらポストにミッキーマウスの封筒が。

最近そんな手紙のやりとりってもうやっていないし何だろう、と思ったら住所を書いて!と頼んできた小学校高学年のMちゃんから手紙がきました。

やっぱり、もらうとうれしいなあ。。しみじみ読んでしまいました。

それにしても、この日に届くなんて何だか偶然だけどすごいタイミング。




お化粧について。

2006-09-02 01:18:23 | ボランティア
1人暮らしをしていてつくづく“不便だ…”と思うのが、

眉毛の書き方がヘンでも会社に着くまで誰も指摘してくれない。

ということです。会社のトイレで鏡を見てギョッと自分で気づくならまだいいほうで、ずっと気づかないまま一日過ぎることも。(オフィスは個人個人の仕切りがあるのであまり仕事中に他の人の顔をマジマジと見ることがないので…)

まあ、こんなことは問題外として、化粧ってどこまでやったらいいのか程度がわからなくなって時々とんでもない厚化粧を私自身もすることがあるし(基本的には薄いほうですが)電車や街中で30~40代の女性にも見かけることがしばしばあります。“眉毛はこう描かなきゃ、アイラインはこう入れなくちゃ、アイシャドウはこれ…”と雑誌に載っている“欠点はこう隠せ”をてんこ盛りした結果、全体としては何とも妙な顔になっちゃっている。けれど、自分では気づきません。それどころかその化粧をしないと落ち着かない。

高校生で時々ギョッとするようなアイラインをしている子がいますがあれも勘違いメークの一種ではないかと。オトナになってから高校時代の写真は絶対封印するに違いない!けれど学校の中がそういう化粧が多いので妙ちきりんさがわからない。都内で電車通学しているんだから他の高校生を見て気づいてほしいのに、むしろ“すっぴんでこの子はおかしい”なのかもしれません。

私はそういうのを内心“思い込み勘違いメーク”と命名しています。(ってそのまんまですね)

美容整形を繰り返した結果、何だか人間じゃない顔になった人をテレビで時々みかけるけれど、あれは前述の化粧の進化バージョン(?)ではないかと。

ボランティアのキャンプをしたとき、キャンプをやっている最中はほとんどすっぴんでした。だって化粧する時間もなくて…。麻呂眉(抜きまくった結果眉尻が全く生えなくなってしまいました)で入院していた時ですら描いていた眉毛も描いていないこともありました。しても汗で完全に落ちていたり。

キャンプの最終日のバスで帰っている途中、立ち寄ったサービスエリアのトイレで“さすがに東京に戻ってこのすっぴんはまずい”と化粧しました。

すかさず子供が“化粧した?”と聞いてきました。

“したよ。どう?”(←“キレイになった~”の言葉を期待して)


“してないほうがいい…”(子供は正直)

げげっ。もしかして私がしているのは勘違いメークなの?














子供達とキャンプ その2 プログラムの作り方。

2006-08-10 01:01:30 | ボランティア
去年も今年も、子供のお世話係の担当だった上、今年はキャンプ本番直前が引越しだったこともありほとんど準備に参加できなかったので、完全に他のスタッフ任せにしてしまったのですが。

子供達と一緒だったから見えてきたこと。

このキャンプ、先日も書いたのですが今年で二回目。毎年決まったプログラムがあるわけではなく、毎年プログラム担当のグループが今までのキャンプの経験を踏まえ一生懸命考えます。夏のキャンプ、日中の温度や天気によっても左右されるから相当大変だろうと思います。

去年はいろんなプログラムもみんなで作る料理もとにかく

盛りだくさん

でした。

こんなことをやったら運動会みたいで楽しいよね。こんな食材で班ごとにいろんな料理が作れたら楽しいだろうね。

という思いがたっくさんあったのだと思います。でも去年は滅茶苦茶暑かった。日中走りまわり、ギッシリ詰まった行事を片っ端からこなすのはオトナでもかなりハード。当然子供も。

という経験があったからでしょうか。今年のプログラムは1つの行事を半日かけて準備して本番というのが結構ありました。子供は長時間同じところにじっとできません。ので、そのうち飽きてきてトンボを追っかけだす子が続出。悪くいうと間延びして収集つかなくなって困った!と最初思ったのですが、結局その間延びがむしろ“伸び伸び”できたのかもと思います。今も昔も子供は子供。自然の中にいてもどこにいても何かしら“遊べるモノ”を見つけます。それが良かったという声もありました。

けど、今年はキャンプ前半が残念ながら雨。予定していた行事もいくつか変更を迫られました。その手配と雨天時のプログラム進行が予想以上に大変だったようです。

食事も去年は多すぎた!ということがあり、大量に捨てられる食べ物を子供に見せるのはよくないよね。ということもあったのでしょうが、今年はちょっと少なめ。(キャンプ参加人数とほぼ同数分で準備したそう)でも2,3人前は食べられるような育ち盛りの男の子(+男性スタッフも)には足らなかったような場面が時々。

何でも、“ちょうどいい”ってホント難しい…。

来年は今年の経験を踏まえたら、どうなるのかちょっと楽しみです。






子供達とキャンプ その1~子供の怒りかた。

2006-08-06 00:18:47 | ボランティア
今回のキャンプや、普段の定期訪問で勉強になること、ってたくさんあります。

まず何より感心したのは、怒りかた。

とにかく“考える”力をつけさせることが大事なのです。

いろんなバックグラウンドを持つ子供たち。オトナが他の子や全体に怒っているのにすごく神経質になる子がいます。怒っているというシチュエーションがすでに恐怖で内容は全くアタマに入りません。

反対に、関心を集めたくてわざと怒られるようなことをする子もいます。

だから怒りかたってすごく大事です。けれど一般的に怒る時って、どうしてもオトナの“世間体”で怒りがち。それからオトナの立場から見た否定を押し付けがち。

“静かにしなさい”
“そこに行っちゃダメ”

そこで、子供は聞く。“…なんで?”

何で、静かにしなきゃいけないのか。何で、行っちゃいけないの?

そして、返ってくる言葉。

“オトナの言うことを聞いていればいいの!!”

それって結局、その場でそのシチュエーションに怖くなって黙るだけで結局なんで?が未解決のまま。だから違うシチュエーションになると同じことの繰り返し。

ボランティアスタッフの中にすごーーく怒りかたが上手な人がいます。すごく騒いでいる子がいるとごく普通に

“あれ、どうしてお口が動いているの?”と聞くのです。“静かにしなさい!”より数倍かっこいい。

何で、今は静かにしなきゃいけないの?何故誰かが喋っているときは聞かないといけないの?というコドモの疑問にちゃんと答えられたら。そりゃ、それで1回だけでそれ以降静かになるよーな子だったら逆に気持ちわるいけどでもコドモが注意されたことを、何故注意されたのか、どうすれば注意されなくなるのか、を考える場を与えるのってすごく大事。

キャンプでコドモ達の中にダウン症の子供達もいました。一緒になってキャーキャーと走り回ったりごく普通に話したりする子供達の順応性の良さに驚かされることもあるけれど、やっぱり一部の子供は、“何をいってるかわからない”“いっつも口が開いてる”とか囃し立てる子もいます。特に男の子。

その時になんていうかというと。

“○×(←悪口を言った子)君も何か苦手なことってあるでしょ。何がある?”
それに答えたら、“○君(ダウン症の子)はお話しするのが得意じゃないだけなんだよ。みんな苦手なことってあるでしょ。一緒だよ”“○×君が、それでみんなから意地悪されたらどう思うかなあ?△君(○君の弟)が他の子にそうやっていわれたら、どう思う?”

なるほどなあ!と大感心。

“変なことを言っちゃだめ”だけではわざと怒らせようと“また言っちゃお”って言う子も絶対いるからね。



子供達とキャンプ エピソード1

2006-08-02 00:30:11 | ボランティア
去年からですが、時々参加しているボランティア団体の一大イベントのひとつ、夏のキャンプに木曜から参加してきました。

このキャンプは様々な理由で親と生活できない児童養護施設や、母子支援施設の子供達とダウン症の子供達を5~6人くらいの班にして合計8班で集団生活をするというもの。合計で40数人の子供達と40数人のボランティアで行いました。

いやー、去年も濃い内容でしたが今年も濃かったです。

去年は猛暑で、今年は途中まで雨で、今年のキャンプ地のトイレは目茶苦茶汚くて虫だらけ、家で平凡に生活していたら…と思うのにやった後は気分が良いのが不思議。

ちょっとずつですが、これからそのキャンプの内容等をアップしようと思います。





世間は私立じゃない(怒)

2006-02-05 22:51:45 | ボランティア
昨年夏にボランティアで行ったキャンプに絡んで児童養護施設の訪問をしました。

この施設はいろんな理由で親と一緒に生活できない子供が共同で生活しています。ちょっと前ならキムタクのエンジン、というドラマの舞台になったような施設。(憶えている人まだいるのでしょうか?キムタクドラマの中では比較的地味でしたよね)

あのドラマでも近隣の住民から反対されて一度施設を閉じます。けど、それと似たようなことって現実にあるのですね。

今回訪問した中には、品川区内もあります。品川区って最近公立の小学校が選択制で本来の学区とは違う学校にも行くことができるようになったのです。この制度を最初ニュースで見たとき、私自身通っていた中学校と非常に相性が悪くて子供ながら苦労したのでなんといい制度ができたんだろう!と思ったんですよね。私立に行かなくても、住む場所を変えたり親戚の家に住民票を移したりしなくても(近所にそうして越境通学した子もいました)他の学校に行くという選択ができるって。

けど、今日聞いたのは訪問した施設のある学区の学校の一般家庭の子が違う学区に行ってしまい、児童数に偏りがあるという事実。大量の親御さんが“施設の子と一緒にならないように”っていう理由だけで代えてしまった結果、その学区は数人に対して隣の学区が何十倍もの児童数になったりするそうです。

でも、それってちょっとどうなの?

そんなに“施設の子とは一緒にしない”ほうがいいのでしょうか?でもそれってどうなの?みんないろんな理由があるけど、子供は悪くない。悪いのは親なのに。オトナのエゴに振り回されているだけなのに。自分の子供がそこに入所しない可能性は全くゼロではないのに。

…何より、みんな良い子なのに。

どんな環境においても子供がちゃんと周りから悪い影響を受けずに(というより何が悪いかという判断ができるように)自分の生活、世界をもつようにするのが本来の教育じゃないのかな?って思うんですけど、昔からだけど温室に押し込めて環境だけを整えて安心してる親御さんが多いように思います。判断力をつけさせるのは親の仕事でしょ。学校に押し付けちゃだめだってば。

そういや、先日会社の下のファーストフードでお昼ご飯を食べていたら塾の試験帰りらしい親子が隣の席に座りました。そのときのお母さんの言葉に耳を疑いました。

母親“塾では、誰と仲がいいの?”
子供“えーっと、タケシ君とヒロシ君(←もちろん仮名)かな”
母親“そのタケシ君とヒロシ君はあなたより成績がいいのよね?”
子供“うん”
母親“そう、じゃあ仲良くしててもいいわ。”

…なんちゅー母の言葉。
そんな心配する前に、家でもう少しマトモな食事をさせるべきぢゃ?

などと怒りながら愛読している毎日新聞のさいばらりえこの“毎日かあさん”の今週分を読んだらまさしくぴったりなネタ。

りえこさんの来年小学1年生の娘さんがいいます。“お兄ちゃんと一緒の学校はいや、制服のあるキレイな小学校に行きたい”。するとおばあちゃんが“塾、行かせようか”という横で母さんのりえこさんがいい放ちます。

上等な私立卒業したって、世間は上等な私立じゃねえんだよ…と


風化させちゃいけない、よね。

2006-01-20 00:30:48 | ボランティア
毎年1月17日になると またあの地震の日がきたな、と思います。直接体験したのではないのですが、あの日祖父母に連絡が丸一日とれなくて家族全員で真っ青になりながら父と私は会社から、母は公衆電話にかじりついて電話したことを思い出します。

私自身が神戸で生まれて、親戚に神戸の人が多かったにもかかわらず私は地震後神戸に行ったのは従兄弟の結婚式で3月に入ってからでした。地震の1ヶ月前に転職したばかりの私は結局ボランティアに行くこともできずに役に立つこともできないまま、親戚も神戸の人達も普通の生活に少しずつ戻っていったのでした。

今年の1月17日は普通ならトップニュースになるようなネタが3つも揃ってしまいました。まず、ライブドアの強制捜査。それから宮崎勤の最高裁の判決。ヒューザーの小嶋社長の証人喚問。

そのせいでしょうか。あれから11年もたったからでしょうか。地震の報道は少なかったなーと思います。

あの時、ボランティアをしていればよかったな、と思うことが時々あります。心は痛んだけれど、結局何もできなかったなって。けど、ボランティアって気負わずにできることをできる範囲でやることがいいんだって違うボランティアをやるようになって気づいたことです。今私にできることは、風化させないようにすること。どんな方法があるのかな?

餅つき大会

2006-01-15 21:06:34 | ボランティア
私は去年から、ある子供関係のボランティアをしています。私が参加させていただいているグループは週末に施設訪問をして子供と遊んだりする活動をしています。

ボランティアって、ちょっととっつきにくいイメージがあって、友達や会社でこういうことをしている、というと時々“えらいねぇ…”という目で見られます。本当はそんな高尚な気持ちで始めたのではなく、普段子供と全然接しない生活なので時々でも一緒に遊べたらおもしろいだろうな、という程度。ボランティアが長い人に聞くとそれくらいの気持ちのほうが変に意気込むよりいいそうです。

で、今日は訪問した施設の餅つき大会をお手伝いしました。餅つきって子供のときに参加した自治会の餅つき大会以来。何年前かなんて考えたくもない(というか考えられない)遠い過去です。そう、それにあの頃は子供だったので、なんせ“お客様”サイド。

餅つきってあんな職人作業だとは知りませんでした。

私がというより男性が大変。本当に力のいるし、技術の必要な作業なのですね。私はもっぱらついたお餅を小さい団子にしたり、あんこやきな粉をつける単純で技術の必要のない作業をしていました。

しかし、こうやってついたお餅って本当においしいんですね。(←水野晴郎風)
もち米をついてあんな形状にするって、いったい誰がどうして発見したのか、コーヒーと同じくらい不思議です。